データ
海外名
英語名 | Morelull |
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フランス語 | Spododo |
スペイン語 | Morelull |
ドイツ語 | Bubungus |
イタリア語 | Morelull |
韓国語 | 자마슈 |
中国語 | 睡睡菇 |
進化
ネマシュ→マシェード(Lv.24)
概要
ポケモンサン・ムーンから登場するきのこのような姿をしたポケモン。
パラス系統、キノココ系統、タマゲタケ系統に次ぐきのこモチーフの種族。それぞれが第1世代・第3世代・第5世代で登場していることから奇数世代は新規のキノコポケモンが登場する法則が出来ている。
きのこの笠に発光体を持ち、PVではボールから飛び出した個体が笠を点滅させている様子が確認できる。
またばらまく胞子にも発光体があり、弾けた時は特に強く光る。この胞子の光には強力な催眠効果があり、明滅を見ていると強い眠気に襲われてしまう。ネマシュはこの胞子を獲物を無力化させたり身を守るための武器にしている。
ちなみに過去に危険を感じた大量のネマシュ達が一斉に胞子をばら撒いた際、偶然上空を通りかかった飛行機が大事故を起こしかけたという事例があったらしい。
このような特徴を持ちながらもタイプはでんきタイプではなく、モンメン・エルフーンと同じ草とフェアリーの複合である。
三脚のような根を持ち、夜行性のネマシュは夜中にこの脚で住処を移動するほか、同種族とコミュニケーションを交わしたり、他の生物からエネルギーを吸い取る能力を持っている。
笠が光るきのこ、という特徴からモデルとなっているのはおそらくヤコウタケ。
ヤコウタケは実在する光るきのことしても知られ、最近は自宅で光るヤコウタケを育てられる栽培キットが発売されるくらいに定着している(ちなみにヤコウタケは食用ではない)。
ただしヤコウタケの主な分布は伊豆諸島の八丈島要するにナナシマであり、ゲームの舞台であるハワイ周辺には存在しない。
ところがどっこい、妖精感増しましなそのデザインから、イギリスをモチーフとしたガラル地方に生息しており、現地のポケモン図鑑では頭の傘は食用に適していて、傘を取られても一晩で再生すると解説されている。
特性は分類と同じはっこう、きのこポケモンお約束のほうしの二つ。
あくしゅうのような仕様変更がない限りは戦闘で全く役に立たないはっこうは無意味なため戦闘で使うならほうし一択か。ただしこちらもほうしの効果でねむり以外の状態異常が発動するときのこポケモンのお家芸キノコのほうしがくさタイプ以外にも撒けなくなるというデメリットも抱えている。
キノコのポケモンだが、頭部にある傘はなんとなくアレっぽい。
アニメのネマシュ
「ネマシュ?」
光る胞子の催眠効果は、光を数秒程度見続けなければ防げる。くさタイプのモクローとアママイコにも効いていたので、キノコのほうし等の粉技ではない可能性が高い。
とある森で楽しくキャンプをしていたサトシたち6人とその手持ちポケモン達だったが、突然スイレンが真昼間に怪談を始めた。
「この森に入った人はいつの間にか眠ってしまい、目が覚めるとガリッガリに痩せてしまう」
怪談通り、1人また1匹と姿が消えては、眠った姿で発見される仲間とポケモン達。サトシにも小さな影が猛スピードで走り寄り……。
目を覚ましたサトシとピカチュウ達ポケモン全匹とスクール組ほぼ全員はガリガリに痩せ細っていた(サトシのポカブ初登場時を思わせるほどの衰弱ぶりで、ロトムはバッテリーが大幅に低下していた)。
強い空腹感を訴える被害者たちは作りおきしていたカレーとポケモンフーズで元に戻ったが、直後犯人は1匹のネマシュだと判明。その胞子に眠らされ、脚代わりの根で養分を吸われたせいであった。
判明後もサトシは追い払おうとせず、カレーを食べながら受け入れた。
紆余曲折あって限界まで養分を蓄えたネマシュは、夜の行軍をするネマシュの大群に合流し、1本の大きな木に辿り着く。
そこで数百匹近くの仲間とともに一斉にマシェードに進化し、集めたエネルギーで花を咲かせサトシたちを感動させた。SM編では3種類目の進化となった。
別れ際マシェードとサトシが指をあわせるシーンがあるが、これは某SF映画のパロディと思われる。
また作中ではヤレユータンが経営するカフェに、複数の別個体がランプシェードのバイトとしてマシェードと共に訪れている。