概要
『帰ってきたウルトラマン』最終回でウルトラマンジャックの使用した投げ技。
相手の腰と頭を持って頭上に持ち上げ、ぐるっと回して空中に投げ飛ばすというもので、相手の身動きを取れないようにしてからスペシウム光線でとどめを刺す。この技で宿敵であるゼットン二代目を葬り去った。
曰く光線技を吸収してしまうゼットンを倒すために編み出した技であり、またウルトラマンシリーズ中初めて技名を叫んで使った技でもある。おそらく、ただの気合いだろう。
余談
映画『ウルトラマンサーガ』ではウルトラマンダイナ・フラッシュタイプがアーストロンの尻尾を掴んで振り回し、空中にぶん投げてソルジェント光線を浴びせ撃破するというどことなく似た戦法を使っている。
これに学んだのかウルトラマンゼロもストロングコロナゼロの姿でこの技を使用する。ジャックと異なり投げられた相手は空中で拘束され、そのままガルネイトバスターにつなげて止めを刺すのが基本。キングシルバゴンに対しては投げ飛ばした直後にルナミラクルゼロにチェンジして沈静化させるという戦法を取ったこともある。また、『ウルトラマンX』に客演した際にも、ナックル星人バンデロに対して普通の投げ技として使用し、ダメージを与えている。
その後、ウルトラマンオーブはジャックとゼロの力を借りるフュージョンアップでゼットンを進化させた強敵を下すが、その形態の名はハリケーンスラッシュと呼ばれた。
投げ技ではないが、ウルトラマンエックス・ゼットンアーマーはゼットンを倒す際にゼットントルネードという回転体当たりでバリアーを破ってからザナディウム光線で止めを刺していた。
関連項目
ウルトラマンジャック ウルトラマンゼロ / ストロングコロナゼロ