楽曲情報
作詞:秋元康
作曲:ナスカ
編曲:mellow
概要
『Start over!』は、櫻坂46の6thシングル。2023年6月28日発売予定。
センターには、今作が初の表題曲センターとなる藤吉夏鈴が就任しており、久々の1期生・2期生全員選抜となる。なお、休業中の遠藤光莉は本作には不参加となる。また、前シングル「桜月」で参加した3期生は今回も表題曲には不参加となる。
カップリング曲のセンターには同期の田村保乃が就任しており、今作も前作「桜月」と同様に両A面シングルとしての要素が強くなっており、3人センター制も引き続き廃止されている。
曲調は、かつての欅坂46らしさと現在の櫻坂46らしさが混ざり合ったものとなっており、イントロで刻まれるビートが「何かのはじまり」を予感させた直後、ハッとするようなセンセーショナルなメロディーとそこから奏でられる少しダークなチャールストン・ジャズのメロディーラインが切迫感を感じさせ、現世を生きる人たちの心の中に在るやるせなさやもどかしさを巧みに表現している。
歌詞もタイトルの「Start over」の意味である「やり直す」をテーマとして、「一度犯した失敗から逃げている自分の弱さを知った上で一からやり直し、新たな自分へと生まれ変わる」主人公の物語を想起させるものとなっており、その中には「Start over」と似た意味を持ち、「ゼロにする」という意味を持つ「Make it zero」が使用されている。
本作でもユニット曲は無く、1・2期生全員曲×3、1期生曲、2期生曲、3期生曲×2で構成される。特に2期生はグループ加入から実に約3~4年を経て初めて2期生曲を貰えた。
オリコンでは、初日売上35.2万枚を記録し、1位となった。
Billboardでは、初日売上47.2万枚を記録し、1位となった。その後、オリコンで初週売上初週43.9万枚、Billboardでは初週523,606枚を記録し、1位となった。オリコンでの記録は、デビューシングル「Nobody'sfault」の初週売上40.9万枚を上回る自己最高初週売上となった。
同年8月13日には、櫻坂46の大ファンである漫画家・冨樫義博氏の代表作『HUNTER×HUNTER』とのコラボMVが公開。
同年12月29日には、センターの藤吉がソロでTHE_FIRST_TAKEに出演、本楽曲を披露。
MV
通常ver.
コラボver.
THE FIRST TAKE ver.
ヒット祈願
「課せられた10個のミッションを15人連続で成功させよ」というチャレンジ。かなりの集中力と重圧に打ち勝つ力を問われるかつ、全員一致団結で行かないと達成できないヒット祈願となる。なお、センター藤吉夏鈴は2個のミッションに参加する。松田里奈と武元唯衣はスケジュールの関係からか、今回は不在。
10個のミッションと担当メンバーは以下の通り。割り振ってある数字はチャレンジする順番。
1. 大園玲はフリースローを担当。これは説明不要だろう。
2. 森田ひかると大沼晶保はグレープフルーツサーベルキャッチを担当。森田がグレープフルーツを投げて大沼が剣に突き刺す。
3. 田村保乃は麻雀牌2段積みを担当。その名の通り、長く並べられた麻雀牌をうまく持ち上げて別に並べられている麻雀牌の列の上に乗せる。
4. 藤吉と増本綺良はけやかけ時代からお馴染み、スーパーボールキャッチを担当。藤吉がスーパーボールをワンバウンドさせて増本が持つコップに入れる。
5. 井上梨名と小池美波はバトミントン6往復ラリーを担当。これも説明不要だろう。
6. 土生瑞穂はリコーダーを担当。ドレミファソラシドとドシラソファミレドを連続で間違えずに吹く。
7. 上村莉菜と幸阪茉里乃は縄跳び2人跳びを担当。上村が縄を回して幸阪がタイミングよく入り、2人入ってから10回跳ぶ。
8. 山﨑天はバランスボールけん玉を担当。地面から足を離してけん玉をやってそのまま3秒耐える。
9. 小林由依・守屋麗奈・齋藤冬優花はリンボーを担当。本作が6枚目シングルであることに因んで、66cmのバーをリンボーで3人連続でくぐり抜ける。
10. 藤吉はろうそく10本一息全消しも担当。その名の通り、10本並べられたろうそくを1回だけ息を吹いて全て消す。
これらを1回もミスせずに全て連続成功させる。どこかでミスしたら最初からやり直し(Start over)という、日向坂で会いましょうでいうワンカットPV撮影のようなもの。当然、後に行けば行くほどプレッシャーは増す。
当初は増本がリンボーに志願したが、すぐにダメだったことが発覚して「一般女性」と若干ナレーションにイジられた齋藤と交代。また、失敗が重なるうちに上記の順番も入れ替えたりした。
そして、62回目のチャレンジにしてついに成功。藤吉のろうそく消しに関しては62回目で初めての本番だったにもかかわらず、成功させる。終始トップバッターだった大園は当然、62回バスケットボールを投げることになった。