黒十字大魔人
くろじゅうじだいまじん
『ザ・ハイスクール ヒーローズ』の真のラスボスであり、本作の真の黒幕。
五星学園で起きる魔人絡みの事件を裏で糸を引き、10年前にまだ小学生だった大成を襲い、大志や金井の命を奪った張本人。
その正体は五星学園長・墨友団十郎その人で、魔人アプリを使い日本全国の学生たちを洗脳して五星チルドレンへと仕立て上げ、最終的に日本を征服する事を目論み、その障害となる者たちを排除していた。
黒十字魔人同様、記憶操作の能力を持つがその精度は遥かに上昇している。
記憶操作の応用で、対象者を記憶の世界に閉じ込めたり、自身の姿を巨大な姿で投影することも可能。また幻影から攻撃を放ったり、記憶の世界の中でも戦闘が可能。更に墨友はその能力を変身前でも使用する事ができる。
影武者である清春の魔人態との差異は、右腕に禍々しい巨大な鉄爪を装着している所。また最終決戦ではマントを外していたが、10年前はマントを着用したまま爪を装備していた為、着脱可能な模様。一方で黒十字魔人の使用していた黒十字の大剣は使用しない。
ザ・ハイスクールヒーローズ 魔人(ザ・ハイスクールヒーローズ)
黒十字総統 - 元ネタ
戦士鉄の爪 - もう1つの元ネタ
ドーパント - 『仮面ライダーW』に登場する、人間が変貌した怪人。彼らの中には変身前でも能力を使用できたり、独自の特殊能力が使える「ハイドープ」と呼ばれる者達がおり、墨友もそれに近い存在と推測できる。
難波重三郎 - 『仮面ライダービルド』に登場した、洗脳した「チルドレン」を利用し工作を行おうとした悪役。未遂に終わった五星チルドレン計画に対してこちらは既に日本中にチルドレンの潜入を完了させており、またその末路も墨友とは大きく違うものだった。
呉島天樹 - 『仮面ライダー鎧武』に登場。彼もまた墨友や難波と同じように自らの計画の為に傘下の学校の子供を利用していた。
ゼンカイザー…同時期放送の機界戦隊ゼンカイジャーの戦隊メンバーで、黒十字大魔人と同じくゴレンジャーとジャッカーをデザインモチーフに持つ戦士。
黒十字大魔人が両作の敵組織のボスをモチーフとするのに対し、こちらは戦隊メンバーのアカレンジャーとビッグワンをモチーフに持つ。