プロフィール
概要
当初はクールでやや意地悪な性格で、月野うさぎとは出会うごとに軽口を叩くような関係だったが、前世の記憶を取り戻すうちに恋仲となる。
記憶を求める
6歳の誕生日に交通事故で両親を失った上に記憶喪失になった悲惨な過去を持つ。
その頃から「幻の銀水晶を、お願い……」と語りかけてくる謎の女性の夢を見るようになる。
それからはタキシードを着て「幻の銀水晶」を求め夢遊病者の如く夜の街を徘徊するようになり、タキシード仮面を名乗るようになった。
元は御曹司であり、両親の遺産で高級マンションに独り暮らし。
うさぎとの関係
[うさぎとの第一印象は最悪なもので、彼女が30点のテストの答案を投げ捨て、それが衛の頭に当たってしまった上に衛が点数を読み上げてしまうというものであった。
以来、衛の正体がタキシード仮面だと判明するまでの間、うさぎと衛は会うたびに口喧嘩をする関係にあった。
うさぎのことは「おだんご頭」(初期)、「うさこ」「うさ」「うさぎ」などと呼ぶ。
うさぎからは初期を除き一貫して「まもちゃん」(原作第二部で両親に紹介した時は「さん」付けする)と呼ばれる。
劇場版美少女戦士セーラームーンRではうさぎの弟の進悟が生まれた日に、うさぎは病院に入院中の衛と出会っていたというエピソードが存在し、うさぎが衛に差し出したバラの花は後に衛の友であったフィオレに贈られた。
また同作において衛はうさぎを恋人であると共に家族ともみなしており、うさぎは衛を孤独から守ることを決意するシーンが存在する。
作品媒体における差異
原作版・Crystal版
サイコメトリー能力の使い手で、得意技はキザな台詞を言うこと。御曹司らしくスマートだが、少し意地悪で子供っぽい性格。ちびうさ登場からは面倒見がよくなった。
エリート校の元麻布高校に通う高校二年生(原作第四部からKO大学医学部に進学、第五部ではハーバード大学に留学)。亜美と同様、将来は医者を目指している。浅沼一等は後輩であり、受験した彼の合格を予知して激励したのをきっかけに憧れられている。
第1部ではキーアイテムのムーンフェイスの懐中時計をうさぎに渡している。うさぎに守られてばかりな自分を情けなく思っていたり、うさぎに迫ったデマンドやはるかに嫉妬を覗かせたこともあった。
アニメシリーズ版
作劇の都合上、自由時間の多い大学生に変更された。シャイで天然ボケ、包容力がある性格。車を運転することから、少なくとも18歳から19歳。両親の遺産とは別にアルバイトで生計を立てており、うさぎとのデートで小遣いを使い切ってしまうことも。
キザなセリフを言い慣れないからか、タキシード仮面の時は無理にカッコつけているのかテンションがおかしい。セレセレには「自分でも何を言っているか分かってないんですわ」という手厳しいツッコミを受けている。
蚊取り線香柄のTシャツ(袖捲り上げ)など、独特のファッションセンスが語り草になっている。
「中学生(第五部では高校生)と付き合っている大学生」ということで、よくロリコン呼ばわりされる。当時多くの少女の初恋を奪ったが、後に初恋ブレイカーとしての顔も持つようになった二重の意味で罪深い男。
第1期では告白されたという理由だけでレイと交際していたが、うさぎと両思いになってからは、うさぎを守るために自分から別れを告げたり、フィオレやフィッシュ・アイの想いを断固として撥ねつけるなど、優柔不断な面はなくなってきている。
前世
プリンス・エンディミオン。地球の王国ゴールデン・キングダムの第一王子。
シルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティと禁断の恋に落ちてしまい・・・。
未来
キング・エンディミオン。うさぎの夫であり、クリスタル・トーキョーの王として君臨している。
原作第二部ではブラック・ムーンの侵攻で魂だけが分離し幽体になっている。過去へ行った娘を見守り続け、過去の自分に念話でアドバイスを送っている。
ミュージカル
ミュージカル版では以下のキャストが演じている。バンダイ版では持ち歌「タキシードミッション」を、ダイモーンが変装したタキシード仮面の偽物集団と歌ったことも。ネルケ版キャストの大和悠河は元宝塚男役の女優である。
バンダイ版:佐野瑞樹、望月祐多、榎本雄太、天野浩成、江戸秀雄、浦井健治、城田優、宮本行
ネルケ版:大和悠河
関連イラスト
関連タグ
美少女戦士セーラームーン 劇場版セーラームーンR 美少女戦士セーラームーンCrystal
セーラームーン(ミュージカル) 美少女戦士セーラームーン(ドラマ)
別名
タキシード仮面 月影の騎士 プリンス・エンディミオン キング・エンディミオン
関連性の高いキャラクター
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