P-49スレイプニール
すれいぷにーる
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社の空戦用バイオロイド部隊「スカイナイツ」の戦隊長で、回避系保護機の中でも圧倒的な機動性能を誇るスピード狂。
公式PVによると並外れた彼女の反射神経に応えてくれるだけのエンジンが長らく開発できず、連合戦争の終結までは実験機として扱われており、型番も実験機を現す「X-49」だった。
人間サイズゆえにレーダーに捉えられにくく、機動性にも優れる一方で航空機やAGSを相手取るのに十分な火力を持ち、模擬戦において空戦用バイオロイドの優位性を大いに示したという。その後は大量に生産され実戦に投入された模様。
人類が滅亡したのにファンの多さを強調するなど、まるで自分がアイドルであるかのようなセリフが多いが、これはスカイナイツが連合戦争初期に戦闘機や空戦用AGSに取って代わる存在として結成された部隊であり、小型ゆえ発見されづらく小回りが利くこととサイズに見合わない火力から当初の下馬評を覆して大戦果を挙げ、華々しく世に出たため。
「空を飛ぶバイオロイド」自体が当時は珍しかったことに加え、ブラックリバー側もイメージ戦略なのか他の部隊よりメディアへの露出を積極的にさせていたため、半ばアイドルのような扱いを受けていた。スカイナイツのメンバーも満更でもなく、アイドル歌手の仕事を実際に行っていた。
イベント『怒りの狼牙』(2022.06.15-2022.07.27)によると、階級は大佐の模様。
2024年現在、検索はハングル表記の「슬레이프니르」の方がヒットする。
左右がハネ髪になっているブラウンのロングヘアと、赤い瞳が特徴。
黒に白いストライプの入ったピッチリスーツと翼のように見える巨大な飛行機器から「ペンギン」と呼ばれていたが、絵師のKakiman氏曰く「モチーフはツバメ」とのこと。(のちに本物のペンギンが実装されるが)
胸は(ラストオリジン基準でいえば)貧乳の部類に入るが「抵抗を考えてわざと減らした」そうである。
装着している飛行機器は非常に軽量化が進んで繊細な感覚が必要な為、スレイプニール曰く「私にしか扱えない」。
単純に言って、明るく能天気でいいかげんな性格。
メインストーリー第7章のサイドストーリーにて初登場。失踪したと思い心配して探しに来たP/A-8ブラックハウンドやP/A-00グリフォンまでもが、姿を隠していた理由に呆れ返ったほど。
尚、この間もずっと鉄虫を撃退しながらアイドル修行に勤しんでいた。余談だが韓国でのイベントが開催され発表された曲が、本当に韓国の音楽チャートで上位にランクインしてしまうという快挙を成し遂げている。
尚、このイベントは『Project ORCA 〜スターナイトステージ〜』(2022.10.06-2022.11.30)として日本でも開催。課金スキン『プロジェクトオルカ: スレイプニール』を購入するとスレイプニールの歌をBGMに設定することが可能。
現在は司令官(主人公)やバイオロイドが本拠地にしている潜水艦「オルカ1号」内にて、他のスカイナイツと共同生活をしている。
アイドル的な存在とそのスタイルからか、デザイナーバイオロイドであるオードリー・ドリームウィーバーとはお互いをソウルメイトと呼ぶほど仲がいい。また、城壁のハチコとも仲が良く、機動型バイオロイドに憧れているハチコを抱っこして空を飛んであげたほど。
そのハチコを騙して手柄を横取りしようとした事からか、オベロニア・レアの事を「おばさん」と罵り、その後も小馬鹿にし続けるくらい相性は最悪である。
ただ、一見アホの子で自分と仲のいいバイオロイドの事以外は考えないタイプに見えるが内面は決してそんな事はなく、『怒りの狼牙』ではE-16タロンフェザーが撃墜されたと聞き、すぐに捜索係に名乗り出ている。
『Project ORCA 』でもステージに立つことを恐れ、失踪したミューズをコンサートの途中で探しに出かけた。
輪廻のウロボロス外伝によると、それまで戦隊長だったウロボロスが飛行師団団長に昇格して、戦隊長の座を譲られた。
また、P-22ハルピュイア、EB-48Gフレースヴェルグらと共に人類滅亡前からの生き残り組だった模様。
「マッハ100」という言葉通り、あらゆる攻撃をかわす超速娘。
回避型保護機としてかなり優秀な一機。また、Ver2.0からはハルピュイア、ブラックハウンド、P-29リントヴルムと一緒の編隊にすると共同攻撃が発生するようになった。
ゲーム内での相性は最悪だが、戦闘ではレアとはかなり相性がいい。
欠点は機動型の攻撃機・支援機以外は保護しない。また、防御はほぼないに等しく、万が一被弾=病室送りである。
育成だが何も考えず回避極振りでいい。フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスは、回避率20%アップでOK。