概要
なんJ語。2024年の日本シリーズにおける、横浜DeNAベイスターズ(以下、DeNA)の総得点「33」と、福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)の総得点「14」のことを指す。
実際は勝利数でカウントとなる関係上「横浜4-福岡2」となるが、そのあたりはあまり気にせずに使われている模様(この件はあの記事でも触れている。全く同じこと)。
経緯
パ・リーグではシーズン91勝で貯金42、CSファイナルステージでも北海道日本ハムファイターズに3タテを食わせて悠々と日本シリーズに進出したソフトバンク。
一方、セ・リーグでは広島東洋カープの大失速に助けられなんとか3位に食い込み、CSファイナルステージで読売ジャイアンツ相手に6試合でわずか10点しか取れないながらも、守備がガチガチになり第6戦を制してギリギリで日本シリーズ進出を決めた貯金わずか2のDeNA。
明らかな戦力格差があり日本シリーズ開幕前は「ソフトバンク有利」のプロ野球ファンの声が多数を占め、実際横浜スタジアムで行われた第1・2戦ではソフトバンクが勝利したが、そのソフトバンク側は与四球の多さとDeNA・戸柱恭孝捕手に関する配球データの不足が影響し、その後は4連敗を喫して日本一を逃す結果に。
このシリーズは2005年や2020年のように「日本一チームによる4戦全勝(無敗)」とはならなかったものの、
- 6試合の合計のスコアが「33-14」
…「33-14」という数字の並びにどこかで見覚えがある何かを感じたプロ野球ファンが多数。下馬評からすると極めて落差ある結果のため、ソフトバンクファンにとってはトラウマとなりそうな数字となった。
派生語・関連語
- 三三一四:「33」「14」を漢数字にしてみた結果、あれ…?
- 27-3:第3戦以降のスコア。なんでだ!巨人関係ないだろ!
- 宮城の方が断然いい:「巨人はロッテより弱い」の記事で解説。ソフトバンク・村上隆行打撃コーチのフラグ発言。
- 指笛(口笛):同じく「巨人はロッテより弱い」の記事で解説。第3戦でDeNA・東克樹投手が投球モーションに入る中、ある1人のソフトバンクファンが指笛を鳴らしたことに起因するエピソード。
- 小久保構文:指笛の一件における「よくわからないですね。口笛って何。指笛?笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」という、ソフトバンク・小久保裕紀監督の談話が構文化。「よくわからないですね。〇〇って何。☓☓?笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」
- ピュイピュイドーム:指笛の一件はみずほPayPayドーム福岡で起こった。ソフトバンクの日本シリーズ敗退を受けて「みずほピュイピュイドーム吹く岡」という蔑称がついた。
- 無能の鷹:(優勝請負人・工藤公康元監督の息子の)俳優・工藤阿須加出演の実写ドラマがたまたまこの秋クールに放送されていたため、ソフトバンク及び小久保監督を指すワードになってしまった。さらに小久保監督が現役時代に起こした脱税事件に引っかけて「無納の鷹」というワードも誕生した。