概要
以上2チームが対戦し、初戦から4連勝したマリーンズが1974年以来31年ぶりの日本一を達成した。
なんJ界隈での扱い
このシリーズではタイガースの打線が4戦合計4得点と沈黙した上、投手陣も計33失点と崩壊するという圧倒的なワンサイドゲームになってしまった事から、なんJ界隈では「33-4」とネタ扱いされるようになった。
詳細は「なんでや!阪神関係ないやろ!」の項目を参照。
試合結果
第一戦
- 10月22日 千葉マリンスタジアム
阪神 1-10 ロッテ
ロッテが4本のホームラン、10本のヒットで先勝した。
7回裏に霧が球場全体を覆ってしまい試合が一時中断したが、回復の挑しが見えないため、コールドゲームが宣言された。
一方阪神は5回表に同点に追いついたが、5回裏に逆転された。
第二戦
- 10月23日 千葉マリンスタジアム
阪神 0-10 ロッテ
ロッテは、今江敏晃の2試合連続の4安打で合計8安打の日本シリーズ新記録を達成し、さらには渡辺俊介の史上11人目となる日本シリーズ初完封を成し遂げ、2試合連続の10得点とし、ロッテが2連勝で2勝0敗とした。
阪神は金本知憲と今岡誠が依然無安打、さらには2番手の江草仁貴が8回のベニー・アグバヤニに対して1打席3ワイルドピッチを記録するなど攻守とも精彩を欠きシリーズ2連敗を喫した。
2003年の日本シリーズから続く敵地での連敗は6に伸びた。
第三戦
- 10月25日 阪神甲子園球場
ロッテ 10-1 阪神
ロッテは、2回裏に同点に追いつかれたが、里崎智也の内野ゴロが併殺崩れとなり一点を勝ち越した。その後は、今江の4回表の三塁への内野安打、橋本将の7回表の2点タイムリー、さらには福浦和也の満塁弾(シリーズ史上17人目)を放ちこの回一挙7点、試合を決めた。
一方、阪神はこの試合終了時で25イニング連続でタイムリーなし、4番金本が依然無安打の上、頼みの藤川球児まで打たれ早くも追い込まれた。
1985年の日本シリーズ第5戦から続く本拠地でのシリーズ連勝も4でストップした。
第四戦
- 10月26日 阪神甲子園球場
ロッテ 3-2 阪神
ロッテは、2回表に李承燁の2ラン本塁打を放ち4試合連続の先制、さらには4回表にも李がタイムリー二塁打で追加点を上げ3-0とする。
阪神は5回裏に代打桧山進次郎の右前打を打ち3-2と一点差に攻め寄った。
一方の阪神は6回表途中からこのシリーズ中でようやく始めて「JFK」(ジェフ・ウィリアムズ、藤川球児、久保田智之)揃い踏み出した。
一方のロッテも7回裏からこちら「YFK」(藤田宗一、薮田安彦、小林雅英)が揃い踏み出した。
最後は9回裏、小林雅が藤本を空振り三振に仕留めた。