「ザギバスゲゲルに進むまで、無駄な力は使いたくないの」
「どうでもいい殺しはさっさと終わらせて、もっと大事なゲームを早く始めたい」(ネット上に書き込んだ文面)
詳細
グロンギで上位の強さを誇るゴ集団でも更に桁違いの実力を持つ、最強三人衆の紅一点であるサメ種のグロンギ。未確認生命体44号。
人間態は眼鏡をかけたOL風の女性で、現代人から見ても全く違和感の無い服装をしている。
グロンギの中でも知能は高く、ノートパソコンを使いこなす。インターネット上にゲゲルを行う場所を予告し、指示した旅客機や客船の乗員を殺害するゲゲルを行った(複数の標的を1ヶ所へ追い詰め、銛で纏めて田楽刺しにして殺し、後は海へ飛び込んで逃げてしまう)。性格は計算高く残酷で、ザギバスゲゲルへ向け力を温存する為、ゲゲルの標的は老人や子供が殆どだった。
余りに外道なメッセージを残したため、おしゃべりクソ野郎程ではないにせよかなりクウガを苛立たせた。
外見
女性のグロンギではかなりの巨乳(人間体と怪人体の両方)。タトゥーの位置は太もも。
能力
シュモクザメがモチーフの為水中での行動が得意だが、無論他のギ組同様に陸上でも活動でき、戦闘の状況に応じてクウガと同様のフォームチェンジを行う。
242人を殺すと豪語した際には、バベルからも「お前ならたやすいだろう」と言われていた。
俊敏体
ジャーザの基本形態。スピード重視の形態でもあるため、素早く動き、抵抗の多い水中から銛を投げつけても、ライジングペガサスの装甲をぶち抜き、クウガを標本のように壁に串刺しにしてしまう程の攻撃力を誇る。また、この形態でもゴ・ベミウ・ギを一撃で倒したライジングドラゴンの技に耐える強靭さを持つ。
剛力体
身体の筋肉が隆起し、攻撃力が強化された形態。鉄をも切り裂く大振りの剣を武器に使用する。そのパワーはタイタンフォームをも上回るほど。
活動
旅客機に乗り込んでたちまち242人を殺害する(今までのゴ集団同様装飾品を武器に変えるためアッサリ乗り込めた)と機長を脅して警察に向け犯行予告を発し、自身は海へと逃走。
沿岸でクウガは感覚に優れたライジングペガサスに変身しこれを迎え撃とうとするも、一瞬気を取られたスキをついて銛を投げて動きを封じ、やすやすと上陸を果たす。人間態に戻った後はラ・バルバ・デと面会し、次なる目的地に選んだ客船へと乗り込む。
クウガはゴウラムで空から客船に先回りするが、これを邪魔に思ったジャーザは銛を投げつけて威嚇。直後にクウガは臨戦態勢に入り、銛を奪ってドラゴンロッドに変えジャーザを迎撃する。クウガはライジングドラゴンに変身してジャーザにライジングドラゴンスプラッシュを打ち込もうとするが当たり所が悪くジャーザは気合で封印エネルギーを霧散させ、激怒して剛力体に変身した。
続いてクウガもタイタンに変身しこれを迎え撃つが歯が立たず、ライジングタイタンに変身しライジングタイタンソード二本でジャーザを挟み込み、一緒に海に飛び込む。水中で二人はくんずほぐれつの壮絶な激戦を繰り広げるも、最後はクウガに無理矢理タイタンソードから封印エネルギーを流し込まれ、あえなく爆死した。
余談
武器の銛は仮面ライダーディケイド第2話に登場したゴ・ベミウ・ギの武器に、剣はメ・ビラン・ギの武器に流用された。
仮面ライダーディケイドの第3話では、ン・ガミオ・ゼダの能力によりグロンギに姿を変えられた人間の中に俊敏体が複数登場している。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦では大ショッカーの怪人として俊敏体が登場。