学年	華京院学園中等部1年生（PRIDE The HEROまで）→華京院学園中等部2年生（Shiny Seven Stars）
性別	男性
誕生日	3月14日（ホワイトデー）
星座	魚座
血液型	A型
身長	154cm
出身地	東京都武蔵野市
利き手	両利き
属性	ツンデレ系
好きな食べ物
苦手な食べ物	人参
声優	内田雄馬、高山みなみ/中嶋ヒロ（プリリズRL）
舞台版	廣野凌大

涼野家/クロスロード

父・涼野弦、母・涼野鶴、姉・涼野いとの4人家族。

父の弦は人気ロックバンド『Lucky★Star』のトップギタリストだった。しかし弦の不注意が絡んだ交通事故で彼のバンド仲間・神浜丈幸が死亡。弦は自責の念に駆られて妻の鶴と別れ、鶴とユウは北海道で暮らすことになる。

家族全員が楽器を嗜んでおり、『クロスロード』という名の家族バンドを組んでいた。姉のいとがRL作中で「クロス」と名乗るのも家族の絆を大事にしていた為である。

RL作中における神浜家との和解後、再び家族揃って暮らすようになる。RL最終話以降、姉の彼氏でもある天才アーティスト・神浜コウジを迎え入れ、本格的にバンド活動を開始した。

Q.お姉さんとは仲がいいんですね

「はぁ!? 家じゃだらしないし、すぐ怒るし、尊敬できるとこなんてねぇよ。Over The Rainbowの休止宣言のあとも、すっごく不機嫌になって突然お尻蹴っ飛ばされたぞ」

（公式ムック『Ready Sparking!』）

プリリズRLの概要

RL時点では口数が少なく表情も乏しいが、共に暮らしている母親をとても大事に思っており、彼女が父親の現役時代のライブ映像を見ながら泣いている姿をいつも見て、心を痛めていた。

その為、父の意を汲んで復縁する事が出来ないといった母親の言葉から、「ママはパパの事が嫌いなんだ！」と、独り善がりな解釈で勘違いした姉のいとに対して「ママの事をバカにするなら東京に帰れ！！」と激怒しており、自分が見てきた母親の姿を打ち明けている。

また、ハッピーレイン♪のプリズムショーを嬉しそうに見ていたり別れ際に大きく手を振ったりと、年相応の無邪気さも持っている。心なしか、赤面率が高い気がする。涼野家のお子さんは皆ツンデレなのだろうか。

ちなみに母からは『結が居るからママ安心♪』と言われており、親子関係は良好である模様。

第30話「誓いのクロスロード」では福原あんに「プリズムスターで誰のファン?」と尋ねられた際、「誰のファンでもない」と返答していたが、第47話でプリズムクイーンカップでいとの応援に訪れた際、合流した蓮城寺べるに頬を赤らめながらサインをねだっていたことでべるファンであることが判明した。

KING OF PRISMの概要

TV版から2年後。エーデルローズに入学し、プリズムスタァ候補生になった。

キャッチフレーズは「お姉ちゃんを超える！」。

先述通り、名前の表記は「涼野ユウ」に変更。

中二病を拗らせているのか本人は「ゼウス♂」と名乗っている（後述）。ファンからはRL時代の姉の「†クロス†」ネタに絡めて「†ゼウス†」と†付きで揶揄される。

変声期を迎えたという設定故か、声優が内田雄馬に交代（周囲のキャラクターを演じている人達が若手声優という理由もある）。森園わかなを演じた内田真礼の弟であり「中でも外でも弟」のポジションが話題となった。

涼野家と神浜家を取り巻く問題もとっくに解決し、家族揃って暮らしていたため普通に「わがまま」も言えるようになった。

姉・涼野いととも八つ当たりで蹴られる程度には遠慮がない間柄に……。

引き続き、家族やコウジ達と共にバンド活動をしている。楽器なら何でも出来るらしいが、一番得意なのはドラム。エーデルローズではその才能を主に「作曲」という形で発揮。

エーデルローズの面々が使用する楽曲（ソロ、ユニット曲）は、ほぼユウが作曲している。

（劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HEROでは、コウジの作った曲で踊りたいと思っているヒロに

コウジが元々作曲したものに少し姉と手を加えたものを提供した。）

普段は年が近いこともあってか西園寺レオ、一条シン、香賀美タイガと行動することが多い様子。

ちなみにユウのセリフや担当パートの歌詞に「糸」という単語が散見されるが、これは姉の涼野いとや自身の名前(結=“ゆ”う)に関係すると思われる（代表例は1作目主題歌『ドラマチックLOVE』での担当パートの「赤い糸」）。

べる推し/姉への憧れ

今なお現プリズムクイーンのべるの大ファンで、べるから貰った手紙を宝物にしている。しかし、べるの抱きまくらを使う（情報源：十王院氏）、寝る時にベルローズのパジャマを着るなど、中二病以外も拗らせてしまった様子。

一時期べると恋仲でないかと噂されたことを理由に速水ヒロに対抗心を持っている。

『キンプラ』ユニットプロジェクトでヒロと組んだ際にも対抗心剥き出しだったが、同時にコウジの渡米決定で本調子ではないヒロ（と姉）を心配していた。

プリズムスタァとしての姉に憧れているが、改めて口に出すのも恥ずかしいのかムックのインタビューでは小声で答えている。

全知全能神ゼウス

ゼウスはユウの音楽活動における個人名義である。

ネーミングには「この姉にしてこの弟あり」と思わせる所があるが、姉同様こちらもゼウス名乗りには中二病以外にも理由があった事が『YOUNG OF PRISM』ユウ編で確定した。

元々は父の涼野弦が2歳になったばかりのユウが楽器に興味を示したことに喜び、

「ユウは俺を越える!一番の、圧倒的な、全知全能の……っそうだ、ゼウスだ！」

という親バカ発言をしたことが発端だった。

幼少期いとは、ユウが作った曲でプリズムショーをするんだ、と嬉しそうにはしゃいでいた。

その時、僕がゼウスになったら父も母も姉も喜ぶと思ったらしい。

これが涼野ユウとゼウスの出会いであった。

プリズムキングカップ投票メッセージによればプリズムジャンプは「ジュエルスピンゼウス」とのこと（由来は姉の「ジュエルスピンクロス」か）。この他にも『プリズムラッシュ！LIVE』にて専用ジャンプを飛んでいる。

『Shiny Seven Stars』8話/ユウ回（ネタバレ）

アニメ『キンプリSSS』8話にて、ユウの過去が掘り下げ……られなかった。

彼の過去はコウジから聞いたミナトにより、掻い摘んで他のエデロ生に説明されている。ユウの重い過去はRL全51話の中で、いとを通して既に描写済み、そもそもユウ本人もRLキャラのため、尺不足に悩まれるSSSでは省ける要素と判断されたのだと思われる。

では何が表現されたかと言うと7人の関係・ここまでの総括・4章の布石である。

合宿～プチ家出

ユウはプリズム1のショーで使う曲の製作に名乗りを上げた（2話ユキ～7話レオまでのエデロ生の曲を作ったのもユウである）。

レオの提案により全員で合宿に向かう事になる。しかし他のエデロ生は遊び呆けてしまう。来て早々少し不満気味だったユウだが、遂に蓄積された不満が爆発。自身の発言を撤回し、作曲の仕事を放り投げ、家出してしまう。

家出中、内心ではエデロ生を探しに来るのを待っていた時、姉・いとから電話がかかってくる。いとは誰から聞いたのかユウの作曲が難航してる事を心配し(状況的にコウジかミナトと推測されるが…)、それに対してユウは強がりを言ってしまう。

自ら作曲すると豪語した手前、ユウも身勝手とは言える。しかし抑圧された家庭環境からの解放でようやく「ワガママ」を言えるようになった事が暗にミナトの口から語られ、エデロ生6人はユウの捜索に力を入れた。

コウジや姉のような同い年の仲間が自分には出来ないのか。

ユウがそう発言したシーンでは、オバレ・ハッピーレイン・ベルローズ・エデロ生が次々と星座に見立てられ、回想(もしくは想像)シーンと共にユウとエデロ生達の描写も挿入されている。ユウはかつてのコウジのように一人寂しくギターを弾き、歌い始めた。

やがてエデロ生がユウを発見、彼の元へ駆け寄る。安心したユウは声を上げて泣いた。合宿シーンの最後には曲を書き上げて熟睡するユウと、仲良く寝ているエデロ生達の姿があった。

次世代

ユウはプリズム1でショーを披露して自己ベストを更新。RL視聴済みの者に向けたファンサービス全開のショーであり、エデロ生7人の総括であり、4章の伏線でもある。

最後にはヒロ・コウジ・カヅキは勿論、いと・なる・あん・べる・おとは・わかな・弦・鶴も会場に来ていたことが判明する。

（どうだ!俺にもすっげー仲間がいるぞ!みーんな俺より歳上だけどな）

と、ユウは自分のショーを見た姉達に対して、誇らしげな笑顔を向けた。

8話はレインボーライブの続編でありつつ、KING OF PRISMの次世代の物語であることを強調する回なのかもしれない。4章がRL続編どころかプリティーシリーズすべてを巻き込みかねない爆弾だっただけに。

楽曲

曲名	作詞	作曲	編曲
Zeus♂ ～俺は最強スター～	結城麗花	賀佐泰洋	賀佐泰洋
HAPPY HAPPY BIRTHDAY!
Shiny Stellar	村山智之	村山智之	賀佐泰洋
Overlight Sensation〜時代はあなたに委ねてる～	小室哲哉	小室哲哉＆久保こーじ	michitomo