初代MWの詳細は→「CoD4:MW」
概要
Call of Duty:Modern Warfareとは、2019年にACTIVISIONから発売された
ミリタリーFPSシリーズであるCall of Dutyシリーズの19作目である。
CoD4:MWをベースにMW2、MW3を繋げて設定が作り直された
リブート作品であり、2019年10月24日時点の現代戦を舞台にしたテロリストとの戦いを描く。今作においてはクロスプレイが可能となり、PC、PS4、PS5、XBOXONE、XboxSeriesX、全てのプラットフォームで対戦可能となった。
また、COD:Ghosts以来、6年ぶりのCERO:DのCoD作品である。
名称はCoD:MWだが過去作と混合しないようにCoD:MW2019と称されることが多い。
また、現代らしくキャラクターのアクターにYoutubeで動画投稿をしているコスプレイヤーや元軍人、装備開発会社の社長、はたまたラッパーを起用するなど、今どきな面も強い。
銃器描写が強化されており、従来のCoDとは異なり、合成の銃声を使わず実銃録音にこだわったり、リロードモーションの挙動や反動なども従来の作品とは比較にならないほどクオリティがアップしていてCODを大きく変えた作品である。(ただし銃のモデリングはライセンスの関係で架空ディティールや合体させたキメラ銃等もある、さらにチャンバーのプラス一発を再現していない等、粗はまだあるが次回作COD:BOCWより細かくしっかり作られてる)
オンライン必須のタイトルとなっており、シングルプレイのみで遊ぶ場合でもオンラインへの接続が必要となっている。(その為WZ等の追加コンテンツのダウンロードは必須となっている)
また、ディスクメディア容量の限界の関係もあり、パッケージ版ではディスク内のデータのインストール後に不足データをダウンロードする仕様となっており、起動してすぐオンラインに接続してのアップデートが求められる仕様となっている。
オフライン状態ではCPU相手の練習モードのみが選択可能となっている。
ストーリー
「この物語には100%の善悪や、白と黒に割り切れない部分があり、複雑な倫理観に基づいています。全ての事象がグレーゾーンの中にあり、どちらかに線引きをすることの難しさが見えてくるでしょう」– TAYLOR KUROSAKI、INFINITY WARD スタジオストーリーディレクター
CIAのアレックスと海兵特殊部隊は、ロシア軍の大将でありながら、露政府の意を反する独自の勢力を持つロマン・バルコフ持つ危険な科学兵器を捜索していた。
ヴェルダンスクの秘密工場で対象を発見したものの、謎の勢力に強奪されてしまう。
ヨーロッパと中東を舞台にSASとCIAの化学兵器奪還の極秘作戦が描かれる。
時代背景こそ2019年だが、時系列的にはCoD4よりも前のいわばエピソード0的な側面もあるように見えるが、本作(MW2019)と過去作のMWシリーズ(CoD4MW~MW3)には物語の繋がりは一切ない。
マルチプレイ
マルチモードも2019年が舞台であり、アメリカ・イギリス軍中心の勢力
『Coalition(コアリション、"連合"の意)』とロシア軍中心の勢力
『Allegiance(アリージャンス、"忠誠"の意)』との戦闘という設定になる。
オペレーターを変更することで様々な出身のキャラを使用可能。デフォルトのMIL-SIMオペレーターもスキンを変えることでアメリカやロシアではない別の国の兵士にすることができる。
バトルパスも存在し、それを解除していくことで新武器も無料で使用可能となる。
本作では従来の作品で存在したレベル1からやり直すやり込み要素である
プレステージが廃止され、レベルが最大の155になっても次のシーズンになるとレベル55になる、というような体裁をとっており、いちいち武器の解除を最初からやり直す必要がなくなった。
また、前作BO4から体力回復を待たずに行えるスティムショットが受け継がれた。
従来のMWシリーズ同様、デフォルトでのゴア、欠損表現はないが購入したバンドルの設計図によってはBOシリーズ同様、ゴア表現が追加され頭が吹き飛んだり切断面から血が吹き出たりするが、日本語版では規制されており、そのバンドルを購入してもゴア表現がなされることはない。
設計図
本作で新たに追加された要素。過去作のマスタークラフトや武器バリアントに近いが、
違うところは課金で手に入れても性能や獲得経験値は変わらないこと。
そして自分がレベルが足りなくて解除していなくても武器やアタッチメントを先取りして使用可能であることが過去作との違い。
ガンスミスでカスタムしたオリジナルカスタムを改造武器設計図として登録可能。
ガンスミス
これも本作で新たに取り入れられた要素。
Perk関係なく全員が銃にアタッチメントを5つ付けることができ、銃によってはカスタムで実質的にカテゴリ自体を変えることや銃そのものを別の銃にすることもできる。
(例 LMG→AR SMG→AR AR→LMG)(具体的に MP5→MP5SD AUG 9mm→AUG A1 AK47→RPK 等々)
これによって従来のCoDのカスタムと比べ、銃の改造がより大胆に可能となり実質的に実装された銃が数倍以上に。
また、その後のアップデートで設計図のパーツを組み合わせることが
可能になったため、さらに外見のカスタマイズの自由度が広がった。
CO-OPモード
CO-OPモードでは逆にCoalitionとAllegianceが『Armistice(アーミスティス、"休戦"の意)』として手を組んでヴェルダンスクを襲撃したアル・カターラを掃討するという設定になる。1年間のPS4独占コンテンツであり、2020年9月にPC,Xboxで解禁された。
マップはWARZONEと同じヴェルダンスクの範囲を狭めた物やGroundWar用のマップが使われている。
海外では高難易度なゲームが好まれるため、このモードも例にもれず難しく、きちんとリソース管理をしながら4人で協力しあって攻略しないと残り一人で弾薬が切れて詰むということになりかねない。
しかも敵AIが普通に賢い為、隠れていても後ろに回り込んで滅多打ちしてくる奴もいれば自爆特攻してくる奴までいる。
リリース当初は異常なまでに難易度が高かったが現在ではアップデートによってハードルがかなり下がっている。ただしそれでも気を抜くと死ぬので仲間と手を取り合ってクリアしよう。
クリアすると銃の設計図等がもらえるからしっかりとやろう
ミッションの一つであるストロングボックスは敵が無限湧きする上で仲間4人と固まってプレイできるため、武器経験値の稼ぎ場として非常に有用である。リストックを付けるのを忘れずに。ただしマッチングする方が現在は稀である...
WARZONE
詳しくはCoD:WZにて
映画とのコラボ
10月から行われたハロウィンイベントであるThe Haunting of Verdanskにて
有名なホラー映画のビッグタイトルである「SAW」と「悪魔のいけにえ」とコラボが行われた。
SAWはCOALITION側のオペレーターであるモルテ用のビリー人形のスキンやドリルをイメージしたナイフが、悪魔のいけにえはALLEGIANCE側のオペレーターであるベリカン用のレザーフェイススキンや劇中で所持しているチェーンソーをイメージしたFiNN LMG(KAC Stoner LMG)用の武器設計図が手に入るバンドルが発売された。
同じく日本ではかなりマイナーである映画「The Drums of Jeopardy」からALLEGIANCE側のBale用にDr. KarlovLivesバンドルが登場し主要人物であるDr. KarlovスキンとAK-47とMP5の専用設計図が手に入る、映画自体は1931年に公開された白黒スリラー映画である(いくら何でも古すぎる)
ちなみにCoD作品が映画とコラボするのは同じIW製のCoD作品であるCoD:Ghosts以来であり、同作も「ハロウィン」と「プレデター」といったホラー映画の巨頭とコラボしている。(プレデターはジャンルとしてはアクションだが一作目はホラーといっても差支えが無い内容。)
余談
- バトルロイヤルやCO-OPで使用されるマップであるヴェルダンスクのモデルはウクライナの工業都市であるドネツィク。
関連動画
関連タグ
CoD:MWII-リブート版MWシリーズの続編。新バージョンのWarzoneも付随。
CoD:MWIII-リブート版MWシリーズの3作目。遂にあの男が登場し、MWシリーズ史上で最も大規模な戦闘が展開される。