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概要編集

本大会の表題は「SMBC日本シリーズ2017」。

銀行大手・三井住友銀行(SMBC)がタイトルスポンサーを務める。


守護神のデニス・サファテがNPB記録となる54セーブを記録し、シーズン94勝かつ2位西武と13.5ゲーム差をつけて独走でのパ・リーグ優勝を果たした工藤公康監督率いる福岡ソフトバンクホークスと、セ・リーグ3位ながら2位阪神と首位広島を倒してクライマックスシリーズを制覇して1998年以来19年振りの日本シリーズ出場を果たしたアレックス・ラミレス監督率いる横浜DeNAベイスターズ日本シリーズで相まみえ、日本一を賭けて戦った。


なお、両チーム(ホークス対ホエールズ→ベイスターズ)は前身チームを含めてもシリーズでは戦った前例がなく、今回が初顔合わせであった。



試合結果編集

☆は勝利投手、★は敗戦投手、Sはセーブ。


第1戦編集

10月28日(土)@ 福岡ヤフオク!ドーム


チーム123456789R
DeNA0000100001
ソフトバンク12007000X10

  • 【ピッチャー】

DeNA: 井納★、田中健、須田、平田、砂田

ソフトバンク: 千賀☆、森、嘉弥真、寺原


  • 【本塁打】

DeNA: なし

ソフトバンク: 長谷川勇1号(2回裏2ラン)


戦評編集

ソフトバンクが投打でDeNAを圧倒し、幸先良く先勝した。

DeNAは井納翔一が大誤算だった。


第2戦編集

10月29日(土)@ 福岡ヤフオク!ドーム


チーム123456789R
DeNA0000030003
ソフトバンク10000030X4

  • 【ピッチャー】

DeNA: 今永、三上、砂田、パットン★、エスコバー

ソフトバンク: 東浜、嘉弥真、森、石川☆、モイネロ、サファテS


  • 【本塁打】

DeNA: 梶谷1号(6回表ソロ)、宮﨑1号(6回表2ラン)

ソフトバンク: なし


戦評編集

ソフトバンクが1点を先取するも、DeNAは6回に梶谷隆幸宮﨑敏郎がソロと2ランを放ち、3-1と逆転する。


2点を追いかけるソフトバンクは7回に安打で足がかりを作ると、DeNAの遊撃手倉本寿彦がエラーを犯しオールセーフとなる。

この後同点とし、中村晃が放ったタイムリーが本塁での際どいクロスプレーとなる。

当初はアウトの判定だったが、20分に及ぶビデオ判定の結果、セーフに覆ってソフトバンクが4-3と逆転。

最後は守護神デニス・サファテが危なげなく抑え、ソフトバンクが2連勝を決めた。


第3戦編集

10月31日(火)@ 横浜スタジアム


チーム123456789R
ソフトバンク1002000003
DeNA0001010002

  • 【バッテリー】

ソフトバンク: 武田、石川☆、嘉弥真、森、モイネロ、岩嵜、サファテS

DeNA: ウィーランド★、砂田、エスコバー、井納、パットン


  • 【本塁打】

ソフトバンク: なし

DeNA: ロペス1号(4回裏ソロ)


戦評編集

19年ぶりに横浜スタジアムで開催された日本シリーズは、

ソフトバンクが3連勝で早くも王手をかけた。


DeNAは前回、決勝点に繋がるエラーを犯した倉本が3安打1打点と挽回。

しかし、1番打者の桑原将志が3試合全てで(14打席)無安打とブレーキになってしまう。

大洋時代の1960年から続いていた本拠地不敗神話も57年で途切れた。


第4戦編集

11月1日(水)@ 横浜スタジアム


チーム123456789R
ソフトバンク0000000000
DeNA00002013X6

  • 【バッテリー】

ソフトバンク: 和田★、石川、五十嵐、攝津

DeNA: 濵口☆、パットン、山﨑康


  • 【本塁打】

ソフトバンク: なし

DeNA: 宮﨑2号(5回裏ソロ)、髙城1号(7回裏ソロ)


戦評編集

3連敗で後がなくなったDeNAは、ルーキーの濱口遥大が先発。

その濱口は、ソフトバンクを8回1死まで無安打に抑え切る快投を見せた。

打線も宮﨑がシリーズ2本目となる先制本塁打を放つなど6点を挙げ、9回もシリーズ初登板となった守護神山﨑康晃が危なげなく抑え、DeNAが一矢報いた。


第5戦編集

11月2日(木)@ 横浜スタジアム


チーム123456789R
ソフトバンク1000300004
DeNA00020300X5

  • 【バッテリー】

ソフトバンク: バンデンハーク、モイネロ★、岩嵜

DeNA: 石田、三上、砂田☆、エスコバー、パットン、山﨑康S


  • 【本塁打】

ソフトバンク: 中村晃1号(5回表2ラン)

DeNA: 筒香1号(4回裏2ラン)


戦評編集

ソフトバンクが1回に1点を先制するが、DeNAは4回に筒香嘉智が逆転2ランを放つ。

しかし、ソフトバンクは直後の5回にタイムリーと中村晃の2ランで4-2と逆転。


2点を追いかけるDeNAは6回にチャンスを作ると、筒香がフェンス直撃のタイムリーを打ち4-3。

続く宮﨑もしぶとくセンター前に打ち返し4-4の同点。

なおも1・3塁の場面で嶺井博希の打球を、二塁手明石健志がエラー。

この間に3塁走者の筒香が帰り5-4とDeNAが逆転。


ソフトバンクは8回にチャンスを作るが、ここでDeNAは守護神の山﨑に交代。柳田悠岐を三振に打ち取る。

続く9回も2死満塁と山﨑を攻め立てるが、最後はファーストゴロでDeNAがリードを守りきり、

3連敗から2連勝。再び福岡に戻ることとなった。


第6戦編集

11月4日(土)@ 福岡ヤフオク!ドーム


チーム1234567891011R
DeNA000030000003
ソフトバンク01000001101X4X

  • 【ピッチャー】

DeNA: 今永、井納、砂田、パットン、山﨑康、エスコバー★、三上

ソフトバンク: 東浜、嘉弥真、石川、森、モイネロ、岩嵜、サファテ☆


  • 【本塁打】

DeNA: 白崎1号(5回表ソロ)

ソフトバンク: 松田1号(2回裏ソロ)、内川1号(9回裏ソロ)


戦評編集

ソフトバンクはDeNA先発の今永昇太から1点を先制するが、DeNAは、指名打者に起用された白崎浩之が同点のソロ本塁打を放つなど、5回に3点を挙げ、6回終了時点で3-1と、第2戦と似た展開になった。


ソフトバンクは8回に1点を返し3-2と1点差に詰め寄ると、9回表には1点ビハインドながらサファテが登板し、無死2塁とピンチを作るも後続を0点に抑える。

9回裏にDeNAは守護神山﨑を送り出す。デスパイネを打ち取るも、続く内川聖一にソロ本塁打を打たれ、試合は3-3の同点のまま延長戦に縺れ込む。


ソフトバンクはサファテが10回・11回も登板し、3イニングを0点に抑え込んだ。

そして11回裏、川島慶三がサヨナラ打を放ち、死闘に終止符が打たれた。


福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりの日本一に輝いた

2013年から、5年連続でパリーグのチームが勝者となった(この後2020年までソフトバンクがシリーズ4連覇のため、最終的には2021年の東京ヤクルトスワローズに記録を途絶えさせられるまで8年連続となった)。

惜しくも敗れた横浜DeNAベイスターズは、前身の大洋時代を含めて68年目で初の日本シリーズ敗退となった。





表彰選手編集

第2戦と第3戦でセーブを挙げ、第6戦では3回無失点の好投で日本一を呼び込んだ。

2015年には李大浩2016年にはブランドン・レアードと、3年連続で外国人がMVPを受賞することとなった。


第2戦と第4戦では本塁打、第5戦では同点タイムリーを放つなど5試合連続で安打を放ち、勝負強さを発揮した。


1番打者として日本一に貢献した。


第6戦で同点に追いつく起死回生の本塁打を放った。


第4戦で8回1死までノーヒットに抑える快投を見せた。


関連イラスト編集

祝!DeNAベイスターズCS突破!!

ベストを尽くせ!!

2017日シリ


関連タグ編集

日本シリーズ

2024年の日本シリーズ:次回の対戦。三浦大輔監督率いるDeNAが4-2で小久保裕紀監督率いるソフトバンクをくだしリベンジを果たした。


【前年】2016年の日本シリーズ

【翌年】2018年の日本シリーズ

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