概要
ウルトラマンAが第15話「銀河に散った5つの星」で一度だけ使用した技。
エースキラーに苦戦するウルトラマンエースのために、ゴルゴダ星の十字架に磔にされていたゾフィー、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャックから与えられたエネルギーをトサカの穴「ウルトラホール」に集め、虹色のエネルギーボールとして放つ必殺技。
メタリウム光線が全く通用しないエースキラーを一撃で粉砕した。
裏設定では、A単独での使用も可能である(最終回の初期案でもジャンボキングに使うはずだったらしい)。内山まもるの漫画版(『ザ・ウルトラマン』に収録)では、こちらの設定を採用おり、一撃で数㎞はあろうかと言う大爆発を起こし余波で(周囲で包囲していた)レオやジャックを含むウルトラ戦士たち数十人を薙ぎ倒した上、タロウのストリウム光線やウルトラ戦士たちが斉射したスペシウム光線一斉掃射すら無傷で受け止めるアサシン星人に脳震盪を起こさせた(それでも耐えていたが)。後述する『超闘士激伝』でも、1年間の猛特訓を経た闘士ウルトラマンエースが単独使用できるようになっている(未遂)。
エース本編では一度しか使用していないがゲームやライブステージなどでは使用することもある。(ただし『ウルトラマン超闘士激伝』ではメフィラス大魔王に阻止されトサカが吹っ飛ばされている。)
FC『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦』では最強の敵・エンペラ星人相手に初代ウルトラマンがウルトラ兄弟のエネルギーを受けて使用した。
ウルトラホール
ウルトラマンエースのみが保有している特殊な器官。
アイスラッガーやマクシウムソードとは異なり生まれつき存在するトサカであり、脱着は不可能(訓練次第で取れるようにもなるらしい)。
ウルトラの父やタロウの持つウルトラホーンと似た性質を有しており、この部位に光エネルギーを吸収することで光線技や格闘能力を強化することができる。勿論ウルトラ戦士の放つ光エネルギーも同様に吸収可能。『ウルトラマンSTORY0』では一時的に他のウルトラ戦士の有する「形質」を貸与することが可能と言う設定になっており、異次元に潜むイカルス星人との戦いにおいて、光の国最強の比類なき剛力を有するゴライアンと、身体を粒子化し次元操作することのできるフレアの力を一時的に使用し、イカルスを撃破した。
余談
初期案では球体状の強化アイテムで、頭頂部に光の球が取り付けるイメージだった。
因みにQは五重奏を意味する英単語、クインテット(quintet)の頭文字をとったもの。
関連タグ
ナインエボルブースト…他作品の似たような技