概要
長野県の地方紙。通称、信毎(しんまい)。県内購読率は61%。
社名に毎日があるが毎日新聞との資本・協力関係は共に無く、むしろ朝日新聞と関係が強い。
長野県の民放4局全てに出資しており、特にSBC信越放送では「信毎ニュース」のタイトルや「協力 信濃毎日新聞」のクレジットを入れて放送している。
報道姿勢
県政に非常に甘い。これに関しては地方紙ではよくあることだが、信毎の場合それが飛び抜けている。
吉村午良が県知事を務めていた時代は乱開発による莫大な県債発行、北信地域に偏った開発、1998年長野オリンピック誘致でのIOCへの買収疑惑などがほぼ報道されていない。また知事や政治家の失言もほぼ報道されず、オリンピック時に批判を浴びた吉村知事の「ミズスマシ」発言を始めとした失言の数々は東京から取材に来ていた全国紙の記者によって露呈した。
ただし田中秀征元衆議院議員に対しては冷淡な態度で、共同通信が全国に向けて秀征氏のコメントを配信した時には地方紙で唯一掲載しなかったとも言われる。
また田中康夫元知事も当選直後は一挙手一投足報道していたが、脱記者クラブ宣言により記者クラブが廃止された後は全てにおいて批判的な報道姿勢に転じた。
テレビ欄
最終面に掲載されるメインのテレビ欄ではNHK総合長野、NHKEテレ長野、テレビ信州、長野朝日放送、信越放送、長野放送、テレビ東京、NHK BS1、BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジWOWOWプライムが掲載され、中面に位置する第2テレビ欄には日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、フジテレビ、東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、名古屋テレビ、テレビ愛知、WOWOWライブ・シネマ、スターチャンネル、BS11、TwellV、BSスカパーが掲載されている。
なぜ在京局や在名局も掲載されているかというと一部の地域では大型アンテナを用意することで山岳回折を利用して受信できること、ケーブルテレビでの区域外再放送で視聴できるからである。ただし区域外再放送が実施されているのは大半の局でテレビ東京のみとなっている。