静岡新聞

しずおかしんぶん

静岡県で発行されている地方紙

概要

静岡県はかつて静岡新報など6つの地方紙があったが、1941年（昭和16年）の太平洋戦争の戦時統制によりこれら地方紙を統合のうえ創刊された。通称は「静新」。

静岡県全域と愛知県豊橋市が配布地域で、静岡県では6割のシェアを誇っている。但し浜松市では中日新聞と、伊豆半島の東南部では伊豆新聞とシェアが拮抗している。社主（創業家）は大石家で山梨県が配布地域である山梨日日新聞の野口家と婚姻関係にあるが、2021年に創業家の社長が諸般の理由により辞任。後任には大石家とは別の人が就任している（但し日刊新聞法による株式譲渡の制限から、前社長も代表取締役として残っている。）

2023年3月には主要地方紙として初めて夕刊を完全廃止した一方で、電子版に力を入れており、Yahoo!ニュースにも積極的に記事を公開している。

関連項目

静岡放送：系列のテレビ局。

清水エスパルス・ジュビロ磐田：どちらも大株主。

読売新聞：静岡新報時代からの繋がりで、静岡第一テレビ開局の際は静岡新聞も協力している。