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仮面ライダーBLACKの編集履歴

2015-03-23 17:56:34 バージョン

仮面ライダーBLACK

かめんらいだーぶらっく

特撮テレビドラマ「仮面ライダーシリーズ」の一作品。主人公・南光太郎(みなみこうたろう)が変身する主役ヒーローの名前でもある。 ◇1987年10月4日~1988年10月9日(全51話)

作品概要

19歳の誕生日、暗黒結社ゴルゴムの手によって兄弟同然に育った親友・秋月信彦(あきづきのぶひこ)と共に、ゴルゴムの次期創世王候補ブラックサンとなるべく改造されてしまった仮面ライダーBLACKこと南光太郎の孤独な戦いが描かれた、重くハードなドラマ性を持った物語である。


そのシリアスなストーリーとは裏腹に「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」「ゴルゴムの仕業だ!!」など、今もネタにされる名言が存在する。


また前作『仮面ライダースーパー1』から放映期間にブランクがあったこともあり、本作の時点では過去のシリーズ作品との設定の連続性はない(続編である『仮面ライダーBLACKRX』終盤ではじめて世界観を共有していたことになった)。


1988年にゲーム『仮面ライダーBLACK 対決!シャドームーン』が発売された。


仮面ライダーBLACK

主人公・南光太郎がゴルゴムによって生体改造を受け、次期創世王候補の証である二つのキングストーンの片割れ「太陽の石」を与えられて変身したライダー。それまでのライダーとは異なりマフラーや手袋・ブーツのようなスーツを思わせる造形を省いた外骨格的(生物的)なデザインが特徴(実際、変身バンクなどで中間形態の「バッタ男」を見ることができる)。


必殺技のライダーパンチとライダーキックを始めとした肉弾技を得意とし、さらにありとあらゆる攻撃を無効化し遠距離攻撃に使えるキングストーンフラッシュまでも備える。

なお(映画作品やOVAなどの単発登場を除き)昭和平成ライダー含む主人公ライダーの中において、劇中における決まり手がライダーキックとライダーパンチのみというライダー内随一の技のバリエーションの少なさを誇る。


専用マシンはバトルホッパーとロードセクター。


ちなみにゴルゴムがBLACKを呼ぶ際の「ブラックサン」とは「黒い太陽」という意味であってBLACKに敬称の「さん」をつけた優しさではない。


余談だか、歴代ライダーの中でも変身ポーズの格好良さが群を抜いているとされ、pixiv内に数多くイラストが投稿されており、パロディも多い。



関連人物

シャドームーン

南光太郎の親友・秋月信彦がゴルゴムによって改造された姿。もう一つのキングストーン「月の石」を持つ。

作中では仮面ライダーの名前を冠していないが、そのディティールと主人公であるBLACKと同等の扱いから仮面ライダーシリーズ初の「悪の仮面ライダー」と呼べる。

シリーズを代表する人気のダークヒーローであり、その後のシリーズで何度も殺されては何度も甦るという非業の運命を背負っている。


ゴルゴム

世界征服を企む秘密結社。組織の黒幕として『創世王』を奉じ、3人の「大神官」が実務を仕切る一種の宗教結社であり、「不老不死」を謳い文句に政財界にも浅からぬパイプを持つ。

が、その一方で、マンモス怪人のパワーアップに必要なタウリンエキスを得るためにマグロ泥棒に手を出すという少々情けない部分も見せる。

そして南光太郎にそのマグロ盗難をあっさりと自分たちの仕業と看過されてしまった(いわゆる『ゴルゴムの仕業』)。


しかし、終盤シャドームーンがライダーを倒したことによって日本の征服に成功している。

こうした征服事業を実現させた組織は、このゴルゴムを除いては大ショッカー(劇場版仮面ライダーディケイド)、バダン仮面ライダーSPIRITS)くらいのものである。


主なキャスト

倉田てつを

南光太郎役を演じた俳優。

当作品の人気から、次回作の仮面ライダーBLACKRXでも引き続き主人公・南光太郎役を務めた。


投稿されている仮面ライダーBLACKの作品においては、何故か作品名のタグよりキャスト名であるてつをタグの方が圧倒的に多い。

仮面ライダーBLACK仮面ライダーBLACKRXの投稿はタグがいまいち統一されにくいため(例:BLACKRX仮面ライダーブラック等)二作品通した主演キャストである彼の名前が多く用いられていると思われる。


また、その独特の声質からセリフの全てに濁点がついているように聞こえるため、彼のセリフに意図的に濁点が付けられたファンアートが多数見られる。

多分仮面ライダー剣(かめんライダーブレイド)と共演したら会話を正確に聞き取ることが困難。


仮面ライダーディケイド終盤、南光太郎=仮面ライダーBLACK・仮面ライダーBLACKRXとして客演。

BLACK、BLACKRXの同時変身という『夢の共演』でファンを熱狂のズンドコに叩きこんだ。


京本政樹

仮面ライダーの正体を知る、インターポール捜査官の滝竜介(初代仮面ライダーの滝和也が元ネタ)を演じた俳優。

出演を依頼された際に、「仮面ライダーの正体を知る人物」という条件付きで、出演を了承したらしい。


岡元次郎

当作品のBLACK役スーツアクターとしてデビューした、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ。当時はJAC)現役スーツアクター。

平成ライダーでの活躍しか見たことのない人は想像がつかないかもしれないが、当時はとてもスリムな体型だった。


漫画版

昭和ライダー石ノ森章太郎本人により漫画版が描かれたのは初代を除けばこれとアマゾンだけであり、週刊少年サンデーに連載された(これの連載時期に青山剛昌が掲載した読切漫画では、「さまよえる赤い…超? 超人なら仮面ライダーか? いや、ライダーはブラックだしな」と言うセリフが出ている)。


BlackとBLACK仮面ライダーBlack 

しかし、漫画版では南光太郎はかっこいい仮面ライダーではなく、怪人バッタ男として敵と戦うことになり、秋月信彦も光太郎と寸分違わぬ姿の黒バッタ怪人にしか変身できなかった。パンチやキックで戦っていたTV版とは異なり、腕を新しく生やしたりキングストーンフラッシュドラゴンボールのようにバンバン撃ちまくったりと、TV版しか見ていない読者から見たらタイトルがなんだったのかもわからなくなるような戦闘スタイルを取る。

作品自体も、ご町内ヒーローとして活躍していたテレビ版とは異なり、世紀王の謎を追って世界各地を飛び回る展開となり、中盤まで光太郎はバイクに乗ってすらいなかった。

おしえてくれ!オレはだれだ!?

さらに、本作では石ノ森節が悪い意味で全力全開しており、少年誌とは思えないほどグロテスクな場面が多く、ラストではゴルゴムが核戦争を起こして日本を滅亡させ、光太郎と信彦がビームの撃ち合いをして生き残った光太郎が「教えてくれ~!! 俺は誰だ~~!!?」と叫んで終わるという難解かつ救いのない終わりを見せた。


こちらは「仮面ライダーBlack」という表記で連載されており、テレビ版とは分けられていることが多い。

詳しくは仮面ライダーBlack(漫画)を参照。


外伝

島本和彦氏はテレビ版の外伝として、『仮面ライダーBlack Part.X イミテーション7』という読切漫画をサンデーに掲載している。

仮面ライダーを倒す実験台としてゴルゴムが作り出した人造仮面ライダー『イミテーション7』こと太刀川洋は、ある日基地を脱走し、誘拐される前に束ねていた暴走族の元まで逃走する。ゴルゴムによって与えられた力でライバルたちを蹴落としてヘッドに戻る洋だったが、そこにゴルゴムの追手が迫る…というもの。

こちらは現在、氏のコミカライズ版『仮面ライダーZO』に収録済み。


関連イラスト

仮面ライダーBLACK名乗り

おのれゴルゴム!sun in black



関連タグ

仮面ライダーBLACKRX(続編)

南光太郎 てつを

バトルホッパー キングストーン

ゴルゴム シャドームーン

ゴルゴムの仕業 キングストーンフラッシュ


美墨なぎさ中の人が子役出演していた。

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