概要
光属性・悪魔族の融合・効果モンスターであり、「HERO」、「E-HERO」に属する。
英名は「Evil HERO Lightning Golem」。
アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』において覇王十代が使用した。
カードテキスト
E-HERO ライトニング・ゴーレム/Evil HERO Lightning Golem
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊する。
解説
E-HEROの融合モンスターの1種で、専用の融合魔法でのみ特殊召喚できるという縛りと、1ターンに1度、自他のフィールド上のモンスターを表示形式などを問わず破壊できる効果を持つ。
破壊効果は条件が緩く有用で、打点もそれほど低くないが、登場当初からしばらくの間は「ダーク・フュージョン」や「ダーク・コーリング」といった、このカードの融合召喚に必要なカードを調達する手段が少ないことなどが響いて、召喚する機会があまり巡ってこなかった。
一応、融合素材のクレイマンなどは、GX終了後に登場した「レスキューラビット」などによって展開しやすくなったものの、こちらは融合素材が比較的緩めで、マリシャス・エッジとの兼ね合いも図れるダーク・ガイアに回されることが多かったらしく、しばらくの間は一部のファンデッキで時折使用される程度に収まった。もっとも、プリズマーの効果をとおして素材を墓地送りすることはできることと、クレイマンが「奈落の落とし穴」による除去をかいくぐり、且つ「ブラック・ガーデン」などの恩恵を受けられるステータスであったため、細やかながらデッキ投入の余地も残っていた。
その後、名前を指定する融合補助カード「融合準備」の登場など、少しずつではあるが、サポートカードが増え始め、2019年6月にようやく「ダーク・フュージョン」をサーチできるカード、E-HEROアダスター・ゴールドが登場。シンクロ、ペンデュラムなどの登場や環境高速化に対応しきれるほどとはいかないまでも、このカードを始めとするE-HERO融合モンスターを召喚・活用する機会が増加した。
ただ、破壊効果の条件は緩めで癖はないのだが、破壊や対象をとる効果への耐性を持つモンスターなどが増加した今となっては、それほど脅威というものでもなくなってしまっているので、1、2度使えれば儲けものと割り切る必要もある。
というか比較対象のE-HEROマリシャス・ベインが強すぎる。
関連タグ
「E・HERO スパークマン」を融合素材とする融合モンスター
カード名の右側は融合モンスターのテキストにおける融合素材の表記を挙げる
E・HERO
- E・HERO ダーク・ブライトマン(「E・HERO スパークマン」+「E・HERO ネクロダークマン」)
- E・HERO サンダー・ジャイアント(「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」)
- E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン(「E・HERO フレイム・ウィングマン」+「E・HERO スパークマン」)
- E・HERO プラズマヴァイスマン(「E・HERO スパークマン」+「E・HERO エッジマン」)
- E・HERO シャイニング・フェニックスガイ(「E・HERO フェニックスガイ」+「E・HERO スパークマン」)
- E・HERO テンペスター(「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO スパークマン」+「E・HERO バブルマン」)
E-HERO
- E-HERO ライトニング・ゴーレム(「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」)
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