概要
2005年、大曲市と仙北郡神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、
西側を出羽山地と大平山に、東側を奥羽山脈に囲まれた横手盆地北部に位置。
雄物川とその支流が中心部を流れ、平野部に市街地と田畑が広がる。
日本海側気候に属し冬は気温が低く降雪量が多く、市域の一部が特別豪雪地帯となっている。
晩秋と春先は、放射冷却が強まり霜害や濃霧が発生する事も多い。
江戸時代は大曲地区が羽州街道の宿場町として発展。
現在の主要産業は農業で、養豚などの畜産や野菜栽培がされており、米の生産量は国内有数の規模を誇る。
広い山間部も擁するため林業や木材加工なども行われている。
また例年8月下旬に開催される「全国花火競技大会」(大曲の花火)が全国区で有名。
交通
鉄道
大曲駅 北大曲駅 羽後四ツ屋駅 鑓見内駅 羽後長野駅 鶯野駅
中心駅は大曲駅。
奥羽本線と田沢湖線の線路を利用するミニ新幹線である秋田新幹線のこまち号が、秋田駅-大曲駅-盛岡駅を経由して東京駅方面まで運行されている。
高速道路
秋田自動車道
大曲IC 西仙北SA/SIC 協和IC
関連作品
- 『クレヨンしんちゃん』シリーズ
原作漫画・テレビアニメでの描写から、旧大曲市が主人公野原しんのすけの父の実家がある地域のモデルとされている。
スピンオフのビデオゲーム『炭の町のシロ』では、その近隣地域として大曲の名前と風景をモデルにデザイニングがされた架空の集落が登場する。