「私の名はメドーサ、魔女メドーサ、今の私には慰め励ましあう優しい姉もいない。私はゴルゴンの仇を必ず取る。お前達姉妹はその道具!」
小夜、ゆずきの曲芸師姉妹に対して「自らの道具にする」と宣言した時の言葉
概要
悪魔道人配下の西洋妖怪の一人で、先に嵐に倒された魔女ゴルゴンの妹。
本人の言によると三千年にわたり生きている。
目的は『忍者大秘巻地の巻』の奪取と、それを持つ『姉の仇ハヤテ』の命。
水晶玉を用いた催眠術で、小夜、ゆずきの曲芸師姉妹や、更にはツムジ等も操った他、人間態として女占い師に化けてタツマキをも操ろうとした。
普通の人の目に見えない悪魔の馬車に乗って移動し、「メドーサ化石の術」で相手を石像に変えることが出来る。
三千年にわたって生きてきた不死身の体で嵐の剣を真っ向から受け止めた。
しかし月の輪が鎌を木に突き刺し、「メドーサを斬るには鎌のみが通じる!」と嵐に助言しために、不利を悟ったメドーサは逃げようとするが、その隙を突いて嵐が鎌を抜きそれをメドーサに目掛けて投げつけた。その鎌が背中に突き刺さったのが致命傷となり、「私は死ぬ……三千年の命の火が消えていく…」とつぶやきながら青い炎に包まれて消滅した。