CV:藤原貴弘
概要
本編から110年前の護廷十三隊十一番隊十代目隊長にして十代目「剣八」。
身長221cm、体重316kgの髭面の巨漢。
誕生日は10月5日。作中では既に故人。
流魂街出身で、本名は「鬼厳城五助」。
人物像
八代目剣八・痣城剣八が反逆の末に投獄され、正式な襲名ではなく特例で繰り上げ昇進された九代目剣八をその手で殺して成りあがった荒くれ者。
粗暴な上に、隊首会の出席すら平気でサボる等の素行不良。当時の五番隊隊長・平子真子をして「豚みたいな奴」「難儀な奴」と言わしめる等、悪評に塗れた人物だった。
隊長となって有頂天となっていた所、更木剣八に決闘を挑まれそのまま殺害された。
余談
- そんな感じのキャラであるが、まだ設定が出来ていなかった時期に放送されたアニメオリジナル『バウント篇』では元十一番隊隊士・一之瀬真樹から慕われており、彼からは「崇高な目的を持っていた」「正義の為にすべてを捧げた」などと、まるで人格者であるかのように称されていた。プロフィールを見るに突っ込みどころ満載の設定であり、どう考えてもまったくの別人である。
- ファンの間では人格者であった七代目隊長・刳屋敷剣八、もしくは八代目隊長・痣城剣八が投獄された際に繰り上げで剣八を襲名した「九代目の剣八」を指すとされ、七代目~十一代目の代替わりが急速に行われた為に生じた誤解であると解釈されている。
- 経歴で分かる通り、歴代の剣八と比べれば明確に実力が劣るが、次代の更木が『歴代初の卍解未収得の隊長』と呼ばれていることから、意外にも卍解自体は習得している可能性が高い。ついでに言うと、鬼厳城が殺害した九代目剣八にも同様のことが言える。
- また、アニメ千年血戦篇では更木の回想にてチョイ役として一瞬だけ出演。
- さらに担当の藤原氏は星十字騎士団のジェローム・ギズバットとの兼役となる。声だけでなく体格や顔つき、更木に出くわして即死する末路までそっくりである。