データ
概要
初代から存在する技。
大量の水を激しい勢いで噴射して攻撃する技。
主な略称はドロポンだが、人によってはハイポンやハイドロと略する事もあるらしい(最もハイドロだとハイドロカノンと被ってしまうので宜しくない)。稀にイドンプと呼ばれる事も。
みずタイプ屈指の大技で、長い間わざマシンに収録されていなかったが第8世代でついにわざレコード03に登場した。
第7世代以前にも殆どのみずタイプのポケモンが自力で覚えていた。
と言ってもネオラントやブロスター等、みずタイプでも習得できない種族もいる。
一方で、みずタイプではないではないボーマンダや、海の神ではあるがエスパータイプのルギア、進化してみずタイプを失ったアメモース、ドラミドロといった水辺に生息するポケモンはハイドロポンプを覚える。
また、特殊なイベントで配布されたコイキングが最初から覚えている。
第6世代では特殊技の威力調整の影響を受け、威力が110に下がったが、それでも威力の高さは申し分ない。だが、命中80の上に追加効果が全く無いのが気がかりなところ。
命中80というのは5回に1回攻撃を外すという数字であり、2回連続外すこともザラにあるので、なみのりやねっとう、うたかたのアリア等の命中100の技の方が安定性が勝る。そのため、これ程の威力がありながら採用率はいまいち高くない。
とはいえ単発火力は魅力である。
みずタイプには汎用的かつ威力100を超える特殊技がしおふきしか無く、そのしおふきは自らのHPによって威力が変動するため先制出来なければ威力が下がり、また、ほのおタイプでいう所の、だいもんじより更に威力が高いオーバーヒートのような技がみずタイプには現状ないため、威力にこだわるなら必然的にこのわざが第一候補となる。「んんwwwハイドロポンプ以外ありえないwww」という意見も少なからず存在するのだ。
上記の通り第8世代ではわざレコード化によりかなりの数のポケモンが新規習得した。特にヤドランやトリトドンなどは、タイプ一致で使えるみずタイプのわざがねっとうとなみのり程度だったので大きな強化となった。
上位互換として、命中率が高く追加効果もあり完全上位互換に当たるスチームバースト、同威力でほんの少し命中率が勝るがダブルバトルでは敵全体が対象となるこんげんのはどうが存在する。いずれも専用技。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは高威力・長射程の特殊攻撃技として登場。
新世代では多くの長射程技が4マス先までに制限されたが、コレと幾つかは射程10・貫通効果有りという高性能ぶり。素のPPが少ないため道具で補助しつつしっかり鍛えておきたい。
差異はあるが主人公として選べる水御三家は全員レベルで習得可能。
アニメでのハイドロポンプ
レギュラーキャラクターではサトシのゼニガメ・ミジュマル・ガマガル、ヒカリのポッチャマなどが使用。初めから覚えていたガマガルを除きシリーズ後期での習得であり、ある意味成長の証である。
…時たま描写がみずでっぽうと区別がつかないという事態が起こるが…
撃ち方はポケモンそれぞれで、例えば…
- 殆どのポケモン:口から発射。
- ゼニガメ:手足と頭を引っ込め、回転しながら、身体の穴から水を吹き出す。
- カメックス:肩のキャノン砲から発射。ゲーム版のポケモンレンジャーでは口から吐く。ポケモンスタジアムシリーズでの演出のインパクトの為かハイドロポンプはカメックスを象徴する技となっている。
- ミジュマル:両手を構えて発射する。
Pixivでは
ポケモンはあまり使用しておらず、基本的に絵師や閲覧者が目から発射している。
また、「後で消します」と書かれた絵に発射予告されたり、たまに閲覧者の鼻からも発射される。
また、股間から噴出している事も稀にある。
それ以外
ナバルデウス関係で頻出の単語。もちろん由来となっているのはポケモンのわざなのだが。