データ
他言語版の名称
英語 | Mudsdale |
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イタリア語 | Mudsdale |
スペイン語 | Mudsdale |
フランス語 | Bourrinos |
ドイツ語 | Pampross |
韓国語 | 만마드 |
中国語 | 重泥挽馬 |
進化
ドロバンコ → バンバドロ(Lv30)
概要
初登場は『ポケモンSM』。
ポニータ系統、シママ系統に続く馬がモチーフのポケモンで、ドレッドヘアーのような特徴的な鬣を持つ。
名前の由来は「輓馬(荷車を引く馬のこと)」+「泥」。
モチーフであるロバはアローラのモデルとなったハワイでは野生化している。
たくましい体と何事にも通じない強靭な精神力を持ち、どんな事があっても逃げる事も鳴く事もなく、力強いキックで相手を返り討ちにしてしまう。
戦闘以外や戦闘開始の際、倒れる時はさすがに鳴き声を上げる。
キックの威力は車を一撃で破壊するほどの威力を持ち、威力を上げるために泥を固めて作ったプロテクターをつけている。
そして何といっても最大の特徴は一般ポケモン最大の920kgと言う超重量。
伝説のポケモンを含めてなお上にはグラードン(ゲンシグラードン)・ムゲンダイナ・コスモウム・テッカグヤしかいないと言えば、その圧倒的な重さが伝わるだろうか。
ちなみに一般ポケモンの中で最大のポケモンであるホエルオーの2倍以上の重量である。
(まあ、ホエルオーが軽すぎると言えるのだが)
全体的にモチーフの生物より軽いものが多いポケモンとしては珍しく、現実の馬に近い高さと重さである。
その体重のせいか、他の馬ポケモンに比べてあまり速くない。その代わりにパワーとスタミナに優れており、10トンを超える荷物を三日三晩運び続ける事が出来る。その輸送力を買われてか、ガラル地方では中心都市であるシュートシティでアーマーガアと共にタクシーのような運送業に従事している様子が見られる。
ただ、本気で走ると地面を蹴る衝撃で地面に穴が開き、アスファルトも穴だらけにしてしまうという問題もある。その為アローラ地方の公道ではバンバドロの走行を禁止している所もある。
ライドポケモンの一匹(バンバドロダッシュ)としても登場し、岩肌がむき出しになったデコボコ道を渡る事が出来るようになる。
ゲームでの性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
100 | 125 | 100 | 55 | 85 | 35 |
ドロバンコがレベル30で進化する。
地面タイプらしく主に攻撃・HP・防御に優れるが、特防の方も85とそこまで低くない。さすがパワーとスタミナに長けると言われるだけはある。その一方で特攻・素早さはかなり低め。
ちなみに素早さは進化前のドロバンコより10下がっており、あのカバルドンよりも遅い。
習得技としては、シングルではじしんの下位互換感が否めないものの習得が早い上に威力95を誇る10まんばりき、その超重量を如何なく発揮するヘビーボンバー、そして素早く動けそうにないのに何故かインファイトを遺伝習得する。また地味にメガトンキックを自力習得すると言う特徴もあったりする。
特にヘビーボンバーはテッカグヤにこそ及ばないものの、184kg以下の重量のポケモン相手には安定して最大威力で撃てるという強みがある。タイプ不一致でもバンバドロの攻撃の高さも相まって全体的に軽い種族の多いフェアリータイプが食らったらひとたまりもない。
なお地面タイプらしく技マシンで岩技も習得できるが、地面タイプとしては珍しくストーンエッジが覚えられない。他に使えないのはミノマダムとドリュウズ、ガマゲロゲくらいで地面単の最終進化系で覚えられないのはこいつだけである。
特性は「マイペース」と「じきゅうりょく」。
「じきゅうりょく」は敵のポケモンの攻撃を受けると、ぼうぎょが一段階アップする効果がある。
どんな攻撃を喰らっても防御が1段階上がる為、物理アタッカー相手だとまさに要塞のごとき活躍が期待できる。相手がメガガルーラの場合、特性「おやこあい」による二回攻撃のため、一ターンでBが二段階上がり、逆手に取ることができる。
隠れ特性はせいしんりょく。そうしょくを期待していた人が多いとかなんとか。
USUMでは、「けたぐり」、「アイアンヘッド」、「ステルスロック」を習得。「アイアンヘッド」以外は通常のバトルでも有用で、「アイアンヘッド」は「トリックルーム」下で活きる。
剣盾でも続投。
ランドロスの不在、物理面が得意なポケモンの増加、ダイマックスとの相性の良さ、そして特性とシナジーのあるボディプレスの習得が素晴らしい。敵の攻撃を受けつつ防御力と攻撃力を同時に強化し反撃できる。
他にもうちおとすやすなじごくやこらえる等を習得。こらえるは対ダイマックスでも有用。