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概要
バンド名は、1911年にアーヴィング・バーリンが作曲したジャズのスタンダード・ナンバー「Alexander's Ragtime Band」から。
ヴォーカルの石橋凌とドラムのキース(メイン画)以外のメンバーが度々入れ替わったため、ギタリスト基準で第一期~四期に分類される。
東京で結成されたが、1970年代~80年代に於ける福岡市発祥のシーン「めんたいビート」と一緒にされがちなのは田中と石橋、白浜と浅田孟(1987年~90年に在籍したベーシストで、シーナ&ロケッツのオリジナルメンバー)が福岡出身だからか。
来歴
第一期(ギタリスト:田中一郎)
1978年のデビューから1983年まで。
この時期、最も多くのアルバムをリリースしている。
バンドの終焉まで演奏され続けた楽曲も多く、「魂こがして」は人気が高い。
第二期(ギタリスト:斉藤光浩)
1983年から1986年まで。
田中がツアー中に突然脱退したため、BOWWOWを脱退した斉藤をサポートに迎えてツアーを敢行。その後斉藤は正式加入した。
期間は短かいが、石橋の映画出演(「ア・ホーマンス」)やボクシングの聖地・後楽園ホールにリングを組んでライヴを行うなど、活動の密度は濃かった。
第三期(ギタリスト:白浜久)
1986年から1990年の最初の解散まで。
「ROCK OVER JAPAN」、「灰色の水曜日」、「HIDE and SEEK」、「Private Girl」、「朝のかげりの中で」、「HEROES 〜英雄たち」のカバーが、アニメ「輪るピングドラム」のED、挿入歌として使用されたが、この時期の楽曲である。
1989年、「ア・ホーマンス」の監督でもあった松田優作が他界。石橋は俳優業に専念する事を決め、翌年の代々木オリンピックプール公演を以て解散をアナウンス。
第四期(ギタリスト:内藤幸也)
名曲「LOFT23時」の舞台、移転前の新宿ロフトで最初のライヴを行う。
嘗ての「KIDS」(ARBファンの意)だったEBIの参加が話題を呼んだ。
橋本真也が興したZERO-ONEのイメージソング(現在ZERO1-MAXで使用)、東北楽天ゴールデンイーグルスの応援歌もこの時期の楽曲である。
現在
メンバーはキースのみとなったが、「自分がいる限りARBは終わらない」と宣言し、今もミュージシャン活動を続けている。
関連タグ
トリプルH:「輪るピングドラム」劇中のアイドルユニット。2011年、全曲ARBカバーのアルバム「輪るピングドラム キャラクターソングアルバム」がリリースされた。