概要
作詞作曲は共にシンガーソングライターの樋口了一が手がけているが、複数のバージョンが存在する。
主なアレンジ
1/6の夢旅人
1997年放送のヨーロッパ21ヵ国完全制覇の際に作られた。
当時、どうでしょうメンバーの鈴井貴之はAIR-G'で自身がパーソナリティを務める番組を持っており、ヨーロッパロケの為に1週間近く番組を離れることとなった時の代理として、モザイクな夜を通じて親交のあった樋口がパーソナリティ代行を受け持った。この時にどうでしょうの応援歌として作られたのが本曲である。
その後1999年開始の「どうでしょうリターンズ」のエンディングとして起用された。
1/6の夢旅人2002
2002年発表。
最終回に使われたこともあって多くのファンの印象に残ることとなり、おそらく、一般的にもっともよく知られたバージョンであると思われる。
実は1/6の夢旅人のメロディ部分を1998年に発売したV6のシングル「Be Yourself!」のカップリング曲として収録された20th Century(トニセン)の「always」(ただし、単純に歌詞を差し替えただけの全く同じ編曲では無く、前奏が多少長いなどのアレンジがなされている一方、一部歌詞は原曲と共有している箇所もある)として樋口が提供、採用されたことにより、著作権の管理がジャニーズ事務所(権利関係の煩わしさで知らぬ者はいないだろう)とエイベックス(アーティストとしてのV6はこちらに所属しているため)の音楽出版子会社扱いとなり、どうでしょう本編、リターンズでの使用が難しくなった(樋口氏は「番組が終わったものだと思って楽曲提供した」という趣旨の事を述べている一方、V6側も「その辺の事情は一切把握していなかった」との趣旨のコメントを残していた)。
そこで権利問題を解消すべく、詩の部分にあまり手を加えず作曲をしなおしたのがこの2002バージョンである。
また、元・北海道日本ハムファイターズの投手だった武田勝(現・石川ミリオンスターズ所属)の登場曲として使用されていたのは当バージョン。90年代の円谷プロ企業CM(ピグモンとブースカがスノボを買いに行くという内容)で使われていたのはalways版である。
主なバージョンは以下の通り。
マスター音源
最終回で実際に流されたのはこちら。
なお、収録中に樋口氏の飼っていたインコのポーちゃんの鳴き声がうっかり入り込んでしまった(上動画の2:32~2:35部分が該当)が、これはこれでいいだろうと判断し、そのまま使用されたという逸話が残っている(実際、藤村Dを含め、この曲を聴いたスタッフは鳴き声を楽器の音か何かだと信じて疑わなかったばかりか、あろうことか該当箇所がケツァールの場面に被せられていたために樋口氏曰く「道民達は何も知らずにこの曲を聴いているだろう」と述懐している)。
1/6の夢旅人2002~saicorne ver./featuring 大泉洋~
ラテン風にアレンジされたバージョン。どうでしょうのDVD特典映像であるミスターのいいじゃないか!踊りテーマソング。
なおこのバージョンには大泉洋も参加している。
ベストコレクション ~あの頃の僕がいるなら~ Ver.
ベストアルバム用に新たにレコーディングされたバージョン。
CD内では「1/6の夢旅人 2002(New Recording)」と書かれている。
1/6の夢旅人/二度目のありがとう
2005年発売。テレビ放送版とアレンジが異なるバージョン。