「ぼくは人間だぁぁぁぁぁ!!」
「喰われる前に…喰え!!!」
『オメガ』
「アマゾン!」
概要
仮面ライダーアマゾンズの主人公ライダー。変身者は水澤悠。
アマゾンズドライバーの左側にある「アクセラーグリップ」を捻り、『アマゾンッ!』の掛け声で変身する。
悠の境遇や性格から、「養殖」と呼ばれる。
養殖ではあるが、身体スペックは全体的にアマゾンアルファを僅かながら上回る。
容姿
体色は初代アマゾンライダーに似た緑がメイン。
頭部はアマゾンアルファのように目立ったクラッシャーは存在していなく(噛みつき攻撃を行っているため口はある模様)、釣り目の複眼「アマゾン・アイ」や知覚アンテナ「オメガヘッダー」、各部のプロテクター状の部分など「平成ライダー風」なスタイリッシュな外見が特徴。
モチーフはトカゲ。
戦闘スタイル
敵に跳びかかり我武者羅に攻撃を繰り出し、更には肉体を食いちぎるなど、自らの野生の本能を全開にしたワイルドな戦法で戦う。
本能に任せた戦いではランクAのアマゾンすら歯牙にも掛けない強さを見せる。
当初理性で戦っている時は、悠に戦闘経験が全く無いことと明確な戦う理由を持っていないこともありランクBのアマゾン(人を食べて強化されていたが)にすら苦戦する程度と極端に弱体化してしまっていたが、その後戦う理由を見出したことである程度理性を保ちながら他のアマゾンを倒せるようになった。
アクションモチーフはネコやヒョウといったネコ科の動物。
シーズン2では、5年の間戦闘経験を積んだことによってアマゾンアルファのような理性的に立ち回り相手の隙に的確にカウンターを叩き込んでいく戦闘スタイルも身につけた。
その強さはもはや人間・アマゾンどちらも手が付けられない領域に達しており、よりアマゾンの力を増幅する改良型のドライバーを使うアマゾンネオや、そのアマゾンネオとカラスアマゾンのタッグですら苦戦するバラアマゾンをほぼ手も足も出させず終始圧倒した。
必殺技
- バイオレントパニッシュ
アクセラーグリップを捻り、前腕部のヒレ状カッター「アームカッター」を大型化させて敵を斬る。
アマゾンの胴体を一撃で両断する程の切れ味がある。
仮面ライダーアマゾンにおける大切断に相当する技。
- バイオレントストライク
跳躍して、両足で敵を蹴るキック技。
脹脛部の「フットカッター」を踵落としの要領で叩き付けて斬り裂くバージョンもある。
- バイオレントブレイク
アマゾンズドライバーのバトラーグリップが変化した武器を用いた必殺技。
現時点ではアマゾンスピアを投げて敵を貫く、アマゾンウィップで敵を捕らえて引き寄せてアームカッターで斬る、アマゾンサイズを突き立てるの3バージョンを使用している。
使用アイテム
- アマゾンズドライバー
アマゾンアルファ、アマゾンオメガ、アマゾンシグマの専用ドライバーで、オメガ専用の物は発光体が赤く、カラーが白い。ベルト部の発光体は釣り目型になっている。
初代アマゾンライダーのコンドラーに似るが、ただの道具であったコンドラーとは異なり、コアユニットである「コンドラーコア」から発する特殊パルスによってアマゾン細胞を刺激、身体構造を変化させてパワーを増幅させる変身装置としての機能を持つ。必殺技の発動機能も有しており、使用する部位を強化する。
また、右側の「バトラーグリップ」は、引き抜くことで様々に変形する可変武器となる。
鷹山仁が持っていた2本目を、「ただ殺されるのではなくせめて抵抗するように」と泉七羽が悠に託した。
- アマゾンズレジスター
アマゾンと呼ばれる者たちに、アマゾン細胞の覚醒を抑制する薬剤を定期的に投与する役割と、薬剤が切れた時に信号を野座間製薬に送り居場所を知らせる発信機の役割を持つ。
しかし覚醒を防げる期限は約2年間となっており、一度アマゾンの本能に目覚めてしまえば、腕輪を再度つけても制御が不可能となる。
悠は水澤令華からもらう薬でアマゾン細胞を抑制していたために装着していなかったが、仁に拉致された際に暴走を防ぐために装着された。
5年後も赤くならず青目であることから、薬品が切れているのかどうかは不明。
- アマゾンブレイド
バトラーグリップが変形した、小太刀状の武器。
劇中未使用。
- アマゾンスピア
バトラーグリップが変形した、槍状の武器。
投擲で兵隊アリアマゾン3体をまとめて貫いた。
- アマゾンウィップ
バトラーグリップが変形した、鞭状の武器。
かなりの長さを持ち、離れた女王アリアマゾンを手元に引き寄せてとどめに繋げた。
- アマゾンサイズ
バトラーグリップが変形した、手鎌状の武器。
モズアマゾンにダメージを与えた他、モグラアマゾンとの連携でカニアマゾンにとどめを刺した。
劇中では一番使用回数が多かった武器である。
- ジャングレイダー
野座間製薬が密かに開発していたアマゾン専用マシン。所謂ライダーマシン。
ジャングラーに似たデザインで、初代のジャングラーに比べ翼の部分が極端に縮小されている。
エンジン音とともに唸り声のような音を発しており、アマゾン細胞が使用された「生きているマシン」である可能性がある。
搭乗したアマゾンがハンドルである「ライドハンドラー」を握ることで、アマゾン細胞を介して意識を同調させ、バイクの搭乗経験がなくてもイメージ通りに走行させることが可能となる。
令華の計らいで、「駆除班に補充要員として投入される新たなアマゾン」という立場になった悠に託された。
機体はギルスレイダーの改造。
素体アマゾン(仮称)
アマゾンズドライバーを貰う前に、悠が変身したアマゾン。恐らく悠のアマゾンとしての本来の姿で、オメガのモチーフからトカゲアマゾンだと思われる。
色はオメガと同じだが、頭部が初代やアルファに似た形状になっていたりプロテクター状の部分が無かったりと姿は大きく異る。
この状態でも、ランクAのコウモリアマゾンを苦もなく惨殺するほどの力を持つ。
食玩「仮面之世界」ではシークレット…つまりアマゾンオメガのバージョン違いとして封入された。
この時、台座での名称は「アマゾンオメガオリジン」と書かれていた。
仮面ライダーアマゾンニューオメガ
season2より登場予定の新たな姿。使用ベルトが"ネオアマゾンズドライバー"に変更されており、外見は各所にプロテクターを纏った様な姿である。
余談
初代アマゾンとの関連は不明で、THENEXTのV3やキカイダーrebootのようなリメイクキャラとしての扱いなのか、仮面ライダーBLACKRXや仮面ライダーチェイサーマッハのような同じようで違うライダーとして扱われるのかは不明であったが、超スーパーヒーロー大戦に出演が確定している上に初代アマゾンライダーも登場するために、デザインや設定だけをリファインしただけでリファイン元とは全くの別ライダーという扱いに落ち着いたようだ。似たような扱いのキャラクターに初代ロックマンをリファインしたロックマンエグゼ、初代ウルトラマンをリメイクしたウルトラマンパワード、ウルティメイトフォースゼロなどの前例がある。
ガンバライジング
ガシャットヘンシン4弾より参戦。
関連タグ
仮面ライダーアマゾンアルファ:対となる赤いアマゾンライダー。
仮面ライダーアギト:名前にΩを冠する。
仮面ライダーオーガ:「Ω」がモチーフ。