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ジェットスクランダーの編集履歴

2020-04-05 22:34:14 バージョン

ジェットスクランダー

じぇっとすくらんだー

マジンガーZの飛行ユニット。

解説

 マジンガーZが使用する飛行ユニット。巨大な赤いの形をしており、背中に装着することでマッハ3(後に改造によりマッハ4.5)での飛行を可能とする。

 本来マジンガーZは時速360㎞の猛ダッシュが可能だったが、飛行機能が全く無かったため、ある程度の高さにいる相手には地上から遠距離武器を当てるしか対処法が無かった。そのため、アニメ32話「恐怖の三つ首機械獣」では超音速飛行する機械獣ゲルべロスJ3に対し、前述のような地上からの攻撃では躱され続けて致命打を与えられず、最終的に後方から射出されたアフロダイAオッパイミサイルを全力疾走して鷲掴みにして飛ぶという苦肉の策で撃破せねばならなかった。

 さすがにこれではまずいということで、34話「紅い稲妻 空とぶマジンガー」にて光子力研究所弓弦之介教授はアメリカロケット工学者・スミス博士との共同開発でこのアタッチメントを開発。ホバーパイルダー(及び後継機のジェットパイルダー)に備え付けられたJS装置からの誘導により、スクランダーは自律飛行してマジンガーZとドッキング。この時ちょうど十字架を描くような形になるため、「スクランダークロス!」と呼称する。

 音速の3倍という速さはそれだけで武器となり、翼で斬りつけるスクランダーカッターは絶大な威力を誇る。後に翼内部に超合金Z製の十字手裏剣「サザンクロスナイフ」が装備された(スクランダー単体でも発射可能)


マジンガーZがスクランダーを装備することで武装・機動性共に大幅に増強したが、元々想定外の追加装備による欠点として、揚力を利用している故に(超合金Zの頑強さはあるものの)万が一翼部分が損傷すると飛べなくなってしまう事や、翼が邪魔になって可動域に制限が出てしまう(大車輪ロケットパンチ使用時など)等の弊害も発生している


 なお、漫画版ではDr.ヘルとの最終決戦に向けて開発されたという設定で、最後は兜甲児の特攻によりマジンガー諸共地獄王ゴードンに叩き付けられ大破した。

 

 マジンガー以前の巨大ロボットは、鉄人28号にしろジャイアントロボにしろ、どでかいロケットバックパックを背負って無理矢理飛ばしていたか、もしくはアトムのように手足に仕込んだスラスターで浮いていたりしたわけだが、このように揚力を利用して飛ぶ設定は(当時としては)珍しく、以降もスーパーロボットものではこのように「翼」を付属させて飛ぶロボットが数多く現れるようになった。


派生

スクランブルダッシュ(グレートマジンガー

マジンガーZの戦闘データから、最初から飛行を前提に作られているため、翼の部分スクランブルダッシュはボタン一つで背中から出てくるという便利設計になっている。ただし翼の収納部分を攻撃されると一時的に全機能が麻痺するという弱点がある。


グレートブースター(グレートマジンガー

グレートマジンガーの強化装備として作られた、超合金ニューZ製のブースター。スクランブルダッシュを上回る加速に、ブースターその物を射出武器として発射可能。真マジンガーZEROでは、グレートのマジンパワーと光子力エンジンをフル稼働させることで、偉大な勇者は皇帝となる


ビューナススクランダー(ビューナスA

ビューナスA用に作られたジェットスクランダー。ビューナスAがダイアナンAを吊り下げたまま飛行出来るほどに推力はある。しかし、耐久性に難があり、翼が破壊されることも多い。


地球製スペイザー(グレンダイザー

スペイザーと分離すると格闘戦が出来る代わりに飛べなくなるグレンダイザーの弱点を補う役割を担う。空戦向きのダブルスペイザー、海戦向きのマリンスペイザー、陸戦向きのドリルスペイザーが登場している。何気に全部超合金ニューZ製である。


カイザースクランダー(マジンカイザー

マジンカイザー用のジェットスクランダー。超合金ニューZα製で巨大で悪魔のような禍々しさ。

スクランダー自体をブーメランとして使用可能。


ゴッドスクランダー真マジンガー衝撃!Z編

マジンガーZ用の進化型ジェットスクランダー。背中にロケットパンチが追加で装備されている他、変形することで巨大な鉄拳「ビッグバンパンチ」が使用可能となる。今川だからしょうがない


ウイングル(マジンカイザーSKL)

厳密にはスクランダーではなくアフロダイA同様のサポートメカだが、本機から「ティアラエール」と「アンシュガード」を切り離し、マジンカイザーSKLに装着させることで空戦能力を付与する「ウイングクロス形態」となる。単なる航空支援ユニットというより、「マジンカイザーSKLのリミッター解除用パーツ」としての意味合いが強い。


翼の系譜を継ぐモノ達

「飛行能力の付与」と言う極めて解りやすいパワーアップ効果のために、後世のロボットアニメや特撮などでもしばしばスクランダーのオマージュ・パロディとしての性格を持ち併せたオプションが登場する。

以下、その一例

ゴッドボンバートランスフォーマー超神マスターフォース

マイトカイザー勇者特急マイトガイン

ツバサマル忍者戦隊カクレンジャー

トップゲイラー爆竜戦隊アバレンジャー

※飛行能力付与形態は本編未登場でVシネマにて日の目をみる。

ダイテンクウ侍戦隊シンケンジャー

Gディフェンサー機動戦士Ζガンダム

※本来は「火力増強」と言うグレート合体寄りのコンセプトで作られた機体だが、スーパーロボット大戦シリーズなどでは飛行能力付与の効果を持っていたりする。


余談

 『ロボットガールズZ』に登場するZちゃんも当然使用できる他、アニメ第2期オンライン版ではさらに強力なデビルスクランダーを使用している。


関連項目

マジンガーZ アタッチメント

オプション パワーアップ

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