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概要

CV

:細谷佳正

:田村睦心(『せましおじさんと焼き肉だゾ』回のでの幼少期)


40歳。

野原銀の介つる夫妻の長男で、次男ひろし

そして主人公のしんのすけひまわりの父方の伯父である。

現在は秋田県大仙市(旧大曲市)の実家で、両親と後述のと共に農業を営む。


ひろしからは原作では「兄ちゃん」→「アニキ」、アニメでは「あんちゃん」と呼ばれている。

原作では、埼玉県春日部市のひろし家に遊びに来ていた銀の介を連れ戻しに来た際に初登場。

そしてしんのすけが初めて会った際には「お前の本当の父ちゃんなんだ」とウソの発言を言い、それを信じたしんのすけが「本当のパパ」と騙されて抱きしめ合っていたそうな…。

と最後に会ったのはしんのすけが3歳の時のようで、現在5歳のしんのすけにとって実に2年ぶりの再会となる。


顔立ちはひろしとかなり似ているが、奇しくも名前通りにケチくさく、心が狭い

体力を使うからと甥っ子を抱っこするのを嫌がったり、服が擦り切れるからと触られるのまで嫌がるという凄まじい狭量さを持つ、肉は焼きすぎると脂が出過ぎて勿体ないとの理由でレア派。

またしんのすけ曰く「秋田一のケチ」。帰省してきた弟ひろし一家に「実家に泊まるなら」と宿泊料を請求したり(さすがにこれは冗談だったが)、電車賃がかかるからとヒッチハイクで数週間かけて秋田から埼玉まで来るなど、こちらも限度を知らない。帰りは迎えに来た父銀の介と一緒だったから自分の財布は傷まなかっただろうが、数週間に及ぶヒッチハイク中にかかった費用は、秋田-埼玉間の交通費よりずっと高くついたはずだが…。

物をくれると相手に思わせ代金を請求するやりとりも多々見せるが、泊まらせてくれたお礼として野原家の庭の草取りをやってくれるだけ美味しそうな物をかぎつけ集ってばかりで見返りが少ない面々よりは僅かに良心的である。


新しい物好きで金遣いの荒い銀の介をよく諌めているが、せまし自身もこっそりシアタールームでアダルトビデオ鑑賞していることをバラされており、やはりスケベな一面は受け継いでいる。


性格はかなり異なる二人だが兄弟仲は悪くないようで、小さな衝突はよくあるがすぐに仲直りしているらしい。「喧嘩するのは面倒だし損」という考えかもしれないが。


野原一家が秋田にやってきた際は、喫茶店で働く女性・こまちに惚れ込んでおり、毎日好きでもないコーヒーを飲みに通うほどゾッコンだった。しんのすけに冷やかされながらも見守る中、こまちとデートの約束を取り付ける。しかしデートの当日になって元旦那が現れ、やり直しを口にしたことでせましの恋は破局となった。しんのすけは「(元旦那が)あと一日遅れてくればよかったのに」と残念そうに言ったが、せましの方はいつまでも気にしていてもしょうがないと過去のこととして前向きになった。


恋愛に対して奥手だったり、想い人の前ではいいところを見せようと太っ腹なことを口にしたり、弟に似た部分が見られた。また、それ以降心境が変わったのか、喜怒哀楽も少し出るようになっている。


まんがタウン2020年9月号(『新クレヨンしんちゃん』11巻)で久々に登場した際には、お見合いパーティーで知り合ったシングルマザー小鹿野育菜(おがのいくな)という女性と婚約したことを明かした。

育菜を大切に思っていることや、菜摘という連れ子がいることに関してひろしに難色を示されたものの、冗談まじりで子育ての手間が省けると述べている一方で、本当の親子になるには時間をかけることが必要といった思いも見られる。

その後育菜と結婚し、さらに彼女との間に息子の芽生(めぐむ)が誕生して三児の父親となる(『新クレヨンしんちゃん』12巻)。


上記のエピソードに加え、アニメ版でも初登場を果たしており、せましに注目が集まりつつある。


アニメでは

長らく登場しておらず、原作ではせましが登場する箇所がカットされたり、家系図紹介にせましがいないなど不遇な扱いを受けていたが、アニメ30周年を記念して2022年8月6日の「野原さんと物語~遅れてきたせましSP~」に初登場。やはり原作と同様どケチで、ヒッチハイクを使いながら春日部にやって来た、親から饅頭を土産に持たされていたが途中で食べたため箱だけになっていた。

また、弟とは違い足が臭くないという設定が追加されしんのすけがせましと会う度に忘れていることが多いので足や靴下を嗅がせて思い出させるやり取りが半ば定番化している(しんのすけからは足は臭くないけどケチ臭いと言われている)。

ただし、春日部に来た理由が原作とは異なり、10年前に社会人なりたてのひろしに借した3000円を返してもらうために来たのだという。そのため、銀の介が登場しない。あとしんのすけは「オラにおじさんがいたなんて30年聞いてないゾ」と視聴者からすればメタ発言をかましている。

その後、2022年10月1日の「せましおじさんと焼き肉だゾ」の回で早めの再登場を果たしており結婚まで早々と書いていくつもりなのかもしれない。

3回目は12月24日に放送された「しんのすけ5歳・父ちゃん5歳だゾ」の回で、シリマルダシの映画を見に銀の介とひろしと共に東京の映画館まで来ていたが、ひろしがはぐれ銀の介と共に探していた、この回では10歳なのだが既に野太い大人声になっていたが5歳のひろしも森川智之であり成人時と同じキャストなので意図的に変えなかったと思われる。

4回目の登場は2023年1月28日の「せましおじさんとスキーだゾ」である。しんのすけ兄妹とみさえが雪景色にはしゃぐも「雪が白いのは当たり前だ」とドライな発言をし、しんのすけや銀の介がナンパをして咎められる様をひろしが「あんちゃんは独身なんだからナンパしても良いんだぜ」と言われるも彼女が出来たらどうするんだ、金がかかってしょうがねえと突っぱね、リフト代がもったいないと歩いて上り、スキーに付き合わされた事を不服とし疲れるだけで得が無いと愚痴り、滑って降りたら登らなきゃならないから帰るまで降りないとケチなだけでなく面倒臭がる様を見せた。そんななか、上の方から女性が「止まらない」と助けを求め救助に行ったかに見えた...が瓶の蓋を100円玉と見間違え動いただけで、皆がガッカリするなか女性とぶつかり、近くに居たと思われるしんのすけに大丈夫かと言われ、怪我は無く有難うと礼を言う女性に「人として当然です」と得意気になるしんのすけに「オマエ何もしてないだろ!」とツッコミをするも受け流された。

しんのすけが名乗り女性の名前を訪ねると「外連出初子(声:池澤春菜)と申します」と述べた。スキーは初めてという初子に初心者向けレッスンを受けたほうが良いとせましは述べるがレッスン料が勿体ないと返す初子に価値観の一致を見出だしスキーの滑り方を教える中、(彼氏に無駄な金を使わせないんだろうな)と期待まで抱いた。

良い雰囲気に見えたと判断したひろしとみさえがしんのすけを連れていき2人きりにするも、のりちゃんという彼氏にスノーモービルに乗りたいと調達させてた事が発覚。

去っていく初子を見て「やっぱり彼女っていうもんは金がかかるんだべ…」と項垂れるせましに、しんのすけがスキーを教えてほしい女性を連れて来るもレッスン料を請求し「そんなんだからモテないんだゾ、せまちゃん」と責められ「ひまちゃんみたいな呼び方すんな!」と反発しながら世の中世知辛いと溜め息をついたのだった。

5回目の登場は同年4月8日の「せましおじさんと留守番だゾ」で、エピソード冒頭でみさえとひろしが互いに出掛ける予定で子供の世話はどうするんだと揉めていた所に割って入ってくる。

玄関の鍵が空いてたから入ったと発言したせいでひろしに勝手に入るなと叱責されたのち、ヒッチハイクで北海道行きの車に便乗し北海道旅行に行ってから帰りのヒッチハイクで東京行きの車に便乗し埼玉に寄ったとのことで函館土産のいかせんを出したが途中で空腹になって食べたため函館土産が箱だけになっていた。

しんのすけとひまわりの世話を託され了承したが、おもちゃを片付けないしんのすけに対しどうせ直ぐ散らかり労力の無駄だから片付けなくて良い、泣くひまわりに泣いても一銭にもならないからエネルギーの無駄、お隣のおばさんの声が聞こえた際にはオラはすぐ秋田に帰るからお隣さんと知り合っても何の得にもならないとしんのすけに説き、テレビの点けっぱなしをきっかけに家電の電気代が勿体無いとコードごと抜くようにと言うなど安定のケチっぷりである。

ただし「友達との付き合いは無駄ではない」との考えを持ち遊ぶ約束をしていたマサオくんの元に向かわせていた。

その後冷蔵庫のコードまで抜いていたため、みさえになんで抜けてるのと叫ばれ、せましは「全部抜け」とは言ってないとしんのすけに言うものの「全部抜くな」とは言われてないと口論になったのを見てひろしとみさえはおもちゃを片付けないように言ったのではないかと問い詰めるも、口笛を吹いて誤魔化していた。

6回目の登場は同年11月25日の「せましおじさんとまつざか先生だゾ」である、しんのすけが町中を散歩してる最中にヒッチハイクで埼玉に来た、せましと出会い食事に誘われ奢ってくれる素振りを見せたことに驚き気が変わらないうちにとせっつくが

埼玉で売っている野菜が気になると先に激安スーパーに入り金欠で来ていたまつざか先生と出会い、自己紹介を交わし「梅さん…素朴で素敵な名前だ」と発言し、まつざか先生は割と喜ぶ反応を見せたのち食事を奢って貰うことになるが、勝手にメニューを1000円(合計3000円)のハンバーグランチにしたこと、ネットでアンケートで当たった埼玉にしかないファミレスでしか使えない5000円の食事券のためにヒッチハイクでやってきた事、残った2000円はテイクアウトのステーキ弁当に使い、受け取ってくださいと渡しまつざか先生にくれると思ったら店内に居た東北弁で喋り食事を終え駐車場に移動していた客に宮城の人だと確認して乗せていってくれるからヒッチハイクで秋田へ帰ると告げ弁当をどうもと取り上げて去っていく様に、「どういう人なのよ…」と、しんのすけに尋ねるレベルで超が付くレベルの変人と認識し落胆と疲労の様相を呈していた。(せましもせましでファミレス内で、まつざか先生の普段は高級スーパーで買い物してるとか、六本木生まれの六本木育ちとかという都会的嗜好と虚言に退屈な反応を見せていた。)

2023年12月23日の予告で「せましおじさんご結婚シリーズ」がスタートするようである、ひろしは「あんちゃんが結婚するなんて冗談だろ?」と言い、みさえは「きっと何かの間違いね!」と相槌を入れての否定的反応に「本当に結婚するんだよ!」とムキになるせましだったが、しんのすけは「どんなお相手か気になる〜」と否定的な反応はせず信じていた。


そして2024年1月6日にせましおじさんご結婚シリーズが開始、結婚式までのウェディングストーリーを笑いあり涙ありケチくささありで(毎月)お届けするゾと告知し1回目の「婚約者がきたゾ」が始まる。

酢乙女あいの結婚を前提にした交際を求められて辟易中のしんのすけをはじめとした野原一家の元に連絡無しで訪れ「一家そろって楽しそうだな。」と声をかけ、あいが追いかけてきたのではないことに一瞬安堵されたと思いきや突然来たことでぞんざいな態度を取られ、お金を借りに来たのかとか、しんのすけのおやつを奪いに来たのかと酷い言われ方をされた後に結婚の予定を報告すると信じられないのか「(しんのすけ)お相手は何科の動物?」や「(ひろし)この性格じゃ一生独身だと思ってたのに」など、これまた酷い反応を受けた後に携帯電話ではなくトランシーバー(理由は通話代がかからないから)で婚約者を呼び寄せるが10歩もかからない位置から現れ「トランシーバーいらないじゃん。」としんのすけにツッコミされた。

婚約者は小鹿野育菜と名乗り結婚したら野原育菜になりますと言い「かあちゃんより若い」と言うしんのすけに「そうかしら」と対抗するみさえに27歳と返し、ひろしは何処でこんな素敵な人と会ったんだと問うと、銀の介に嫌々参加させられたお見合いパーティーで食えるだけ食って元を取って帰るつもりだったせましに料理を持ち帰るつもりでタッパーを持ってきてた(会場側の許可は得ていた)育菜と出会い、2人揃って親や近所にあげる分まで取っていくやりとりの途中で運命を感じ、価値観が合うことと家が農家なのもあり意気投合したという。

これからお互いの家の農業を大きくしていくことや、また改めて挨拶に来ることを述べ、今日の所は一泊だけしていくと発言し「改めて来た時は何泊する気なのよ」とひろしの面を見ながら言うみさえに対し「知らねえよ。」と返してる2人をよそに、「でめたし、でめたし、せまちゃ〜ん。」と言うしんのすけに「ひまちゃ〜んみたいに呼ぶな。」とせましは返し、ひまわりの相手をしながら育菜が「よろしくね〜。」と言うのだった。

2回目は2024年2月3日の「オラにいとこができる!?だゾ」である、野原一家が揃って居間でテレビニュースを見ていて、お天気アナウンサーの高気圧子の結婚報告にショックをうけんしんのすけとひろしの様子にみさえが呆れる中、自分の結婚がショックと勘違いしたせまし夫婦が家の中に現れ玄関の鍵を開けっ放しにして不用心と発言したせましを開いてたから黙って入っちゃいけないと言う育菜の発言に対しアナタも黙って入ってきてますけどとみさえがツッコミを入れつつ、兄ちゃん達の話じゃねえよと返すひろしであった。

2人を居間に座らせ、突然また何しに来たんだと問うひろしに、この間話せなかった大事なことが1つあったと言うせましに、しんのすけがドッキリ?とボケて育菜が当たりとノリツッコミする様をせましが慌てて結婚はホントだと指摘し紛らわしいことするなよと育菜を突っつき惚気る様にノリのいい人だとしんのすけが言ったあと、みさえはお茶を入れようと台所に行くと大事なことの答えである育菜の連れ子の樹と菜摘が潜んでおり紹介し継父になることを告げるせましに「簡単に言うけど子育ては大変なんだぞ」と心配する様子のひろしに「こんなに育ってるから手間が省けてラクだろ」と返し「この先だって大変だって」とひろしは複雑な表情を浮かべており、案の定、樹はせましと育菜の結婚を快く思っていなかったので「おやじ面すんな」や「母さんはだまされてるんだ!」と初対面のせましの血縁者も居合わせている中反発する様子を見せてしまう有り様だったが「こんな綺麗な人と結婚できるなんておかしいもん」としんのすけが同意する光景に「ったくどいつもこいつも…。」と周囲の人間の否定的反応に呆れるせましであった。

息子の非礼を詫びる育菜に対し「ああ…いや大丈夫。わかってるだ。本当の親子になるには時間が必要ってことだ。」と述べるせましにしんみりするひろしに対し、夫婦揃っておやつタイムだとおやつを要求し用意させたかと思えば婚前旅行を兼ねた2〜3日の宿泊を要求し「宿取ってから来いよ!」と怒るひろしに「オマエんちがあるのに、なんで金出して宿取らなきゃなんねえんだ?」というせましに「宿泊料取るぞ」と引きつった顔でひろしは返すが「結婚祝いから引いといてくれ。」とさらに返しひろしとみさえを絶句させてしまう中、プリンで騒ぎを起こす子どもたちの様子に4人は注目させられたあと「これから楽しく…やっていけるのかしら」とみさえが発言し話は終了した。

なお、連れ子を紹介された直後に大事なことなのに前に来た時点で言わなかったのかひろしに問われた際に一度だとびっくりするからまたの機会にと育菜は返し2度びっくりするより纏めてくれたほうが良かったとみさえは指摘したが、元になった漫画のエピソードでは結婚報告と連れ子紹介は纏めて行われていた。


家族・親戚等

野原銀の介:父

野原つる:母

野原ひろし:

野原みさえ:義妹

野原しんのすけ:甥

野原ひまわり:

野原シロ:弟一家の飼い犬

野原育菜:妻

野原樹:長男(義理)

野原菜摘:長女(義理)

野原芽生:次男


小山家:弟嫁の実家


関連項目

クレヨンしんちゃん 伯父

野原家 野原一家 小山家

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