桧山進次郎
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ひやましんじろう
阪神タイガースに所属していた元プロ野球選手。主なポジションは外野手(ライト)。
出生当時は在日韓国人3世で韓国名は「黄進煥」(ファン・シンファン:황진환)であったが、2016年に日本国籍を取得している。
平安高(現・龍谷大平安)、東洋大学を経て1991年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。
- ルーキーイヤーの1992年から一軍に出場。一軍定着は1995年で、この年は亀山努に代わって後半からライトのレギュラーをつかんだ。
- 1996年からはレフトのレギュラーに。96年は22本塁打、翌1997年は4番に定着して23本塁打をマークした。
- 1998年は開幕カードで2番スタメン。1999年、2000年はレギュラーの座を奪われるが2001年に復帰。以前は確実性に課題があったが、この年初めて打率3割をマークするなど打撃面で成長を見せた。
- 2002年はオフにFA権を行使するも、オファーがなく残留。
- 2003年は金本知憲の加入、濱中治の台頭などで一塁手での出場を余儀なくされるものの、結局濱中の離脱後外野手に戻る。この年は7月2日の甲子園(中日戦)にてサイクルヒットを達成するなど活躍し、チームの18年ぶりのリーグ優勝に貢献。日本シリーズは敗退するが優秀選手賞を獲得。
- 2004年は自己最多84打点を挙げるが、2005年はやや成績を落とし、2006年からは代打出場が主になる。翌2007年にかけて打撃不振に陥るなど、一時は退団の危機にも立たされた。
- 2008年からは、八木裕に代わる「代打の神様」として活躍。現役最終年の2013年まで代打の切り札としての起用に応えた。
現役引退後はホリプロとマネジメント契約を締結、野球解説者として関西地区で活動をしている。
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