「僕の人生はいつも一人旅さ」
「さみしくないよ。僕にはヒデじいや皆がいるからね。」
「ベイビー、どんな状況でも楽しむ事が、人生を有意義に過ごすコツさ」
プロフィール
声:菊池正美/演:馬宮輝→石堂天山。ウエンツ瑛士(永沢君)、竜星涼(CM)
8月7日生まれ。B型。好きな食べ物は寿司、海老のコキール、酢豚、イタリアン。
概要
少なくとも大地主だった祖父の代から続く大金持ちの家のお坊ちゃま。(彼の実家なら学費のかかる私立小学校も普通に行けるはずだが、地元の公立小学校に通っている理由は不明。原作でもクラスメイトがこれについて話しているシーンがある。本人の希望も当然あろうが、何より両親の方針や考えがあってのことだろう)
両親が仕事で海外を飛び回っているため自身も外国かぶれである。得意なスポーツはテニス。口癖は「ベイビ~」だが、これは赤ちゃんではなく大切な人と言う意味も有るとされ後者の意図で使っている。
自宅は入江小学校の学区内にある木々に囲まれた豪邸。表の門から見える大きな建物は実は物置として使っている「離れ」であり、更に豪華な「母屋(洋館)」はその裏だが、まる子は「この物置でも住めるなら喜んで住む」と思うほど。
キザな性格だが、恵まれた境遇を鼻にかけるような態度はとらず、誰にでも紳士的な態度で接し、勉強も運動も出来るので女子にモテる。大野と杉山が荒れていた時代においても、乱暴な二人相手をレスバトルで簡単にいなしてしまうウィットも持っている。しかしその一方で、自分を異常なほど好いていて猛烈アタックをしかけてくるみぎわさんは苦手(一応、彼女の気持ちを傷つけずに「大人の対応」をしているのだが、みぎわさん本人は「自信を好いてくれている」と思う典型的な勘違い女であり花輪クンからしてみれば厄介極まりない)。
使用人のヒデじいがいつも彼の世話をしており、父同然のように慕っている。母親は仕事の関係で海外にいるため、その事で寂しさを感じており、せっかく会えてもすぐに別れなければならない。このため、母が再び外国に帰るのを見送った際には静かに涙を流している。……ちなみに彼の母は登場頻度の少ないキャラのため、声優が天野由梨(第1期第100話、第101話)→折笠愛→渡辺菜生子(「ヒロシ、花輪邸へ行く」回)と一定しないキャラでもある。ちなみに20歳で息子を産んだので、まだ29歳。母親が既に40代のまる子と丸尾君はこれに衝撃を受けていた。
唯一の欠点は「字が下手なこと」。
書き初めの宿題はお手伝いさんに頼んでいる。これは永沢にも「英語よりも習字を習った方がいいんじゃないか」と指摘されたこともある。本人もかなり気にしているのか七夕の短冊に飾る願い事にも「字がうまくなりますように」と書いている。
劇場版では眼を瞑りながらピアノを弾くという荒技を見せた。更にこの回で注目するところは大野君の声が出なくなった後に杉山君が合わせた後に皆が合わせた所で、3年4組の連携が見られる。
映画「大野君と杉山君」では「怪しい外国人にピアノを習っていると噂される」「正月をハワイで過ごす」「みぎわさんが語った作文の内容の件でからかわれる」など全体的に弄られ役になっていた。なお年末年始を海外で過ごすためレコード大賞や紅白歌合戦も見ていないことも判明している。
モデルはさくらももこが中学生の頃、「一緒にガロを読んでいた」というクラスメイトの女性。名前のモデルはそのガロ誌へ丸尾末広と共に漫画を描いていた花輪和一から。
生き物係の時の彼?まる子にオルゴールをプレゼントし感謝されるも「曲名はろくでなし、君にピッタリだろ」と言い放つ彼?水浸後の教室で誰かのウ◯コを踏む屈辱を味わった彼?…忘れてあげよう…。……メタ的なことを言えば原作初期~中期の彼はまだキャラが固まっていなかったので仕方なかったと言える。当時の彼は比較的、性格が悪かったり、情けなかったりしていた。レギュラーとしての出番が増えるにつれて、このような「嫌なお金持ちキャラ」としての性格はなりをひそめていき、現在のキャラに固定化していった。
また巨人ファンでもありヒデじいと後楽園球場に観戦に行ったこともある。その日の試合結果は巨人の敗戦だったが……。
永沢君
スピンオフ作品『永沢君』にも中学生になった花輪クンが登場する。彼は堀 こずえという美少女に恋心を抱いている。