ゴ・ジャーザ・ギ
ごじゃーざぎ
データ
俊敏体 身長/201cm 体重/182kg
剛力体 身長/201cm 体重/213kg
登場話:EPISODE40「衝動」、EPISODE41「抑制」
解説
グロンギで上位の強さを誇るゴ集団でも更に桁違いの実力を持つ、最強3人衆の紅一点であるサメ種のグロンギ。未確認生命体第44号。
人間態は眼鏡をかけたOL風の女性で、現代人から見ても全く違和感の無い服装をしている。
「インターネット上でゲゲルを行う場所を予告し、5時間で567人殺す」というゲゲルを行った。
手口は、指示した旅客機や客船にて、複数の標的を1ヶ所へ追い詰め、銛で纏めて串刺しにして殺すというもの。後は海へ飛び込んで逃げてしまう。
また、旅客機や客船の選定も無計画ではなく、旅客機は乗客の多くが老人であり、客船も乗客の多くが子供、と力の弱い者が多数いる乗り物を狙っていた。
これはゲゲルのルールではなく、ザギバスゲゲルに向けて力を温存し、かつ手早く進むためであり、合理性・効率性を重視して非力な者を標的に選んだに過ぎない。上述の殺害方法も含めて、彼女の計算高く残酷な性格が窺える。
インターネット上には余りに外道なメッセージを残したため、おしゃべりクソ野郎程ではないにせよかなりクウガを苛立たせた。
あと凄い美声だが、怪人体になると芯が強くドスの利いたものとなる。
なお、演者のあらい女史の胸囲89cmというナイスバディを反映してか、怪人体はかなり女性的な体のラインが強調されている。タトゥーの位置は太もも。
能力
シュモクザメがモチーフの為水中での行動が得意だが、無論他のギ組同様に陸上でも活動でき、戦闘の状況に応じてクウガと同様のフォームチェンジを行う。
243人を殺すと豪語した際には、バベルからも「お前ならたやすいだろう」と言われていた。
活動
レインボー航空706便に乗り込んでたちまち242人を殺害すると、機長を脅して警察に向け犯行予告を発して自身は海へと逃走。素早い泳ぎで現場を後にする。
海中に居ることをライジングペガサスに察知されかけるが、ライジングペガサスが究極の闇の気配を察知し、気を取られている隙に海中から投げた銛で刺し貫く。
元々の銛のダメージに加え、ライジングペガサスの発達した痛覚も相まってクウガは強制変身解除。2時間は変身できなくなってしまう。(クウガの2時間のインターバル間に殺人が行われなかったのが人間にとって幸いである)
更にはインターネット上の掲示板に「10月8日11時、空を渡る虹の中で243が消える。そして16時、海に浮かぶ太陽の上で324が消える」と書き込んでおり、警察の推理により「空を渡る虹」がレインボー空港、「海に浮かぶ太陽」がさんふらわあであることが判明。
警察と海上保安庁が結託し、クウガもゴウラムで客船に先回りする。遭遇後、クウガに銛を投げつけて威嚇、銛を奪ってドラゴンロッドに変えたクウガを迎撃する。
その後クウガにライジングスプラッシュドラゴンを打ち込まれるも封印エネルギーを霧散させ、剛力体に変身する。
タイタンフォームのクウガを圧倒するも、最後はライジングタイタンに変身したクウガによって海に落とされる。
そしてダブルライジングカラミティタイタンによって封印エネルギーを送り込まれ敗北、爆死した。
余談
武器の銛は仮面ライダーディケイド第2話に登場したゴ・ベミウ・ギの武器に、剣はメ・ビラン・ギの武器に流用された。
仮面ライダーディケイドの第3話では、ン・ガミオ・ゼダの能力によりグロンギに姿を変えられた人間の中に俊敏体が複数登場している。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦では大ショッカーの怪人として俊敏体が登場。