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CV:富田耕生


概要編集

ゴッドシグマの開発者。

当初は崇高な使命に燃えていたが、息子の死や民間人からの非難などの様々な出来事で徐々に態度を変えていった。捕虜として捕らえたエルダー兵達を過酷な拷問の末に死に追いやり更にはその死体を冷凍保存していたという驚愕の事実が判明。

作中で闘志也達と心を通わせたテラルを拷問中にその事実が闘志也達に知れ渡り、これ以降は急速に周囲との関係が冷え切ってしまうことになる。


物語の終盤にはエルダー側に寝返り、タイムマシン技術などの未知の技術の研究に没頭するようになる。最後は闘志也達との撃ち合いになりかけた際にエルダー兵からの流れ弾に当たり、あっけなく悲しい最期を遂げる。風見博士の死体は闘志也達の手で涙ながらに宇宙葬という形で葬られた。


主役ロボの開発者であるにもかかわらず、敵に寝返ってそのまま改心せずに死亡退場してしまうという前代未聞と言える人物で元々は闘志也達や秘書である理恵からも実の親同然に慕われる人格者であり彼の死体を前に理恵が発した「まるで悪夢を見ているようだわ…これがあの優しかった風見博士とは、まだ信じられない…」という台詞が全てを物語っている。


外部出演のスーパーロボット大戦Zでは創聖のアクエリオンの登場人物、双翅の実験に着手しようとして以降自軍で孤立(実験は不動GENの手で寸前に阻止された)、後に原作同様エルダー軍に寝返った。

この作品では息子を失う悲劇や周りからの迫害に見舞われず、更にスポンサーが無理難題を押し付けるマルチーノよりも遥かに人格者である超重神グラヴィオンクライン・サンドマンになるなど明らかに原作より恵まれた環境だったにもかかわらず裏切ってしまう。

半ば狂気に駆られる形で寝返った原作と違い明確に自らの意思で敵に回るため、小悪党の要素が強くなってしまっている。


敵パイロットとしても登場し、多くのスーパー系主人公に特殊台詞が用意されている。

最後は自軍との対決で乗機を撃墜されるも脱出。

闘志也達から説得を受けるも往生際悪く彼らを殺そうとしたため、その見苦しさを見かねたテラルに引導を渡されて死亡した。


余談編集

元はキャラクターデザイン原案の新谷かおる氏の持ちキャラでもあり、「エリア88」のキルビック大佐、「ALICE12」ではモーガン機長として主役となるなど、各作品にスターシステム的に複数登場する。

キャラの性格には作品により相違があるが、たいていは悪役にせよ味方側にせよ、単純に評価のしづらいかなり癖のある人物として描かれることが多い。


関連タグ編集

宇宙大帝ゴッドシグマ

博士 マッドサイエンティスト 哀しき悪役 闇堕ち


アルバート・W・ワイリー(無印版)…同じマッドサイエンティストで見た目がかなり似てる(髪型とヒゲはエグゼ版にちょっと近いか)。

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