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プレデターの編集履歴

2020-04-25 01:11:57 バージョン

プレデター

ぷれでたー

『プレデター』とは、1987年に1作目が公開されたアメリカのSFアクション映画。及び作品シリーズに登場する地球外知的生命体の名称。

predatorの原義は、動物学用語で「捕食者」を意味する言葉。

同じ名を持つ無人航空機(UAV)についてはRQ-1を参照。

同じ名を持つグランブルーファンタジーの登場人物についてはプレデター(グラブル)を参照。


プレデター(宇宙生物)

どこぞの戦闘民族同様に戦いが大好きで、強い獲物を「狩猟」することを種族全体の趣味、及び社会文化とする異星人。身長2M30CMから2M50CM(遺伝子操作した個体は3M30CM)、髪は基本黒、体重は150〜160Kg、どこか愛嬌のある醜い顔をしている。雌の方がややでかい。

身体能力、性格、習性

腕力、跳躍力、知能、タフさなど、個人差あれど基本的に人間より高い。

詳しく言うと、数メートル(7〜10M)の高さまで助走なしでジャンプでき、大男も投げ飛ばせ、大型車と同じくらい早く走れ(人間と同程度しか出ない個体も...)、ビルから落ちても死なず、至近距離からのショットガンを食らっても数秒気絶しただけで、そのまま起き上がった後も元気に戦うことができるほどタフで、小型から超大型の宇宙船を作れ、宇宙のとても離れている場所からワープして地球に来れるほど頭がいい。とにかくすごいと言うことを覚えてくれれば問題ないだろう。


性格は基本紳士的で基本無害な人間を一部例外を除いて襲ったりしないが、武器を持っていたり、戦闘意欲がある生物相手には情け容赦のない性格をしている。

掟や名誉を重んじ、基本はそこから外れないように行動する。掟は法律のようなもので、破れば当然捕まり、罰を受けることになる。狩りや任務、自爆を失敗し、そのまま生きて帰ってきたものには流刑が言い渡される。スカーフェイスという個体は自爆をミスり、巨大昆虫の惑星に槍一本で流刑にされ、100年後刑期を終えて戻ってきた。反逆や、裏切り、仲間のプレデターや無害で敵意のない者の虐殺を行った者には大体死刑が言い渡される。


やってることは宇宙規模で氏族(グループのこと。○○クランという名前が多い)ごとにリアルモンスターハンターをやっている異星人種族と言えば伝わりやすいかもしれない。プレデターというのは我々観客側からみた呼び名であり、劇中そう呼んだのはザ・プレデターの中の一回しかない。(yautjaという非公式な種族名があるが、あくまで非公式なので注意。


惑星も粉々にするような兵器を保有する程の圧倒的な科学技術を有しており、基本的には光学迷彩で姿を消し背後から獲物を奇襲する戦法を取る。身体能力は素手の地球人では歯が立たない程で、筋肉モリモリマッチョマンの変態も正面からではフルボッコにされている。

たびたび地球に来てサファリ気分で狩りを楽しむが、たまにはしゃぎすぎた未成年が現地の獰猛な高等知的生物に襲われて命を落とす。

獲物ではなく敵と認めた相手にはマスクとプラズマキャノンを捨てて格闘戦を挑む誇り高い戦士でもある。(もっとも、映画のプレデターは大体が相手の強さを認める前にキャノンを壊されている)

また、戦いにおいて勇気と闘志を示した者には、例えそれが同胞を殺した異種族であっても、敬意や賞賛の念のようなものを示すことがある。『2』ではハンタープレデターを倒したハリガンに海賊ラファエル・アドリーニの銃を渡し、『AVP』でもエイリアンを倒したレックスにスピアを渡している。


ちなみに自分の星が地球より高温なので少々寒さに弱い感がある。熱帯雨林や北アメリカ西海岸など、比較的高温な地域でも、特に暑い日でなければ姿を現さない。かつてもっと地球が温暖だったころは頻繁に訪れていたらしく、人間にも神として崇められていた。


一方、『AVP』で発見された成人の儀式用のエイリアンプラントは、クイーンエイリアンを冷凍保存するため極地にあり、使うときはわざわざ軌道上の母船からレーザーを打ち込んで暖めているらしい。また、プラズマキャノンは儀式場に保管されている。これもある意味ハンデを背負わせる成人儀礼の試練なのだろうか。

プレデターはプラズマキャノンなしでは、エイリアンゼノモーフ)を狩るのは難しく、逆に狩られてしまうこともある。



プレデター内にも証拠隠滅等に特化したスペシャリスト「クリーナー」、氏族の狩りの最高指導者「エルダー」使者の「エミッサリー」など、役職が分かれている。また、地球人類同様に人種の違いがあり、お互いの仲は悪い。そして、多種の遺伝子などを組み込んでパワーアップしようとしている個体、もしくは氏族、さらには地球を侵略しようとしている氏族や守ろうとしている氏族、人間を獲物としてみない氏族などもあり、いつも何所かで対立している氏族同士がおそらく戦争していると思われる。(ただ、狩りはやめない。


シリーズ一覧

配給は20世紀フォックス

タイトル公開年監督登場個体
プレデター1987年ジョン・マクティアナンウォーリア
プレデター21990年スティーヴン・ホプキンスハンター、エルダー(ゴールデンエンジェル、グレイバック)、スネーク、ボーグ、ゴート、ヒッピー、ボア、ボアブラザー、ラム、ロストハンター
エイリアンVSプレデター(AVP)2004年ポール・W・S・アンダーソンスカー、ケルティック、チョッパー、エルダー、担架プレデター
エイリアンズVSプレデター2(AVP2)2007年コリン・ストラウス/グレッグ・ストラウス勤務人クルー、ザ・クリーナー
プレデターズ2010年ニムロッド・アーントルMr・ブラック、ファルコナー、トラッカークラシック
ザ・プレデター2018年シェーン・ブラックフジティブ、アサシン

  • 『AVP』に登場するプレデターの中のエルダーと担架プレデター以外は未成年という設定がある。詳しくは該当記事へ。プレデター『1』と『2』に登場するプレデターも半公式ながら、未成年という設定がある。
  • 『2』のプレデター達はまとめてロスト・クランと呼ばれるグループ。
  • 『2』に登場するエルダーと『AVP』に登場するエルダーは別個体。
  • ゴート・プレデター のマスクのデザインは、『1』のウォーリアプレデター のマスクデザインの没案。
  • ボーグ、ロストハンター・プレデターそれぞれのフィギュアの一つは、劇中で明かされなかった素顔やヘルメット、防具に武器が付属している。
  • ボア・プレデターとボアブラザー・プレデターはマスクが似ているためこう呼ばれているだけで、兄弟かどうかは不明。
  • 『AVP』のスカー、ケルティック、チョッパーの未成年グループのリーダーはケルティック・プレデターである。ただ、登場個体全てのリーダーはエルダーであり、『2』も同様。
  • 『AVP2』ザ・クリーナーと勤務人クルーは上記のように役職名、プレデターズのクラシックは種族名。
  • プレデターズにはプレデター初期案のような宇宙人宇宙人が登場する。
  • ザ・プレデターにはエミッサリー・プレデターが登場予定だったが、そのシーン含めエンディングが不評だったためカットされ、別の(公開された)エンディングにかえられた。ちなみに、公開前のトレイラーの中に一瞬だけエミッサリーが映っている。探してみよう。

『プレデター』(1作目)

1987年公開。ジョン・マクティアナン監督作。

南アメリカへ要人の救出に向かった特殊部隊と、ゲリラ的に人間を狩る地球外生命体の死闘を描く。


キャスト

役名キャスト玄田版吹替屋良版吹替
アラン・ダッチ・少佐アーノルド・シュワルツェネッガー玄田哲章屋良有作
ジョージ・ディロンカール・ウェザース菅生隆之内海賢二
アンナ・ゴンザルベスエルピディア・カリロ塩田朋子勝生真沙子
マック・エリオットビル・デューク麦人麦人
ビリー・ソールソニー・ランダム大友龍三郎飯塚昭三
ホルヘ・"ポンチョ"・ラミレスリチャード・チャベス大塚芳忠山口健
リック・ホーキンスシェーン・ブラック神谷和夫江原正士
ブレイン・クーパージェシー・ベンチュラ青野武銀河万丈
ホーマー・フィリップス将軍R・G・アームストロング加藤精三渡部猛
プレデター(声)ケヴィン・ピーター・ホール(ピーター・カレン)大友龍三郎笹岡繁蔵

  • マック役のビル・デュークは「元グリーンベレーのクック」として「コマンドー」でもシュワルツネッガーと競演しており、某ニコ動画ではコメント機能を使ってクックの額に赤い「∴」を貼り付けるのがお約束である。
  • プレデターのスーツアクターはラストシーンでダッチを救出に来たヘリのパイロットとして"顔出し"出演している。
  • 本作でプレデターの声を担当したピーター・カレンは北米では「コンボイの中の人」、何の因果かシュワちゃんの吹き替え声優である玄田哲章とは外の人つながりである。
  • ブレイン役のジェシー・ベンチュラは元軍人(SEALs隊員)で実際にベトナム戦争で活躍していた。除隊後、プロレスラー“ジェシー・ザ・ボディ・ベンチュラ”としても名を上げており、見た目通り相当な筋力の持ち主だが、それでも本作のガトリングガンの重量は堪えたという。後にシュワちゃん主演の映画バトルランナーでも共演しただけでなく、両者とも州知事になっている。
  • ホーキンス役のシェーン・ブラックは脚本家・映画監督としても活躍しており、後に『アイアンマン3』などを手掛けている。そして2018年にはとうとう、今シリーズの最新作『ザ・プレデター』の監督を担当している。
  • ロッキー4/炎の友情の公開後の数ヶ月間、ロッキーの次の相手は宇宙人だろうというジョークを、脚本家のジムとジョン・トーマスが真に受け、それを基に脚本を執筆したのがこの映画である。
  • 2013年12月20日に20世紀フォックス吹替の帝王シリーズの第3弾として玄田版と屋良版双方の吹替を収録したブルーレイが発売された。更にTV放送時にカットされた部分を同じキャストで追録している。ただし、故人となってしまっている声優はそれぞれ「内海→楠大典」「青野→浦山迅」「山口→桐本琢也」が代役を務めた。

ただし叫び声が高音質化で欠落してしまうため叫び声を原語版に差し替えるという苦肉の手段が物議を醸した…。しかしイマジカBSで玄田版が放送された時に従来の吹替版を元に吹替の帝王での追加収録部分を補い、叫び声が吹替のままのハイブリッド版が放送された。

  • ブレインが装備しているM134を翻訳担当者が「チェーンガン」と誤訳しており、気付いたのは放送された後であったが、この誤りが後の作品などに影響したのか、それら作品内で登場する携帯式ガトリング砲がチェーンガンと呼称されるケースがしばしば見受けられている。(なお、チェーンガンには砲身や薬室が一つしか無い。また、機構的に連射速度の限界もガス圧式や反動式の機関砲とさほど変わらない点で、ガトリング砲とチェーンガンは決定的に異なる。)
  • プレデターのスーツアクターは当初ジャン=クロード・ヴァン・ダムで、初期デザインは武道を活かした忍者風の怪物のアイデアが出ていたが、シュワちゃんやウェザース、ベンチュラといった肉体で知られる俳優が多く出演するためさらに脅威的な登場が必要になったこと、ヴァン・ダムがスーツやアクション(得意のマーシャルアーツをシュワちゃん相手に披露するつもりだったのがそのシーンすらないということ)などの不満を申し出たため、この案は没、その後ヴァンダムは辞退している。

吹替の帝王第3弾&プレデター3D&プレデターヘッド付きプレデターシリーズBlu-rayBOX


格闘ゲームにも登場


海外で人気の格闘ゲーム『モータルコンバット』のDLCキャラクターとしても登場しており

エンカウントシーンでプレデター視点が見られたり(マスクを外したバージョンもある)プラズマキャノンを使ったフェイタリティや対戦相手の皮を剥ぐブルータリティなど原作を忠実再現している。

また、宿敵のエイリアンゼノモーフ)も配信される

詳細はモータルコンバットから


ボリビアのジャングルでも出現

TPSGhostReconWildlands』のプレデター30周年記念コラボ期間限定イベント「The Hunt」で登場。

映画1作目のようにジャングルの中を高いステルス性と機動能力を用いて縦横無尽に移動し、ゴーストチーム側のハイテク装備を無効化する。



関連タグ

映画 洋画 SF映画

ALIEN (エイリアン)

20世紀フォックス

GhostReconWildlands

スーパー戦隊シリーズ:シリーズ9作目に登場した『副官ブーバ』がプレデターのモチーフとなっており、デザイナーもそれを公認している。また、34作目に登場した『流星のデレプタ』は本作が名前の由来となっている。

MUNAKATOR:シンデレラガールズ劇場における本作のパロディ


外部リンク

プレデター (映画) - Wikipedia

プレデター (架空の生物) - Wikipedia

プレデターとは (プレデターとは) - ニコニコ大百科

プレデターとは - はてなキーワード

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