概要
キョウカはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版の氷川鏡華にあたる。
プロフィール
人物
プリコネR最年少のキャラクターだが、年齢に似合わない理知的な考えと冷静な行動の出来る、おしゃまな優等生少女。普段はエルフの森に住んでいる。
お勉強が得意で、同じギルドメンバーで年上のミミやミソギに勉強を教えている。記憶と知識を失っている主人公にも勉強を教えようとしていたが、ミミに自分が教えたいとお願いされたため、彼に関してはミミに立場を譲っている。
男性不信のようで、男には基本ツンツン。主人公も例外ではなく、当初は「へんたいさん」「ふしんしゃさん」「防犯魔石を鳴らしますよ」と警戒心を剥き出しにしていた。
後に主人公に邪な気持ちがなく、純粋な親切心で接してくれていることに気付き、考えを改めている。
が、それでも主人公の奇行や幼稚さは目に付くようで、それに対しては以前と変わらず辛らつな態度を取ることが多い。
変態、不審者という言葉は大人から教わった通りに使っているらしく、それらの言葉が使われるときはすべて上記のようなひらがなで表記される。
苦手な食べ物はニンジンとピーマン。
特にピーマンはキャラクターストーリーにて克服しようとするエピソードがあるほどの苦手っぷり。
一方でカップケーキが大好物であり、キョウカがイベントに出演する際はセットで登場することが多い。
メインストーリーでは第1部8章で出演。ランドソルで遊んでいたはずが、何故か郊外の平原でミミ、ミソギと共に気を失って倒れていた。
すぐ近くで【ラビリンス】のアジトを狙った魔物の襲撃が起きていたため茂みの中で身動きが取れず困っていたが、そばに居たミソギの機転により何とか危機を脱し、その後魔物の襲撃をかわすためにアジトから出てきた主人公一行に発見され救助される。
普段は冷静な彼女も、この時ばかりは少しパニックを起こして取り乱していた。
イベント『リトル・リリカル・アドベンチャーズ!』ではメインを務める。
些細なことでミソギとケンカしてしまったが、主人公の提案により、仲直りするためにミソギが好きな冒険を一緒にすることを決めた。
また、2019年のハロウィンイベント『リトル・ブレイブ・ハロウィンナイト!』では可愛らしい黒猫の仮想姿でハロウィンを楽しんでいた。
イベント『激走! ランドソルギルドレース』では、【リトルリリカル】として第2区を走った。
中間地点にある借り物競争のお題が「あなたが思うごちそう」だったため、母から貰ったカップケーキを選んだ。それまで上位で走ってたクリスティーナやアキノが料理対決でわちゃわちゃしてたのもあり、最下位だったはずが1位で中間地点を通過した。
その次のお題が「あなたが信頼している異性」だったため、素直じゃない態度を取りながらも主人公と一緒に中継所へ向かおうとしたが、他の走者も主人公が想い人だったため、主人公はたくさんの女の人をたぶらかすへんたいふしんしゃさんとキョウカに言われてしまうのであった。
しかしなんだかんだ彼女らや主人公と一緒に中継所へ向かい、第2区では同着1位でミソギにたすきをつなげた。
リリース1周年記念に行われた「第1回プリコネ人気投票」では、★3部門で栄えある1位に選ばれた。
「へんたいふしんしゃさん」という言葉はユーザー、公式双方に好んで使われており、ただの呼び名だったはずが現在では一種のミームと化している。
C97ではなんと「へんたいふしんしゃさん」がプリントされたTシャツが公式から販売された。また同告知がなされた際に「へんたいふしんしゃさんTシャツ」が(他のグッズを差し置いて)Twitterでトレンド入りするという事態が起きた。
TVアニメ版
「2人とも!お行儀悪いよ!」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。
第3話にてミミ・ミソギと共にペコリーヌがアルバイトしている飲食店におじゃまし、ドリンクをブクブクして遊ぶミミやミソギをたしなめるといったおしゃまな優等生っぷりが描写された。
その後、第8話にて再び出演。
ごっこ遊びで作ったギルドの活動内容がわからなかったため、ユウキへ「師匠」になってほしいとお願いし、クエスト(ごっこ)として宝探しを始める。
ぶら下がってきた蜘蛛がくっついた際は年相応の可愛らしい反応を見せたほか、鳥の魔物に対しては「コスモブルーフラッシュ」で果敢に攻撃を仕掛けた。
しっかり者のキョウカは今回の冒険が美食殿たちの作ったおしばいと気づいたため、ミミとミソギが自分たちの手で鳥の魔物を倒したと喜んでた隙に、リトルリリカルのフォローをしていた美食殿の3人にお礼を言っている。
なお、アニメ版では出会いの経緯がゲームと全く異なるため、ユウキのことを「へんたいふしんしゃさん」と呼ぶことは残念ながら無い。
代わりに第8話の経緯から「師匠」と呼び慕っている。
スキル
通常
ユニオンバースト | コスモブルーフラッシュ | 敵単体に魔法特大ダメージ |
---|---|---|
スキル | アイスランス | 敵単体に魔法中ダメージ |
アイスランス+ | 敵単体に魔法大ダメージ(クリティカル時ダメージ4倍) | |
マジックブースト | 自身の魔法攻撃力を短時間大アップ | |
EXスキル | 小さな勇気 | 魔法攻撃力中アップ |
小さな勇気+ | 魔法攻撃力大アップ |
ハロウィン
ユニオンバースト | ハロウィンブルームダンス | 敵単体の魔法防御力中ダウン+味方全体の魔法攻撃力特大アップ |
---|---|---|
スキル | マジカルトリック | 最も魔攻が高い味方の魔攻中アップ(自身の魔攻が高いほど効果上昇) |
マジカルトリート | 味方全体の魔法攻撃力中アップ | |
EXスキル | ハロウィンブレイブ | 魔法攻撃力中アップ |
ハロウィンブレイブ+ | 魔法攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【魔法】
後衛から強力な魔法で攻撃するちびっこ優等生。
スキルで魔法攻撃力を瞬間的に高めた後に放つ「コスモブルーフラッシュ」は敵単体への威力抜群。
ヨリの自傷バフをも上回る倍率を誇るバフをかけ、その後強力なスキルで一体ずつ的確に処理する魔法アタッカー。行動2回で効果が切れるせいか頻繁に掛けなおすため攻撃回数こそ少なめだが高火力を維持しやすい。
「コスモブルーフラッシュ」はプリコネR初の単体対象の魔法攻撃のユニオンバーストであり、バフやデバフを重ねれば堅牢な前衛のキャラを一瞬にして葬り去る事も可能。
クエスト、アリーナ、ボス戦など様々な場所での活躍が期待できる優秀なキャラクター。
尚、コスモブルーフラッシュを撃った後はドヤ顔をしながらガッツポーズをする。
可愛いので暇の時にでも戦闘スピードを落として見て欲しい。
また、配置は全キャラの中で後ろから3番目(ハロウィンミサキが登場するまでは最後尾)とかなりの後ろ。メインクエストでは最後尾狙いの敵の攻撃対象にされやすいということなので、無対策で出くわすと★3クリアならず、ということもありえるため注意。
そんなキョウカにも2019年5月31日に専用装備「コスモブルーロッド」が実装された。強化対象スキルは「アイスランス」。
単純に威力が大きく上昇した他、この攻撃にクリティカル時のダメージが更に倍加する効果まで付与された。攻撃時の氷柱が巨大化する様は必見。
効果的に運用するなら、クリティカル率を上げるためにもミサトと共に組んだり、専用装備のレベルを上げたりしておきたい。
魔改造レベルで強化されたミミ、ミソギとは対照的に順当に強化された。
アリーナにおけるキョウカ(通常)
魔法デバフを持つアカリや水着キャルと組めば、魔法タンクのクウカすら相手の編成次第ではゴリ押しで倒すこともできる。
更に基本射程が短めに設定されているようで、互いに基本的な編成ならクウカやノゾミの挑発を無視してプリンを攻撃し続けられる。そのため物理PTのプリン突破要員として単体で編成されることもしばしば。
防御力は脆弱そのものでタマキのUBで即死は勿論、タマキとアリサのスキルを立て続けに受けて退場、イオのUBで誘惑状態になった味方キャラに殴られて退場あるいは殴って味方を倒す・・・なんてこともありうる。
前述の通り全キャラ中最後方に配置されるため範囲攻撃に巻き込まれにくく、いざとなればマホを盾にできる点が優秀。
これに関しては最後尾狙いのスキルを持つカボチャプリンに狙われやすいということでもあるが、アリーナでは範囲攻撃アタッカーが非常に幅を利かせており、範囲に入りにくいというのはそれだけで大きなアドバンテージであるため、やはり後ろの配置であることはメリットの方が大きいと言える。
とはいえ、出撃させる際は相手をよく見極めて運用したいところ。
専用装備実装後は、アリーナの攻めにおいて更に活躍できるようになった。
元々クウカの挑発を無視してプリンを攻撃できるキャラクターであり、同時期に専用装備が実装され大幅強化を遂げたプリンを一撃で仕留められるポテンシャルを秘めている。
クランバトルにおけるキョウカ(通常)
単体アタッカーなのでクランバトルの魔法パーティは彼女の独擅場…と思いきや火力だけ見ると範囲アタッカーのイリヤに負けているためイリヤに席を取られがち。イリヤがすぐ倒されるような相手に対し代打として出番がある程度…というのは過去の話。
専用装備実装後は、アイスランス+のクリティカル次第ではイリヤを超えるダメージを叩き出すことも出てきたため、特に前方への攻撃が激しいボスに対しては、イリヤを押しのけて魔法パーティのダメージディーラーとして活躍できるようになった。
本作の仕様上自分よりレベルが低い程クリティカル率が上昇するため、レベルの低い序盤のボスに狙いをつければイリヤよりもダメージを稼げるかもしれない程度という事前評価だったが、クランバトルにおいてはそれを覆す大躍進を遂げたと言える。
ただしキョウカが驚異のDPSを叩き出せるのは、アイスランス+がクリティカルした場合。
4倍という補正なため、クリティカルの頻度次第で50万以上の振れ幅が発生する場合があるので過信は禁物。
ハロウィン
【魔法】
後衛で味方の火力を高める、黒猫仮装の優等生。
自分の魔法攻撃力に応じて効果が強化されるものと、効果が累積するもの等、多彩なスキルで攻撃力を高める。
イベント『リトル・ブレイブ・ハロウィンナイト!』に合わせて登場した、期間限定のハロウィンバージョンである仮装姿のキョウカ。
味方の魔法アタッカーを支援するバッファーへとスタイルが切り替わった。
スキルは全て魔法攻撃力を強化するものなうえ、スキル2の「マジカルトリート」はシオリのUBと同様に累積するタイプなため、魔法攻撃力バフの量が凄まじいものとなっている。
ただしバフ一辺倒というわけではなく、ユニオンバーストには魔法防御デバフもついている。
マジカルトリートが累積する都合上クランバトルのようなボス戦と相性がいい。
自身の火力こそ低めだが、魔法パーティに編成すれば、そのバフ効果によって魔法アタッカー1キャラ分に近いダメージソースとなる。
物理防御力が全キャラ中最低クラスであることが弱点。
物理の全体攻撃攻撃を行うボスに対しては★3の状態だと耐えきれないケースが多く、その場合★4ないし★5への才能開花が必要となる。
元々防御ステータスが高めな水着サレンやUBが回復スキルである正月ユイなどは★3でも運用できることを考えると惜しい部分ではある。
配置はハロウィンキョウカが登場するまで最後尾だったハロウィンミサキよりも後ろとなっており、2019年10月現在で全キャラ中最も後ろとなっている。
このため、同じく魔法バッファーだが後衛の中でもかなり前にいるアンと違い、被弾の頻度が少なめなことも長所となっている。
余談
2019年10月末にShadowverseからのコラボキャラとしてルナがプリコネRに参戦。CVが同じ小倉唯であるため、ハロウィンバージョンと合わせてCV小倉唯のユニットを3人同時にパーティー編成できるようになった。
なお、現在はチカ・クリスマスチカとグレアとリン(デレマス)を使うことでCV福原綾香のユニットを4人同時に編成できる。
Shadowverse
カード
同じCygames製作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、プリコネRがテーマの一つとなっているカードパック「アルティメットコロシアム」にて参戦した。
カード名 | 小さな優等生・キョウカ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ウィッチ |
レアリティ | ゴールドレア |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:3 |
能力 | ファンファーレ スペルブースト する。 |
ユニオンバースト 10; 相手のフォロワー1体に7ダメージ。相手のリーダーに2ダメージ。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | 進化時 スペルブースト する。相手のフォロワー1体に2ダメージ。 |
CV | 小倉唯 |
収録セット | アルティメットコロシアム |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※スペルブースト…スペル使用時やスペルブーストする能力使用時に強化される能力。
※ユニオンバースト…数字のターンかそれ以降にプレイすると発動する能力。手札にあるとき自分のフォロワーが進化すると-1される。
3コスト3/3の高めのステータスに加え、ファンファーレと進化時にスペルブーストを行う能力を持つ。進化時能力はダメージ効果付きなため、中盤の進化ターンでは心強い。
単体特大ダメージのコスモブルーフラッシュを再現したユニオンバーストも持っているため、EPが無くなった後でも活躍させやすい性能を持つ。
スペルブースト+進化時のダメージ効果が強力なため、スペルを軸にした様々なデッキで活躍している。
リーダースキン
「アルティメットコロシアム」のリリースに伴い、ウィッチの「リーダースキン」としても参戦した。アルティメットコロシアムのカードパックから「リーダースキン付き限定イラストカード」を入手することで、キョウカをウィッチのリーダーとして操作できるようになる。
ちなみにエモート機能の決め台詞は「やっぱりへんたいです!」である。
関連イラスト
関連項目
筒隠月子…変態王子と笑わない猫の登場人物。アニメでの中の人が同じで、主人公のことを度々変態と呼ぶ点が共通。
乱崎凶華…同作者・同名キャラ繋がり。共通項は低身長ぐらいだが。
黒猫道士…ハロウィンバージョンの容姿がそちらと非常に似ている。同じCygamesによるものなのでセルフオマージュなのかもしれない。