輪廻のウロボロス
りんねのうろぼろす
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社の空戦用バイオロイド部隊「スカイナイツ」の飛行師団長で、自ら「おばちゃん」だの「おばあちゃん」だの自虐気味のことを言う。
元々はP/A-4ピュトンという空戦バイオロイドで、その時のスカイナイツは人間が飛行師団長でウロボロスは戦隊長だった。
その人間が死にウロボロスが飛行師団長に昇格し、戦隊長の座をP-49スレイプニールに譲る。
現在の階級は不屈のマリー・滅亡のメイ・迅速のカーン・鉄血のレオナと同じく少将。
2024年現在、検索はハングル表記の「윤회의우로보로스」の方がヒットする。
青い瞳に黒いショートヘア、黒いレオタードのような服装が特徴。ウロボロスの名称や翼の形状から分かるように、モチーフはマクドネル・ダグラス(現ボーイング)社の傑作戦闘機、F-4ファントムⅡ。
画像はコーギー氏の公式イラスト。
口を開くと八重歯が見えるのでイラストを描く時はお忘れなきよう。
一人称は儂(わし)。
絶望すぎる環境下に追い込まれてT-4ケシクが変異し改造されたカーンや、T-8Wヴァルキリーの中でも特に生存能力の高かった「不死身のヴァルキリー117」(ゲームに登場するヴァルキリー)。そしてトモが突然変異を起こして天才となった慈悲深きリアン。
それらと同じように何人分ものピュトンたちの死寸前までの記憶全てを引き継ぎ、かつ死んだと同等の実践データの書き込みを耐えられたピュトンがウロボロスである。ここら辺は半公式絵師のウェヒヒ氏が漫画にしているので、興味があると読んでみるといいかも知れない。
スカイナイツの面々を「ヒヨコたち」と呼ぶが、様々な経験を経て来たウロボロスにはスカイナイツの面々は孫のように感じるようだ。
温和で優しい性格もありスカイナイツの全員から慕われるウロボロスだが、料理を作ると皆逃げる。これは下手だからではなく、作る量が凄まじく多いため。作戦会議でも弁当を持ち込みメイに勧めていたが「そんな量食べれないわよ!」と断られている。
また、メインストーリーの第11章でもレモネードデルタの軍勢相手に制空戦を行った際「儂らの役目は死んでも任務を果たす事ではないか?」と問いかけた際「オルカでは生きて帰ってくるのも任務よ。アンタの部下でも知ってる事よ」とメイに返された際は納得の表情を浮かべていた。