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龍妹蘭

ろんめいらん

龍妹蘭(ロン・メイラン)とは漫画作品『新機動戦記ガンダムW episode0』に登場するキャラクターである。張五飛の生き方や思想に多大な影響を及ぼした人物でもある。

「私は哪吒(ナタク)だ!!」

概要編集

L5コロニーの一つA0206コロニーに住む武闘集団・竜一族の継承者で超老師・竜紫鈴の孫娘。

竜一族はかつてユーラシア最強と噂された武闘集団だったが強いせいで当時樹立したばかりの地球圏統一連合に疎まれて中国を追放され、老朽化しているA0206コロニーに追いやられてしまった。


正義感の強い彼女は一族最強を自認し、「女を捨てた」と称して自らを哪吒(ナタク)」と自称した。


一族のしきたりに従い、アフターコロニー194年に14歳ながらも婚礼することになった。その許婚相手こそが当時ギムナジウム帰りのインテリだった張五飛であった。だがこの婚礼自体が本人達の意思と反しての結婚であったことから当時は「正義など存在しない」と考える典型的な個人主義者の五飛とはそりが合わず、その後は自分のお気に入りの花畑で彼と戦ったが彼女は完膚なきまでにやられてしまう。


そんなある日、A0206に連合軍とスペシャルズが侵攻してきた。連合軍のセプテム将軍は細菌兵器YO-114を使っての虐殺を企み(この時作戦に参加していたサリィ・ポォは猛反対した)、一方でスペシャルズのトレーズはMS部隊による直接殲滅を望んでいた(この戦いは連合軍とOZの意見が分かれた最初の例である)。

この事態に対して妹蘭は老師Oシェンロンガンダムと共に製造していたトールギスで出撃、敵のリーオーを迎撃する。しかしトールギスはあまりにも凄い加速力の暴れ馬で彼女は身体にダメージを負ってしまう。五飛は「妻を見殺しにする卑怯者にはなりたくない」という一心でまだ未完成だったシェンロンで加勢に入り、細菌をばらまこうとしたリーオーも撃破、敵部隊は撃退したがトールギスは大破し妹蘭自身も死にかけていた。そして五飛は死にかけの妹蘭を花畑に連れていく。


妹蘭「き…綺麗…ね。こんな風に花を見たこと…なかった」


妹蘭「五飛…」


五飛「…何だ?」


妹蘭「私…強かったでしょ…あなたの妻として恥ずかしくなかったでしょ…」


五飛「ああ…お前は強い…誰よりも強い」


妹蘭「ううん…あなたは…もっと…強い…わよ…」


五飛「おい!?目を開けろ!!俺はまだお前に夫と認めてもらってないぞ!!哪吒!!」


五飛「ナタクーーーーーーーーーーー!!」




こうして、妹蘭ことナタクは夫である五飛に看取られながら息を引き取った……。彼女の墓はその花畑に建てられた。

そして五飛は正義のための戦いを決意、自ら神龍と名付け、そして妻である妹蘭が守ったシェンロンガンダムに彼女の魂が宿っているとしてナタクと呼ぶようになった。



また真のオペレーション・メテオのために妻の墓があるA0206を地球へ落とすのを知った五飛は妻の墓と思い出の場所を守るためにこれに猛反発、独断で地球に降下してOZに戦いを挑むことを決意した。

やがてシェンロンは大破しアルトロンガンダムへ生まれ変わっても彼は愛機をナタクと呼んだ。しかし彼に悲劇が訪れる。OZの襲撃を受けたA0206が紫鈴たちの決断で自爆、結局妻の墓も失われる羽目になった……。


そしてマリーメイアとの戦いの後、五飛はデュオたちとは別の場所である竜一族の故郷でガンダムナタクを爆破、妻の魂の安らかな眠りを祈った。


関連タグ編集

新機動戦記ガンダムW

敗者たちの栄光

悲劇のヒロイン

張五飛 シェンロンガンダム アルトロンガンダム ガンダムナタク

トールギス

ガンダムエピオンパイ:五飛が後に作った機体。こちらもナタクと呼ばれる。


オットー:同じくトールギスの殺人的な加速の犠牲となった人。

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