オリハルコン
おりはるこん
概要
アニメや漫画、小説等では「神が与えた最も硬い金属」「非常に強く、それでいて伸縮性のある金属」等、様々な設定があるがほとんどの作品において「最も硬い」という共通点がある。そのため、武器や防具に利用される事が多い。
ちなみに、アトランティス伝説に登場するオリハルコンは武器としては使われておらず、壁や柱・装飾にオリハルコンが使われている。また、硬さ・丈夫さより希少価値の方が優先されている。
主な登場作品
以下、50音順。
海のトリトン(アニメ版)
主人公トリトンの短剣、敵対するポセイドン族の巨大な神像がオリハルコンでできている。
オリハルコンの剣は超高熱を発する力を持つ。
短剣はマイナス、神像はプラスの相反するエネルギーを持つ。
ウルトラマンSTORY0
超古代の地球に存在した文明で精製されていた金属。光エネルギーを蓄える効果を持つ。
タイムスリップしてきたセブンと共闘した地球の戦士たちがオリハルコン製の斧、槍、ダガー、投げナイフを使用。
怪獣に対し強い威力を発揮し、バニラは大砲で撃ち出された上記の武器を胸に受け融解、セブンを苦戦させていたアボラスも頭に刺された斧にワイドショットを受け爆散した。
仮面ライダーブレイド
仮面ライダーのスーツや武器などに使われている。
スプリガン
賢者の石を触媒として精製される特殊な金属。精神感応金属とも呼ばれ、様々な物質を用いた合金で、用いた物質により多様な効果を発揮する。
チタンと合金とすることで硬度を増すことが出来、圧力をかければより硬質化が可能。
ニッケルと合金とすることで精神波と感応するようになり、形状記憶合金や人工筋肉、通信端末などに利用できる。
何と合金化したかは不明だが、オリハルコンにプログラムを組み込むことで自由に動き、多少の傷は自己修復するオリハルコンを用いた巨人が発掘されている。
主人公たちが属する「アーカム財団」のみが精製可能であったが、後に対立組織の一つである「トライデント」が精製に成功。トライデント製はオリハルコンを用いた装備の性能は劣るものの、組織の体質の違いから十分な脅威となっていた。
魁!!男塾
淤凛葡繻十六闘神(おりんぽすじゅうろくとうしん)の主将、聖紆塵(ゼウス)がオリハルコンで作られたシャイニング・ゴッド・ハンズを使用。ひたすら固く強力な超金属という扱いであり、海のトリトンが記憶から薄まってから久々に登場した作品である。ドラゴンクエスト3よりも登場時期は早く、80年代ジャンプ直撃世代の方にはこれで「オリハルコン」というワードを知った方も多いのではないだろうか。
ドラゴンクエスト
アイテムとしてはDQ3に王者の剣を作るための材料、DQ9に錬金の材料として登場。
モンスターとしてはDQMシリーズにオリハルコンの体を持つドラゴン系モンスターのオリハルゴンが、漫画『ダイの大冒険』では主人公ダイの最強武器「ダイの剣」及び「真魔剛竜剣」、ロモスに伝わる「覇者の剣」「覇者の冠」の材質としてや、オリハルコン製のチェスの駒に命を与えた「ハドラー親衛騎団」が登場した。
この作品中ではさんざ使いまわしがされており、実際の金属では同系の金属でも刃物用の地金と装甲用の地金は配合も特性も全く異なるはずなのだが、等閑に付されている。考えたほうが負けだとはおもうが。