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横浜線の編集履歴

2019-11-20 18:11:25 バージョン

横浜線

よこはません

横浜線とは、JR東日本が運営する鉄道路線。地元からは「ハマ線」の通称でも知られる。

路線データ

路線延長42.6km
軌間1067mm
駅数20駅(東神奈川駅~八王子駅間)
起終点東神奈川駅~八王子駅
複線区間全線
電化区間全線直流電化(1500V)
閉塞方式複線自動閉塞式
保安装置ATS-P
運行管理システム東京圏輸送管理システム (ATOS)
最高速度95km/h

区間

神奈川県横浜市にある東神奈川駅を起点とし、東京都八王子市にある八王子駅に到る42.6Kmの路線である。路線名は「横浜」を名乗っているが、これは開業させたのが「横浜鉄道」だった為(私鉄買収線のほとんどは買収元の私鉄の社名を名乗ることが多いため)であり、買収された時期的に横浜駅とは関係がない(横浜駅は買収後に開業した)と思われる。その横浜駅は東神奈川駅から京浜東北線で一駅隣であり、横浜線の列車でも横浜駅へ直通しないものも多いが、現在は直通するものがほとんどとなっている。

歴史

八王子近辺で生産される生糸を輸送するために設立された私鉄「横浜鉄道」が1908年に開業させたのが始まりである。しかし、経営状態が悪化したため当時の国鉄がこの路線を1910年に借り受け、その後1917年には正式に国有化されることとなった。国有化されるまで路線名は八浜線だった。


国有化直前には標準軌への改軌試験が行われたり、また国有化後の1925年には東海道本線電化のための試験として一部区間が電化されたりと、当時は半ば実験線的に使われていたようである。


電車の運行開始は1932年で、電化されていた東神奈川〜原町田間が電車化された。原町田以北はまだ沿線人口が少なかったために蒸機牽引の客車列車だったが、1933年には気動車での運行が開始された。なお貨物列車は全線に渡り蒸機牽引によるものであった。全線電化は1941年。


戦後、東海道新幹線が開通するとその交点上に新横浜駅が開設され、それと前後して横浜線も順次複線化が進んでいった。1972年から1979年にかけては103系が投入された。当初は各線区から寄せ集めて編成を組んでいたため混色編成が見られたが、その後同線で運用される103系は黄緑6号(ウグイス)のカラーリングに変更され、これが横浜線のラインカラーとなった。現在運用されているE233系はこのウグイス色に緑15号(グリーン)の帯を追加している。乗り入れ車両である205系は異なる塗色(白地に青濃淡の帯が複数本)となっている。

種別

快速

平日は日中、土休日は朝から夕方にかけて運転する。

平日と土休日の日中は20分間隔で桜木町駅 - 八王子駅間を運転している。土休日の朝は間隔が開く部分ある。快速運転区間は東神奈川駅 - 相模原駅間である。すべての電車が京浜東北線・根岸線に乗り入れている。東神奈川駅 - 八王子駅間の全区間で見ると、快速は全20駅のうち7駅を通過し、主要駅などの13駅に停車する。快速が連続して通過するのは古淵駅・淵野辺駅・矢部駅の3駅で、他はほぼ1駅おきに通過する。


日中の場合は、上りが橋本駅で同駅始発の各駅停車桜木町行きと、中山駅で快速の前を走る各駅停車東神奈川行きに、下りが東神奈川駅で同駅始発の各駅停車橋本行きと、町田駅で快速の前を走る各駅停車八王子行、橋本駅で快速の前を走る橋本止まりの各駅停車とそれぞれ連絡する(東神奈川駅下りや橋本駅上りでは、同じホームではなく隣のホームに移動する必要がある)。また、土休日の上りの一部は町田駅でのみ各駅停車に連絡する。

各駅停車

終日運転される。朝・夜間帯は横浜線内の折り返し運転が中心となる。


日中は毎時6本運行されるが、このうち3本が京浜東北線・根岸線経由で桜木町駅まで運転されており、毎時3本運転される快速とあわせ毎時6本が桜木町駅まで乗り入れる。朝・夜間帯には一部列車が磯子駅・大船駅まで直通する。

日中において、快速の前を走る各駅停車は上りが中山駅、下りが町田駅で待ち合わせをする。その他、上りが橋本駅、下りが東神奈川駅で始発の各駅停車が快速との待ち合わせを行う(東神奈川駅や橋本駅では同じホームではなく隣のホームに移動する。ただし、橋本駅ではなく、次の相模原駅で乗り換えれば同一ホームでの乗り換えができる)。

臨時特急「はまかいじ」

1996年4月27日より、横浜と甲州や信州エリアの松本駅を結ぶ臨時特急「はまかいじ」が運転されている。運転開始当初は横浜駅-甲府駅間の運転だったが、乗客増に合わせて小淵沢駅・上諏訪駅と徐々に区間が延長され、2003年以降は横浜駅-松本駅間で落ち着いている。


車両

現在の車両

205系500番台

かつての8両編成計28本は全車両運用を離脱したが、相模線からの乗り入れ車両である500番台4両編成が八王子駅~橋本駅間のみ運用されている。


185系

大宮総合車両センター所属の200番台車7両編成が「はまかいじ」で使用される。かつては長野区の189系6両編成も使用されていたが、現在は185系のみでの運転である。

なお、保安機器の関係上特定の編成しか運行されない。


E233系 6000番台

もしも横浜線に新型車両が導入されたら E233系編

現行の205系を置き換えるべく、E233系が導入された。2012年4月のプレスリリースで2014年度に8両28編成224両が投入されることが正式に発表となった。が前倒しされ、2014年2月から順次投入され8月23日に205系8連を置き換えた。


駅一覧

●=停車 レ=通過


駅名読み普通快速接続路線備考
東神奈川ひがしかながわ
  1. 京浜東北線
  2. 京急本線(仲木戸駅)
島式2面4線で京浜東北線と線路を共有。
大口おおぐちユニー関東本部の最寄り駅。
菊名きくな東急東横線出口は1号車のみ。
新横浜しんよこはま
  1. 東海道新幹線(JR東海)
  2. 横浜市営地下鉄ブルーライン
新幹線口が表口。
小机こづくえ2面3線。待避線あり。
鴨居かもい
中山ながやま横浜市営地下鉄グリーンライン2面3線。2面4線かは駅ビルで潰えた。
十日市場とおかいちば
長津田ながつた
  1. 東急田園都市線
  2. こどもの国線
成瀬なるせ
町田まちだ小田急小田原線横浜線唯一島式2面4線。
古淵こぶち相対式ホーム
淵野辺ふちのべ
矢部やべ
相模原さがみはら相対式ホーム
橋本はしもと
  1. 相模線
  2. 京王相模原線
相模線直通あり。横浜線2面4線化する用地あり。2番乗り場は貨物線退避。
相原あいはら相対式ホーム
八王子みなみ野はちおうじみなみの
片倉かたくら相対式ホームで横浜線唯一の高架駅。
八王子はちおうじ
  1. 中央本線(中央線快速)
  2. 八高線
  3. 京王(京王八王子駅)
中央線直通は中央線ホーム。

関連動画

快速 八王子駅→桜木町駅


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