概要
キュウレンジャーが所有する変身用ガントレットセイザブラスター等に、チェンジキュータマを装填し起動(セイザゴー)させると、物質生成した本体と巨大化させたコクピットと合体して起動する移動マシンの総称。
巨大化したキュータマがマシンの後部にドッキングする事で特徴に会わせた攻撃や特殊能力を扱える。ボイジャーの名称はこれが元ネタと推測される。基本的に飛行が可能。
Spece.1以前では、カジキボイジャー、カメレオンボイジャー、オウシボイジャーのみだったが、ラッキーとガルが加入した事によりキュウレンオーへ移行できる様に戦術が変わった。
Spece.2でバランスとナーガ・レイが加わりボイジャー2体も加わった事で、武装転換も可能になった。
キュウボイジャー一覧
01.シシボイジャー
獅子座を象った一際巨大な赤いライオン型ボイジャー。爪にはミサイルが搭載してあり、口からはビームバズーカ『シシレーザー』を出す。キュウレンオーの核(中心部)となる。
ある程度の積載能力もあり、機体下部のハッチを開く事で複数人を格納して運搬可能。
02.サソリボイジャー
蠍座を象った橙色の蠍型ボイジャー。地中、砂中潜行も可能で、尾の先端からビームニードルを連射する。
03.オオカミボイジャー
おおかみ座を象った青い狼型ボイジャー。合体後は鋭い爪を使った攻撃ができる。
04.テンビンボイジャー
天秤座を象った金色の人型ロボのボイジャー。両腕の皿はシールドやヨーヨーを思わせる打撃武器になる。待機時などは両皿天秤型の飛行メカに変形する。
05.オウシボイジャー
牡牛座を象った黒い牛型ボイジャー。タンクの様な形もしており、合体後もキャタピラで移動や力押しが可能。
06.ヘビツカイボイジャー
蛇遣座を象った銀色の人型ロボのボイジャー。両腕の剣で戦う。
合体時などはコブラ型の頭に変形し、どこまでも伸びて敵に喰らい付く。
07.カメレオンボイジャー
カメレオン座を象った緑色のカメレオン型ボイジャー。舌を伸ばして締め付ける等の攻撃が出来る。合体後もその舌を鞭として使える。
08.ワシボイジャー
わし座を象った桃色の鷲型ボイジャー。猛禽類と同様に爪や嘴で攻撃する。その推力はキュウレンオーを持ち上げて高速飛行できる。
09.カジキボイジャー
かじき座を象った黄色のカジキマグロ型ボイジャー。尖った上顎で敵機を切り裂く攻撃をする。合体後も剣として攻撃が出来、必殺技で威力が跳ね上がる。
10.リュウボイジャー
キュウレンジャーとショウ・ロンポーの願いに応え、チェンジキュータマに進化したリュウキュータマから生まれ、∞の弧を描き出現する紫色の龍型ボイジャー。りゅう座を象っており、搭乗の際はコックピットが龍の宝珠の様に前脚部に抱え込まれる形になる。全長はボイジャーで最長。
自在な空中移動能力と高い攻撃力を持ち、ツヨインダベーが成り上がったダイカーン程度なら本機単体で撃破出来る程。口から放つ火炎砲『ドラゴンファイヤー』や、雷を纏い敵へ流星の如く突貫する『ドラゴンブレイク』なる必殺技まで持っている。他のボイジャー2機と合体してリュウテイオーとなる。
11.クマボイジャー
大型のオオグマボイジャーと小型のコグマボイジャーの二体一組で構成されるおおぐま座とこぐま座を象った水色の親子熊型ボイジャー。四輪車型のオオグマボイジャーはタイヤのスパイクで取り付いた敵を斬り刻み、一輪車型のコグマボイジャーは分離行動が可能で、救助等臨機応変に対応する。キュウレンオーの脚部として合体した場合、コグマボイジャーは構造上の関係でクマボイジャーの前輪側面へ外付けされる。
因みに初登場はジャークマターでは無い敵と言うデビュー戦である。
12.ホウオウボイジャー
ほうおう座を象った紅色のボイジャー。
しかし外見は鳳凰型では無く、白主体のタワー型ロケットホウオウボイジャーにその打ち上げ台であるホウオウベース、航行軌道を制御する人工衛星ホウオウステーションの3機で構成される(300年前に誕生したボイジャーの為、仕様が違っていると考えられる)。
ベースから大気圏に打ち上げられたボイジャーがステーションとドッキング(合体)、変形する事でギガントホウオーとなる。
13.オリオンボイジャー
核であるオリオンキュータマ自体過去に残ったショウすら探し出せなかったが、戦士オライオンの形見の棍棒とククルーガの魔弾との接触でオライオンの魂と邂逅したラッキーが手にしセイザブラスターで召喚された。オリオンバトルシップを起動させる為の要でもある。
111.ケルベロスボイジャー
「宇宙の破壊神ケルベロス」とも呼ばれ、惑星を一撃で破壊する程の力を持つとされる。
モデルのケルベロスと違い3つの頭部はすべて異なる犬種の形をしていて、ハスキーの頭部からは炎、ドーベルマンの頭部からは雷、ブルドッグの頭部からは冷気を放つ。
ボディはシシボイジャーと同形状。他のボイジャー4機と合体してケルベリオスとなる。
ナンバーは「ワン、ワン、ワン」が由来だろうか?