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編集内容:誤字脱字と句読点の修正に加え、「骨太」「性格」等各見出しに記事を追加/編集。 また原語版quotesも追加しました。みんな使ってくれよな~。 「性格」に ①TSST回のNANNY 911に関するトピックと②ヘレンケラー回の「カートマンの頭の中の魑魅魍魎な様」も追加したいです(チラチラ)。

カートマン

かーとまん

エリック・カートマンとは、海外アニメ「サウスパーク」の登場人物。CVは製作者のトレイ・パーカー。日本語吹き替え(WOWOW)版はLiLiCoが担当していた。

カートマンとは、サウスパークの登場人物である。

コメディセントラルアニメ:サウスパークの主役の4バカの一人。

原語版での声優はクリエイターの一人、トレイ・パーカー氏が務める。日本版声優(WOWOW版)はLiLiCo。(FOX版では斉藤貴美子、無修正映画版ではアメリカザリガニの柳原哲也が担当した)

「はいむーしむーし、おつかれさまでしたー(Screw you guys, I’m going home!)」

概要

本名はエリック・セオドア・カートマン

ドイツアメリカ人であり、血液型はカイルと同じRH⁻のAB型

体重は、117ポンド ( 53.1kg )である(作中では100㎏だの200㎏だのとからかわれている)。

仇名は「デカっちり」「油樽」「おデブちゃん」他。

母親リアン・カートマンとの母子家庭であり、家では子豚を飼っている。

原語版において、初期のエピソードでは舌ったらずに加えて独特なだみ声が特徴的であった。

例えば 「sweet!(やりぃ!)」を「スウィート」ではなく、「しゅうぃ~!」と発音したり、「NO!(だめだ!)」「にょ~!」と発音したりしていたことが挙げられる。

この独特で、且つ愛らしい特徴的な発音は、本国のファンもついつい真似してしまうほどである。

日本語版においても舌ったらずな発音をしており、例えば「マ~マ~?」を「みゃ~みゃ~?」猫なで声で言ったり(原語版では「みゃ~ぁ~む(but ma'am)」と発音する)、時々「~するんに"ゃ"っ"!」と言うように、語尾が「にゃ」なってしったりするということも多くあった。

しかし無修正映画版以降のテレビシリーズからは、原語版ではスタンの声に近づいてきており、シーズン19など最新の話においてはまるで声変わりしたかと思われるくらい声が低くなった。

オイラは陽気な骨太だ~!

デブなため体力は低い。賞金目当てに障害者のふりをしてパラリンピックに出場した際にはダントツのビリを取って努力賞を受賞したことがあるなど、カートマンの運動オンチさは劇中でもよく描かれている。

また、喧嘩にも弱い(ただし物理的な喧嘩のみ。口喧嘩は負け知らずである)。カイルに一発ペチッとぶたれただけで大泣きする始末。ウェンディタイマン張ることになった際には、ウェンディとの喧嘩を避けたいがためにあの手この手で衝突を回避しようとし(カートマンが他の人の前で「悪かった」と謝らず、隠れてコソコソ謝罪をしてくる行為などからウェンディもかなりムキになってしまった)、最終的に大勢の子どもたちと先生らの前で顔面が変色するほどボコり倒されて惨敗した。

しかし、初期のエピソードでは自分に向けて発射されたミサイルを横に跳んで回避するという凄まじい描写もある(ギャグ補正かもしれない)。

見た目は思いっきりデブなのだが、本人は絶対に骨太だと言い張る。

実は本人も、内心では自身の事をデブと認めている画写が多々みられるのだが、母親であるリアンが「あなたはおデブじゃなくて骨太なだけなのよ」と言い聞かせたせいでこういう反応をしてしまう。

「おいらはデブじゃねえ!骨太だ!(I'm not fat, i'm big boned..!)」

そのおデブな容姿に加え、性格が と に か く 最 低 最 悪 なのもあり女の子には一切モテず、クラスイケメンランキングでは、製作者が工作で無理矢理カイルを最下位にするまでは0票の最下位であった。また、パリス・ヒルトンブームでウェンディを除く女子の大半がヤリマンになった時ですらカートマンだけが一切見向きもされなかった

基本的に学校での宿題はしない、"chair"の綴りも覚えられないほどのバカではあるが、自身の欲が絡む事案が発生すれば天才が考え付くような奇抜なアイディアを生み出したり、また、その欲を満たすためのあらゆる努力も欠かさず、すぐに実行に移す行動力の持ち主である。

シーズン1からヒトラーに心酔していたせいか、ヒトラーの演説(ドイツ語)を完全に覚えていた。また、シーズン6(?)にはメキシコ人の少年たちの雇い主となることがあり、その際にはスペイン語で伝達をしていた。エリックがスペイン語を話す場面は他シーズンでも多くみられる。他にも黒人英語(African American Vernacular English)やロシア語訛りの英語などもスラスラと話すことができる。

自分の欲望のためならば 語学をはじめとした勉強に努力を欠かさないところもエリックが愛される理由のひとつであろう。

特に、カートマンの行動力は人一倍あり、最低でクズな性格であるにもかかわらず、老若男女関係なく集団の場では例のあの人ばりのカリスマ性を有している

性格

カートマンは作中一といってもいいほどの差別主義者(レイシスト)である。差別対象は幅広い(ほぼ「自分以外」と書いてもあんまり問題ない)。その極悪性格のため、ファーストネームの「エリック」と呼ぶものはギャリソン先生バターズくらいしかおらず、ほとんどのキャラクターが彼をファミリーネームである「カートマン」と呼ぶ。また、s09e04「Best Friends Forever」では、ケニーの遺言書に「はっきり言って僕は君が嫌いだ、ていうか皆君が嫌いだ」と書かれていた(遺言書なのでマジな本音なのかもしれない)。

母親であるリアンからは「マフィンちゃん」「おデブちゃん」「愛しのエリックちゃん」「パンプキンちゃん」と呼ばれてかわいがられている。

※以下ネタバレ注意※

最初期の話では友達であるスタン、カイルらにより頻繁に馬鹿にされており、同級生でいじめられっ子のピップの話では、彼が転校してくるまではカートマンがいじめの対象だったそうだ。シーズン1~4までの彼は周囲のからかいの対象であったが、どこからか徐々に性格が鬼畜化していった。

問題のs05e01では チン毛は自身で生やすものではなく人から貰うものだ」と純粋に信じ切っていたカートマンチン毛を売りつけたイジメっ子の上級生・スコット・テナーマンに復讐するため、彼の両親(父親はジンジャータイプで名前は「ジャック・テナーマン」。エリック・カートマンの母・リアンと浮気をしており、カートマンの本当の父親である)をにかけて 事故死させた挙句、死体を盗み出してバラバラに解体したうえでチリに混ぜてスコットに食べさせた

その事実を、スコットが件のチリを食べている間に公衆の面前で打ち明けた後、「両親を食べちゃった!」と悲しむスコットのを舐めながら「お前の涙はどんな味だ~?う~んあまいよ~すんごくあま~い!」と、なんの悪意もなく言い放ちスタンらにカートマンを本当に怒らせるのはやめようと言わせたほどである。

「やりぃ!(sweet!)」

その後何度か「親を食わせるぞ!」という脅し文句を使っていたこともある。このことをきっかけとしてか、過激な人種差別、主に『ユダヤヒッピー』をとことん排除することに前向きになってしまった。因みに貧乏人も嫌いであるらしいがケニーやホームレスをからかう(エリックのレベルで)程度で、完全排除する気もなく制裁を加えるつもりはないらしい(また、S15E14「The Poor Kid」では、学校でケニーの次に貧乏なのはカートマンと判明する)。

シーズンを問わず、彼は悪魔ともいえる思考回路の持ち主であり 罪悪感の概念がまったくない

例えば自分達が犯した悪事であるのにも拘らず、無関係のバターズ冤罪が成立しようとした時でさえも 「代わりができたぜ」と満足していただけである。その発言や態度には、スタンやカイルも呆れ果てていた(詳しくは s07e03「羊たちのトイレットペーパー "Toilet Paper"」を参照)。

また、s09e04「Best Friends Forever」では、ケニーが自身の遺言書に「君は人の感情を読み取る能力が欠けているからきっと最期は独りぼっちのまま惨めに死ぬんだろうね」と書いた。罪悪感だけでなく、人を思いやる気持ちが欠けているということが同い年の友達からも指摘されてしまっている。

だが、主役の4人組の中では欲張りでバカで単純な一番子供っぽい性格であり、ときどき視聴者に愛らしい一面をみせることもある(以下の「精神面」を参照のこと)。

でもオイラはゲイじゃねーよ!!

性知識の乏しさのためか、シーズン初期には、大人の男に騙されて性的なかかわりを持ってしまったり、無意識な行動によって、不本意ながらも(?)ゲイネタにのっかってしまったり、などという下ネタ、ゲイネタが多い。

例えば…

  • s01e05「カイルの象、豚とメイク・ラブ」では、自然現象である「」について話すスタンカイルの思惑とは別に、「あいつらいつもオイラがテレビを見ているときに限ってケツの穴めがけてつっこんできやがる!」意味深な発言をした。
  • s02e14「牛に馬乗りでウッシッシ」では、事故が原因で、自分を「ベトナム人娼婦・ミンディ」と思い込んだカートマンがレオナルド・デカ○リオの車の中でコトをもよおす。
  • s06e07「チン没 カートマン帝国」では騙されて男のホースをチューチューしてしまう。
  • s05e07「世界の中心でタコス」では、ベン・アフレ○クと一夜を共にしてしまう。
  • s11e02「cartman sucks(日本未放映)」では、からかうためにバターズアレをしゃぶったり、自らのアレバターズにしゃぶらせたりする写真を見たカイルから「てめーはホモか!」と突っ込まれるまで気付きもしなかった)。
  • S11e8「Le Petit Tourette」では、「昨日いとこ股間を触り合った!」と暴露。
  • s11「Imagination land」三部作では、カイルに「自分のタマをしゃぶらせる」という契約を遂行させるために幾多の努力を積み重ねた。
  • S16e8「Sarcastaball」では、バターズ精液と間違えて飲む

ちなみに、クリエイターのトレイ・パーカー氏はカートマンはゲイではないと否定している〔☡出典不明〕が・・・。

精神面

また、彼はサイコパスと断定されがちだが(実際サイコパスなのだろうが)、街中のが収容所送りにされた時は密かにこれを匿ったり、お気に入りのぬいぐるみたちを大事にしている描写もみられ、非常に愛らしい一面もある。

特に大切にしているぬいぐるみは、

  • カエルクライド・フロッグ
  • パンダピーターパンダ
  • 女の子ポーリー・プリシーパンツ
  • ドラゴンランパー・トンプスキン
  • 腕に星やクライドフロッグのシールが貼られた男性マッスル・マーク

などがいる。

家では一緒に遊んでくれる兄弟や親がいないため、手に描いた顔(ミッチ・コナー)や上記ぬいぐるみの人格を完璧に作って 彼らと共に遊んでいる(本人は真剣である)。

しかし第シーズン15では、これら大切にしているぬいぐるみ達を殺害(?)して卒業し、成長(?)する一面を見せた。

シーズン16以降からは、キューピッド・ミー(cupid me)というエリックの身体を持つ小さな心優しき天使を創造した。エリックと彼の主な任務は、彼らがサウスパーク小の中で気に入ったコンビを恋人関係にすることである(ノーマル、LGBT問わず)。

シーズン19ではキューピッド・ミーとゲイ行為に及んだ(つまり自慰を覚えた)。

余談

彼はサウスパークを率先するキャラクターでもあり、サウスパークといえばエリック・カートマンという声も多い。2015年に行った人気投票では、ランディ・マーシュ(ランディ)に次いで2位を獲得した。おめでとう、マフィンちゃん!

映像

カートマンの声を吹き替えるクリエイターの一人・トレイ・パーカー氏。

クレイグトゥイークの恋愛模様(?)を楽しむカートマンとキューピッド・ミー。

無修正映画版より、カートマンの超有名ソング。

↑はこちら:カイルのババァはスーパービ○チ

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