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レム(ウルトラマンジード)の編集履歴

2018-01-02 10:34:06 バージョン

レム(ウルトラマンジード)

れむ

レムとは、『ウルトラマンジード』に登場する人工知能(AI)。

「彼の父親は、ベリアル。ウルトラマンベリアルです」


CV:三森すずこ(第19話では人間態も担当)


概要

リクの住む街にある天文台の地下500mの地点に位置する「星雲荘」と呼ばれている秘密基地の中央指令室に設置されている報告管理システム。

ウルトラマンジード 13話

自称「声だけの存在」で、常に機械的な敬語口調で話す。性別は特にないと思われるが、会話の際に女性的な声を発するためなのか、ゼロからは「コンピューターお姉ちゃん」と女性人格として認識されていた。

基地内で会話する際は、メイン画像にあるような黄色い電球のようなコアを点滅させる。


「Bの因子」を持つ朝倉リクに秘密基地の所有権を譲渡し、ジードライザーウルトラカプセルを託すと共に、彼が悪の戦士:ウルトラマンベリアルの息子であることを伝えた。

以降、怪獣出現地点にリクを転送したり、球体型偵察機「ユートム」を発進させて怪獣出現現場をモニターに映し出したりリトルスターの探索に活用したりとリク達をサポートする。

場合によっては重要な情報を提供してくれることもあるが、リトルスターの詳細に関しては開発者によって情報がプロテクトされていたためにアクセスすることができなかった。


レムという名は「名前がないとやりづらいから」という理由でリクによって与えられたものだが、自身は「レポート(Report)・マネジメント(Management)のイニシャル」と勝手に解釈するなど、割とユーモラス(?)な一面もある。実際には、『爆裂戦記ドンシャイン』に登場するヒロインから拝借されたものであり、同時にストルム語で「呪縛」を意味する言葉でもあるらしい。

レムで遊んでみた(改定版)

また当初は「マスター」と呼んでいたリクを、本人の指示を受けて「リク」と呼ぶようにしたり、第13話で悪ふざけをしたリクをこらしめるために記憶喪失という名の故障を演じるなど、意外に茶目っ気があり融通も利く高性能なAIである。また第3話ではリクの命令でマスコミに向けて「ウルトラマンジード」の名前と彼が「敵では無く、運命に逆らい立ち上がるもの」というメッセージを送った。


なお、基地は元々ベリアルの所有物だった(伏井出ケイによって作られたもの)らしいが、放送前のカウントダウンメッセージでは「どこの勢力にも属していない」と語っており、ベリアル融合獣と戦う際にも特別な反応は見せなかったため、どういう意図を持って活動しているのかは不明。

ただ、第11話にて自身の出生の秘密を知ったリクに「レムは味方?」と問われた際は「今のマスターはリクです」と迷わず答えているほか、第19話でケイが星雲荘に乗り込んできた際にはリクたちに警告を与え、エレベーターで安全な場所へと退避させるなどしており、あくまでもマスターと認めたリクに味方する姿勢を貫いている。


レム人間態

第13話で肉体を持つことに強い憧れを抱いていると思われる台詞があったが、彼女の願望は第19話で意外な形で果たされることになった。


伏井出ケイが自身のストルム器官の治療を目的に突如星雲荘を襲撃し、基地を乗っ取ってしまったのである。

レムはケイの手によって消去される危機にさらされるものの、緊急措置として自身の声を元に肉体を作り出して基地から脱出することで事なきを得た。こうして誕生したのがこのレム人間態である。


ウルトラマンジード レム 人間態


その後、リクたちと無事に合流し、行動を共にしていたが、彼らの動向は最初からケイによって監視されて筒抜けであり、改めて基地奪還に向かおうとしたところをケイから送り込まれた指令によってプログラムを書き換えられ、メカゴモラ頭脳として利用されてしまう

長らくジードの戦いを目にしてきたためにジードの攻撃パターンを完全に熟知しており、攻撃を悉く先読みして反撃するなど圧倒的な強さでジードを苦しめるが、リクの必死の呼びかけを聞くうちに徐々に心境が揺らいでいき、最終的に精神世界でケイに忠実な自身のもう1人の人格と対峙した末、これを打ち消し、メカゴモラから脱出する。


その後は肉体を失いながらも、ケイから基地を取り戻すことに成功、戦いを終えて帰還してきたリクたちをいつものように暖かく出迎えたのだった。


なお、作りあげた肉体が本物の地球人のそれであったためか、AIであるにもかかわらず非常に表情豊かであり、感情もちゃんと存在する。とはいえさすがに恋愛感情のたぐいは理解できないようで、リクのアルバイト先「銀河マーケット」にいた時など、店長に好意を寄せられて「この男はどうして私を監視するのか」とリクに真顔で尋ね、リクを困惑させている。また、緊急脱出にもかかわらず選んだ靴があろうことかハイヒールだったり、方向音痴であることが発覚したり、前述のハイヒールのせいで転びそうになったりしている。あれ、もしかして…


余談

担当声優の三森すずこは、かつて自身のラジオ番組で『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』を紹介した際に同作への出演をプッシュしていた(同作には三森と同じ事務所に所属する徳井青空や、『ジード』でペガッサ星人ペガ役で三森と共演している潘めぐみも出演していた)が、結局本家の方に出演する事になった模様……と思っていたら、そちらの方にも2期からキングジョー役で出演することが決定してしまった。おそらく“機械”繋がりでの抜擢であったと思われる(レムの場合、冒頭でも書かれている通り厳密には人工知能(AI)だが)。

祝!キングジョーが怪獣娘出演!アンドロイドレム?

また、これにより、飯田里穂、上記の潘めぐみに続き、ウルトラシリーズ本編と『怪獣娘』の双方に出演した3人目の女性声優となった。

なお、三森曰く、「某社で出会ったピグモン(と後ろにいた円谷プロの関係者)に願掛けしたら出られた」とのこと。


当初は声の出演だけが決まっていたが、その後19話で実際に顔出しで出演することが決まり、信じられず恐縮する一方で「孫の代まで伝えられるチャンス」と好機に感じたという。


三森はウルトラマンゼロ役の宮野真守と同じく歌手活動をしており、アニメロサマーライブ等に出演経験も持ち、ウルトラシリーズで主題歌に関わらないか期待する声もあった中、ぺガと共にキャラクターソングのリリースが確定している。収録曲は「マホロバリバティ」と「GEEDの証~レムバージョン~」の2曲になる予定。


19話でメカゴモラの頭脳として利用されてしまうという展開は、『メカゴジラの逆襲』へのオマージュではないかいう意見がある。ファンの間では、上記の『怪獣娘』でのネタも踏まえて、「搭乗したのがキングジョーだったら完璧だったのに」なんて声も。


関連イラスト

本編でも19話で人間態を得たレムだが、それ以前にも擬人化したイラストが投稿されている。

AI?声だけ?謎システム


関連タグ

ウルトラマンジード

報告管理システムレム:表記揺れ。作品名を含まない個別タグとして考案されたもの


エリー(ウルトラマンマックス):オペレーターAIとしての先輩。アンドロイドで元々身体があったこちらに対し、レムの場合本当の地球人の身体を作ってしまった点で異なる。なお、「人間と交流を重ねるうちに人間らしさを獲得していく」「メイン回にて敵に操られ、基地が襲撃される」といった共通点がある。


東郷美森:中の人+記憶喪失繋がり。第13話の一件で彼女を連想した視聴者が多かったようだ。

ジャーヴィスアメリカスーパーヒーロー映画MCUシリーズに登場する人工知能(原作では普通の人間執事だった)。実生活と戦闘の両面で主人公を支える、人工知能にしては割と茶目っ気ある性格、経緯は異なるが敵の襲撃に際してボディを得るなどレムとは共通点が多い。

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