東武日光線

とうぶにっこうせん

東武鉄道の路線の一つ。

概要

東武動物公園駅（埼玉県南埼玉郡宮代町）で東武伊勢崎線から分岐し、東武日光駅（栃木県日光市）までを結ぶ東武鉄道の路線。営業キロ94.5km。

世界遺産「日光の社寺」を擁する観光地・日光や、鬼怒川沿岸の温泉群へのアクセスを担っており、浅草方面からの直通列車として特急が頻繁に運行されている。東武鬼怒川線を経由して野岩鉄道・会津鉄道に直通する列車もある。2006年よりJR東日本東北本線・湘南新宿ラインに直通し新宿駅に乗り入れる列車も新設された。

また、6050系が浅草方面への快速・区間快速を中心に優等列車として運用されていたが、この運用は2017年4月に終了し、6050系による優等列車は急行・区間急行に改称の上で南栗橋駅以北に変更された。

現在はこの南栗橋駅（埼玉県久喜市）で運転系統が二分される。同駅からは、南は東武伊勢崎線を経由して地下鉄方面へ相互直通運転を行なっており、日比谷線系統は中目黒駅（東京都目黒区）まで、半蔵門線系統は最長で東急田園都市線終点の中央林間駅（神奈川県大和市）まで乗り入れている。北は6050系に加え、20000系がローカル輸送に活躍する。20000系を使用する列車はワンマン運転が行われ、中でも普通列車は東武宇都宮駅まで乗り入れるものも多い。

※2017年4月21日時点のもの。●：停車、レ：通過、▲：一部停車