ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ISU-152

いーすーすとーぴぢすゃーどどゔぁー

第二次世界大戦中、ソ連が開発・運用した自走砲。
目次 [非表示]

概要編集

第二次世界大戦中、ソ連が開発・運用したIS-1重戦車ベースの自走砲。

1955年までに2,450輌が生産された。

詳しくはwikipedia:ISU-152 (自走砲)を参照。


開発編集

前身となったSU-152は、その火力で敵の重防御拠点や重戦車を破壊可能な成功作となった。しかし車体のベースであるKV-1重戦車は1943年11月で生産を終了することになり、生産ラインはIS-85(後にIS-1)に切り替わるため、IS-85のシャーシを使用する新型車両に更新されることになった。

コーチン技師のチームにより43年7月に開発が開始され、試作車は9月に完成、11月に制式採用となった。基本的な構造がSU-152から特に変更されなかったことによるスピード開発であった。


SU-152との相違点編集

車体がIS-1重戦車になって車体部分の車高が低くなり、その分だけ戦闘室は背が高くなっている。

また、日本語版Wikipediaでは「戦闘室天井は、全面が溶接されていたSU-152に対し、ISU-152では後半部分がボルト止めに改められている。これは被弾・誘爆時に容易に外れて爆風を逃がすための措置(ブローオフパネル)」であるという記述があるが、誤りである。

SU-152ではむしろ天板全体がボルト留めであったものが、後半のみ残された形となっており、ドイツ語版ではボルト留めは「整備を容易にするため」と記載されているほか、ボルト留めの部分がブローオフパネルとして機能した、またはそれを目的としているといった資料も存在しないため、独自研究とみられる。


戦歴編集

1944年2月には、軍または方面軍直轄の独立重自走砲連隊(OTSAP)に21輌ずつ配備され、バグラチオン作戦から本格的に運用され、野戦や市街戦で活躍している。

終戦後は一時的に生産を停止するが、1947年にIS-2の車体を用いて生産を再開した。

輸出も行われ、朝鮮戦争第三次中東戦争第四次中東戦争イラン・イラク戦争湾岸戦争などで使用された。


派生型編集

wikipedia:ISU-152 (自走砲)を参照。


登場作品編集

ソ連軍の自走砲として登場。

撮影に使用されたのはT-55を改造した車両。『若き兵士たち 栄光無き戦場』にも同型と思われる車両が登場している。

  • ホワイトタイガー

ソ連軍の自走砲として登場。

シリーズ皆勤の戦車。いずれの作品でも英語・ドイツ語の「JSU」表記となっている。

初代PS「コンバットチョロQ」では作戦10「脱出!爆撃都市」で初登場。高火力な自走砲として登場するが、初登場のステージでは戦後型の戦車も登場しておりあまり目立たない。

PS2「新コンバットチョロQ」では「越えろ!大防衛線」に登場。「JSU-152重突撃砲」表記になっている。エキスパートアリーナ「グランドボンバー」で対戦し、勝利すると使用可能になる。

自走砲専用「H」カテゴリーの武装を装備できる。

GBA「コンバットチョロQ アドバンス大作戦」では敵タンク「自走砲JSU」として登場。「15.2センチ砲」と「高機動戦闘タンク」で再現可能。

クリティカル率の高い間接攻撃武器である15.2センチ砲と、あらゆる地形で行動可能な高機動戦闘タンクを備えた強力な戦車。敵タンクとして登場する際にはクラッシュ(一撃必殺)効果を持つロケットパンチを装備している。

ISU-152、ISU-122S、Object704が実装されている。ISU-152は主砲を換装することでISU-122、ISU-122BM、Object247仕様にできる。

ISU-122Sは期間限定販売されたプレミア車輛。

こちらもISU-152、ISU-122、ISU-122Sが実装されている。


関連タグ編集

自走砲 駆逐戦車 IS-1

関連記事

親記事

自走砲 じそうほう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 118631

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました