この魔宮の番人、ひいては当番組の司会担当。挑戦者達を時に導き、時に惑わす存在。
「ファ〜ラファラファラ」という独特な笑い声が特徴。
声は山ちゃんこと山里亮太(南海キャンディーズ)に酷似しているが、「山ちゃん」などと呼ばれると「ファラ男でございます」と反論したりする。これは前身番組「DERO!」の管理人やや同局の帯番組「スッキリ」の天の声の流れを汲んでいる。
2012年以降、他の芸能人が「代理」や「見習い」という名目で司会を代行する場合があった。また司会でなくても視聴者プレゼントのキーワードを発表したり、番組の合間にファラ男とトークする名目で登場した人もいた。
2013年以降は演j…声が似ている山ちゃんも挑戦者として登場する事がある。この時、何故かレギュラーに対してのハンデを自分も付けられる事があった。ちなみに成績は特別良くも悪くも無かったが、「崖の女王」ベッキーに1対1で勝ったことがある。
3DSゲームでは彼の(ファラ男としての)生前も語られ、ざっくり言うとこの魔宮は彼が自力で作ったもの。また、キャラの容姿は山ちゃんに似ている。

準レギュラー

出演頻度の多い挑戦者。チームリーダーとしての出演が多い。毎回1組は必ず出演するが、1人も出ない回もあった。

若林正恭

お笑いコンビオードリーの影が薄いと思いきや意外とサイコパスな方。成績は安定していて、特に床の間では「床プロ」の異名を誇る。ただ、クイズの正解ノルマを勘違いしたり、石像の間の試練にて「弓」と「引」が一文字違いなのに気付かず失敗したりと時たま天然な行動をとる。

春日俊彰

同じくオードリーのピンクの方。崖の間ではブロックが全て出るまで粘る事が多く、「全出しの春日」の異名をとっていた。肝心の成績はあまり良いとは言えず、特に壁の間は鉄球の試練で6連敗という記録を打ち立てていた。とはいえ、学生時代から勉強が得意だった事もあり、知識系のクイズでは活躍することも多くあった。しかし、それが活かされそうな(旧)洞窟の間には1度も挑戦した事がない。

ベッキー

「元気の押し売り」でおなじみの女性タレント。成績はかなり良く、中でも崖の間では「崖の女王」の異名を取るほど驚異的な正解率を誇っていた他、賞金のかかった「最後の試練」を最多の3回もクリアしている。だが、2012年春頃にか得意だった壁の間や新クイズが出た崖の間で脱落する事が増え、スランプ状態に。5月ごろに克服し、両方で久しぶりの成功を飾って復活を宣言したが、崖の間ではその後も連敗が少し続いていた。また、洞窟の間も比較的成功率が悪かった。

関ジャニ∞(現在の名称は「SUPER EIGHT」)

基本的に出演時は村上と他のメンバーから1〜2名という組み合わせが多い。

- 村上信五

関ジャニ∞のまとめ役。リーダーシップに優れ、成功率も高く、「Mr.TORE!」の異名をとる。

- 丸山隆平

関ジャニ∞のムードメーカー的存在。世間的には天然な性格とも思われがちだが、TOREでの成績は意外と良い。ただ壁の間のクイズゾーンで挟まった数少ない1人でもある。また、高いところが苦手で、しかもそれを床の間スタート直前に言うという事もあった。

- 横山裕

関ジャニ∞最年長。成績はハッキリ言って悪く、登場する度に失態を晒しては4〜5ヶ月休まされるというのを本人も自虐ネタにしていたが、2012年以降ついに才能が開花し、ファラ男像を初ゲット。その後もたまにではあるが神がかり的な活躍を見せる事がある。

- 安田章大

関ジャニ∞1優しい男として名高い。TOREは苦手で、初成功は横山よりも遅かった。冴え渡る時は非常に良い活躍を見せるため、「好不調の差が激しい」事を番組内でも指摘されていた。

- 渋谷すばる

関ジャニ∞のメインボーカル。レギュラー初期は頻繁に出演していたが、2012年3月以降は出演が全く無くなってしまった。

- 錦戸亮

関ジャニ∞1冷静沈着な男。出演回数は2回のみ。崖の間以外の挑戦ステージは全敗とTOREは苦手なのかと思いきや崖の間では大活躍、更に賞金のかかった「最後の試練」も2度クリアしている。最後の試練を複数回クリアしているのはベッキー、村上、錦戸の3人のみ。

- 大倉忠義

関ジャニ∞1マイペースな性格。実はたった1回しか出演した事がないが、その時は床の間に崖の間に大活躍であった。

田村亮

吉本(当時)の天然。床の間では驚異的な成功率を誇り、「床の神」の異名を取っていたが、徐々に自分だけがクリアしている事を指摘され始め、「床の死神」に降格(?)してしまった。

ステージ

床の間

読みはゆかのまである、間違ってもとこのまと読んではいけない。…とはいえ間違える人は相当いないとは思うが。前番組『DERO!』には無かった新規ステージ。

このステージは傾いた床を数少ない足場を経由し登らなければならない。しかし、足場に到着した後はクイズゾーンで問題に解答するまで次に進めない。解答中は床が更に傾き続き、時間が経てば経つ程傾斜がきつくなるので素早い回答が必要である。

1番上まで行ければ,クイズで正しい3色の宝玉を下の像の口にはめ込む「坂落ちの試練」に1人ずつ挑み、正解すれば斜面が水平に戻って裏に隠された出口と宝箱が再度現れ、自動的に鍵も開いて秘宝を獲得できる。

出口と反対側には大穴が開いており、移動に失敗したり、坂落ちの試練で誤答する（この場合足場が一時的に引っ込んでしまう）とここに落ちて失格となる。

このステージには制限時間があり、登り切れずに時間切れになると全員落ちてしまう。ちなみに、不定期SPを除いてレギュラー放送で登り切れずに時間切れになったのは上地雄輔チームの麻木久仁子のみ。

洞窟の間

『DERO!』で言う遺跡の間と爆弾の間が組み合わさったようなステージ。

部屋には扉で仕切られた横穴が3ヶ所あり、問題を見たら1人ずつここに入って回答しなくてはいけない。また1人入ると扉が閉じてしまい回答するまで出られない。

正解すれば宝箱の鍵を開けるために使う、1枚につき漢字1文字が書かれた石版をもらえるが（1・2番目の洞窟では3枚、3番目の洞窟では4枚）、誤答すると横穴の底が開いて回答者は落下して失格となる。

3問全て正解すれば10枚の石版を用いて宝箱の開封に挑める「石版の試練」に突入。

ただし1枚は開封に使わないダミーなので、いかにして素早くダミーを見つけるかが鍵を握る（当然、正解でない熟語も複数作れるが、基本答えは１通りのみ）。すぐには思いつきづらい熟語が正解なこともしばしば。

正解すれば宝箱の開錠に成功し、残った人数分秘宝を獲得できる。

石板の試練に誤答ペナルティは無いので何度でも回答できるが、１分半(当初は30秒少なかった)の制限時間があり時間切れになると無論全員失格となる。

最後に石板を並べる場所が宝箱の蓋の上なので、手に入れたアイテムで鍵を開けるという雰囲気は出ているのだが、『DERO!』時代からの伝統だった成功時に鍵を開ける音である「ピー　ガチャン」が無い唯一のステージ（蓋は自動で開く）。

SP回では時期にちなんでSPゲストが登場し、ゲストが出題するケースが多かった。

2012年7月23日放送分から新たにチームから30秒間ヒントや答えを伝える『サポートチャンス』が導入された。システムは『DERO!』時代の「命のテレフォン」とほぼ同じ。違いとしては、

「命のテレフォン」は勝手に使えたが、「サポートチャンス」は一旦ファラ男を呼ばなければならない。
「命のテレフォン」はサポートルームが分かっていない場合はスルーできたが、「サポートチャンス」では認められていない。
「命のテレフォン」は誰が答えてもいいし、途中で代わることも出来たが、「サポートチャンス」は指名された人以外は喋ってはいけない。
「命のテレフォン」は直接答えを教えてはならなかったが、「サポートチャンス」では認められている。

というのがある。ちなみに、制限時間のカウントは止まらない。勿論、正解しなければ意味がない。また、2013年1月7日放送分では答えを2択にできる「2択チャンス」も用意されていた。ただし使うと次の問題の選択肢が4つになってしまう。(最終問題で使った際の対応およびそもそも使えるのかは不明)

上記の石版の試練については、レギュラー終了後の特番になってからは8枚の石版をすべて使って（ダミーはなし）1周する平仮名のしりとりを作る「しりとり石版の試練」にリニューアル。よって3番目の洞窟で手に入る石版は2枚。ダミーがないこともあり難易度は前バージョンと比べて少々低め。

新・洞窟の間

2013年1月21日放送分で初登場。

3人同時に洞窟に入り、スピードチョイスクイズに挑む。ジャンルごとに複数ある問題を1人ずつ順番に解答していき、全て答えることができればそのジャンルはクリア。全3つのジャンルをクリアできればファラ男像獲得となる。(2014年10月6日以降の6人で挑むスタイルでは最後の難関もクリアしなければならない)

正解できれば解答権が移動するが、10秒以内に答えられないと即失格（パスはチームで1回まで）。問題を全て答えるまでそのジャンルは終わらないため、1つでも答えられない問題があるとその時点で詰みとなる。初登場回1チーム目では1つ目のジャンルで全員落下し、挑戦時間がわずか50秒で終わった。とはいえクリアするときはファラ男像大量獲得であることが多く､2013年の3人ルールではパーフェクトが2回出ている。

壁の間

『DERO!』にあった同名のステージがほぼそのまま。

ルールも最後の部屋が最初から開いている点と挑戦者への拘束が廃止された点を除けば同じ。

最初の部屋での出題に答えている間に壁がだんだん閉じてくるので、閉じ切る前に正解しないと全員失格となる。ただしここで脱落したのは具志堅用高と関ジャニ丸山のみ。

規定回数正解すれば壁が止まり1人ずつ中央の通路で「鉄球の試練」に挑み（『DERO!』とは異なりランダムにフックが1人だけ外されるシステムはなくなった）、宝箱の開封に使う鍵を取り出して回す。時間切れになると壁が動き出し、試練の挑戦者は押しつぶされて失格。

最終的に3本の鍵を回しなおかつ最後の部屋で、生き残っている人がいれば宝箱の開封に成功し秘宝を獲得できる。回せた鍵が2本以下だと生き残っていた人も全員失格。

2人で挑んだこともあり、その場合は「ラッキーボール」が登場。これを獲得すると鍵2本を獲得することができる。

2013年からクイズもリニューアルし、鉄球そのものを多く獲得する内容になった。

ちなみに史上初の反則負けを出したステージであり、ある力自慢の挑戦者が、鉄球の試練の際に壁を無理やりこじ開けてしまった。

特に、2013年2月4日放送のカオス回は必見である。

レギュラー終了後の特番になってからは「鉄球の試練」も多少リニューアルし、レギュラー陣には鉄球が見えなくなる特殊な仕掛けが追加された。

石像の間

『DERO!』にあった同名のステージがほぼそのまま。

唯一違うのは最後の石像停止ボタンが廃止され、代わりに並び替えの試練が置かれた。

あと挑戦者が最初に引きずられる時の安全を考慮したのか、砂の間で使っていた砂を床に敷いている。また、石像の鼻からも砂が吹き出る。

引きずられてから3枚の扉を開けるまでは『DERO!』と全く同じで、デンジャーゾーン侵入を許した時に鼻のボタンを押すと押した人の犠牲と引き換えに時間稼ぎできる所も同様。

3枚目の扉を開けると石像が所定の位置に移動する。

並び替えの試練は制限時間内に4枚の石版を正しい順番で並べ、正解すれば石像が止まり宝箱の鍵が開く。1回不正解になると右上に正解数（正しく置かれた場所）が表示される。ただし2回しか回答できないので、2回目に間違うと問答無用で全員石像に喰われてしまう。

難易度が高く成功者も少ない一方、並び替えの試練に辿り着けずに全滅したチームはいなかった。(石像の間初登場回の事前特番では2枚目の扉で全滅している)また、1人・3人クリア者はいたが、2人クリアは出なかった。

ミイラの間

2012年2月13日から初登場した新規ステージ。見た目は『DERO!』で言う砂の間に近い。

1人で挑み、制限時間内で7回正解すれば成功。2012年8月6日から2人で挑戦する事が多くなった。

挑戦者には時間の経過とともに,ミイラ製造機で包帯が巻かれていき、時間切れになって頭まで巻かれてしまうと失格となり、ファラ男の姿をした棺に閉じ込められてしまう（成功すれば包帯が自動で逆回転する）。

ちなみに、このステージにもあの例の乱暴男が暴走し機械が停止してしまった事がある。

このステージに挑戦した者は何人かクリアしているが、実は2人時での挑戦のクリアは1度もない。

一応言っておくが、ケガの恐れがあるので良い子のみんなはマネしてはいけない事。

そして女性が1人で挑戦した回はボディラインやポーズなどの巻かれ具合をとある特殊性癖を持つ者に度々愛でられている。

岩の間

2012年9月24日から登場した新規ステージ。内容は『DERO!』の遺跡の間にほぼ近い。

ステージの奥に巨大な岩が置いてあり、クイズに正解できない所の岩が迫ってきて下の奈落の底（溶岩）に突き落とされる。挑戦者は岩に付いた足場にのって問題を３人で１問ずつ（計３問）連続しなければならず、誤答が出ると正解数がリセットされてしまう（これは遺跡の間も同様）。

しかし間違えてもすぐには失格にはならず、「崖っぷちクイズ」というチャンスが与えられる。奈落の近くの床にある画面でクイズに正解すれば、崖から「命の足場」が出てくるので、これに乗れば落下を逃れられる。時間内に正解しないと岩の突進で落っことされる（岩に捕まっている者はベルトや取っ手で固定されているので落ちない）。ただし正解しても油断はできず、しっかりと命の足場に乗らないと落下する恐れもある。中には足場が出る前に落下したり、乗ったにもかかわらずバランスが保てず落下してしまった挑戦者もいた。

正解ノルマ達成で「張り付きの試練」に挑戦。固定が全て解除されてしまい、手に入るトイレのスッポンを岩に張り付けて耐えなくてはならない。正解を合計３つ（１人１つ）言えればクリア。正解すると取っ手が現れるのでこれに捕まって耐えられる。時間になると,岩が高速移動して捕まれていない挑戦者は転落・失格。

『DERO!』の遺跡の間同様はちゃめちゃに難易度が高く、このステージでの唯一のクリアは「Mr.TORE」こと村上信五。ちなみに、これ以前に「張り付きの試練」にたどり着いたオードリー若林正恭が全問正解していたが、どういう訳か正解数を勘違いしてしまい初クリアの称号を逃してしまった。(ちなみに唯一クリアした村上も正解数を勘違いしかけていた)

新・岩の間

2013年9月24日放送分で初登場。

最初から全員崖っぷちでクイズに答える。問題はモニターに写っているものの名前を答えるシンプルなもので、正解ノルマはチームで6問(つまり脱落者が出ると残った人のノルマが増える)。

ノルマを達成しないと次の人には問題が出されない。つまり1人目が詰まれば全滅の可能性もある。

制限時間が来ると岩が高速移動し、崖から突き落とされるが、ノルマを達成していれば「命の足場」に避難できる。

3つのジャンルを全てクリアすれば張り付きの試練に挑戦できる。

地下水路の間

特番から登場した新ステージ。打ち切りの原因となった『DERO!』の水の間を大幅リニューアルした物。

ダクトから放水され、水路が水浸しになって小型の船の上のファラ男像が排水溝から流れ出す前に、すぐには答えにくいクイズに正解しなくてはならない。答えが違うと3本のパイプのどれか1本から放水。もぐってバルブを回して放水を停止しなくてはならない（ただし中央のバルブは放水をもろに受けるとはいえ比較的上にあるのでアタリか）。しかもこの放水を止めるまで次の問題が出ない。5問（3問の場合あり）正解で試練に挑戦。

ちなみに、像の流出を阻むことが出来る竹竿や、筒状にした新聞紙やワラ一切れは用意されている。…のだが正直ちょっと頼りない（ないよりはマシではあるが）。

ファラ男像の代わりに20体ものふなっしー人形が登場したこともあり,10体でファラ男像１個に換算できるというルールが登場した事もある（その際ファラ男像も1個あったが）。