さぁ、狂気の街「グルーミーウッド」へようこそ……
概要
フランスのゲームディベロッパーチーム「Gloomywood」が生み出したインディーズゲーム。
2017年発売のPC、PS4用ステルス・ホラーアドベンチャー。CERO:Z(18才以上対象)。
プレイヤーは元刑事のスミスとなり、凶悪な誘拐犯のアジトに潜入し、敵を避けたり倒したりして攫われた子供たちを助けていく。
ストーリー
1969年6月13日
久しぶりに家族と過ごす週末だった
例の「大学の事件」にきりきり舞いで息抜きが必要だった
湖でカヌーをやり、森でキャンプをして
ヘレンと子供たちは幸せそうだった…。
7年前に何者かに妻・ヘレンを殺害され、愛する2人の子供たち…当時10歳のマーティンと8歳のサンドラをさらわれたスミス。
刑事としての職も失い、孤独に暮らすスミスはやがて、グルーミーウッドの街に不穏な空気が漂っていることに気付く。
それは、「子供の連続誘拐事件」。
多くの児童が行方不明になっているこの連続誘拐事件は、果たしてスミスの妻子を奪った事件に関係があるのだろうか。
そしてスミスは、血に飢えた連続殺人鬼から、子供たちを救い出すことができるのか。
外部リンク
関連タグ
表記ゆれ
登場人物(ネタバレ注意)
スミス
本作の主人公。
家族とのキャンプ中、何者かに妻を殺害され、目の前で愛する子供2人を攫われる。
その後、別の誘拐事件で直接的な証拠がないまま犯人に私刑をしたことで刑事としての職も失う。
今も子供たち…マーティンとサンドラは生きていると信じ、探し続けている。
ジェシー
スミスの刑事時代からの友人。荒れた生活をするスミスを気にかけ、よく家を訪問する。
彼が助け出された子どもたちが語る「ヒーロー」だと勘づている。
コンラッド刑事は旦那であり、幼い娘がいる。
アントニオ・ペトロネッリ
廃墟になったグルーミーディッチ遊園地を根城にする殺人ピエロ。
それだけではなく子どもを箱詰めにして商売している。
シルビア・スカーレット
グルーミーウッドで最も裕福な玩具会社の跡取り。ペトロネッリの配達伝票に名前が載っていた。
一日に何個もケーキを食べる肥満な女性。
子どもで「人形」を作っており、裏で販売もしている。
アーネスト・ミゲル
シルビアと個人的に親しかった医者。
高齢者向けのホスピスの経営もしており、そこは看護師が老人たちを虐待しているなど劣悪。
子どもたちの臓器売買や人体実験などを行っている。
ルイス・ノーマン
ミゲルが所持していたチラシに名前が書いてあった男性。
豚のマスクをした肉屋の息子で、精肉をしている。
材料はもちろん人肉であり、彼の家族も誘拐した子どもたちを食べている。
ドギー・ダグ
元軍人の廃品業者。裏では違法な闘犬を行っている。
ノーマンの家にいた凶暴な犬は彼の犬舎から譲られたようである。
子どもを闘犬と戦わせたり、洗脳して軍人のようにしている。
セルゲイ・クラハ
誘拐した子どもたちを孤児院で洗脳して殺人鬼に仕立て上げている男性。ペトロネッリ達もその被害者だった。
7年前に大学で学生が殺された事件の関係者。当時は犯罪心理学の教授だった。
そしてスミスの妻・ヘレンを殺し、2人の子供・マーティンとサンドラをさらった張本人である。
???&???
クラハ教授の洗脳教育によって殺人鬼に仕立て上げられた男女二人組。
残忍な性格でスミスへの脅迫として子どもの腕を送り付けた人物であり、孤児院では他の殺人鬼たちから怪物と恐れられている。
この2人を殺すか生かすかでバッドエンドかハッピーエンドか変わる。
どちらにしても「何も知らないほうがよかった…」とスミスの心は晴れることはないが…。