以下、ネタバレ注意
概要
実写映画版『トランスフォーマー』シリーズの第5作目となる作品。アメリカでは2017年6月21日に公開され、本作の撮影の舞台となったイギリスのオデオン・レスタースクエアでは6月18日に先行公開された。日本国内では同年の8月4日に公開されており、邦題が日本語となるのは本作が初となる。
本作では第1作目から第4作目『ロストエイジ』までの過去4作で監督を務めたマイケル・ベイが再びメガホンを握ることになったが、彼が監督を務めるのは本作が最後となる予定。(とはいえ3作目時点から毎回言っているのであまりアテにしてはいけない)
トランスフォーマー達が古くから人類史と関わっていたという設定を基にストーリーが展開し、更に前作のラストで創造主の元へと向かったオプティマス・プライムが洗脳され、ネメシス・プライムとなってオートボットや人類の前に立ちはだかるという衝撃的な内容となっている。
あらすじ
ロックダウンとの戦いから数年後、人類とトランスフォーマーの間にできた亀裂はもはや修復不能な規模にまで広がっており、一部の国を除き各地でトランスフォーマー狩りが激化していた。
ディセプティコンのリーダー、メガトロンも行方をくらまし、もはや地球にトランスフォーマーの居場所はなくなりつつあった。
創造主を追って宇宙に向かったオプティマスに変わり、オートボットのリーダーになったバンブルビーは、ケイド・イェーガーを始めとした協力者たちと共に、政府の対トランスフォーマー組織「TRF」から追われる身となっていた。
ある日ケイドは、立ち入り禁止区域に墜落した宇宙船のパイロット、スティールベインから一枚のメダルを託される。そのメダルを狙い、復活したメガトロン率いるディセプティコンとTRFがアジトを襲撃した。
間一髪免れたケイド達だったが、今度は謎の小型トランスフォーマー、コグマンに同行を迫られイギリスへと旅立つ。
一方宇宙では、創造主・クインテッサにとらわれたオプティマスが、地球と故郷サイバトロン星の真実を聞かされ、故郷を救うために人類を滅ぼすことを決意する。
刻一刻と地球に接近するサイバトロン星。果たして地球、人類の運命は?
登場キャラクター
人間
- ケイド・イェーガー 演:マーク・ウォールバーク
- ウィリアム・レノックス 演:ジョシュ・デュアメル
- ヴィヴィアン・ウェブリー演:ローラ・ハドック
- シーモア・シモンズ 演:ジョン・タトゥーロ
- イザベラ 演:イザベラ・モナー
- エドマンド・バートン 演:アンソニー・ホプキンス
- マーリン 演:スタンリー・トゥッチ
- アーサー王 演:リーアム・ギリガン
オートボット
ディセプティコン
ダイナボット
第三勢力
騎士達
- スティールベイン
- スカリトロン
- ドラゴニカス
- ストームレイン
- ドラゴンストーム
余談
四作目『ロストエイジ』ではそれまでのキャストを全て一新したが、本作では三作目『ダークサイド・ムーン』までに出演していたレノックス役のジョシュ・デュアメル、シモンズ役のジョン・タトゥーロが再び起用された。しかし、エップス役のタイリース・ギブソンはスケジュールの都合により出演していない。
また、コンセプトアートには、ビーストウォーズのゴリラコンボイことオプティマス・プライマルや大蛇「スネーク」、ミニスコーンやミニスロッグ(参照)などの存在が確認できる。
関連イラスト
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特報
予告編