「甘い！」「甘すぎる！」
CV︰岡宏明
スーツアクター︰森博嗣
変身者
概要
『仮面ライダーセイバー』第9章より登場する仮面ライダー。
ソードオブロゴスに所属する大秦寺哲雄が、音銃剣錫音とワンダーライドブックで変身する音の剣士。
本編前の戦いで傷ついた聖剣を修理・メンテナンスに回していた為、遅れての参戦となった。
バスターや剣斬と同じくライドブックによる変身音変化はないが、音銃剣の仕様上1つの形態に変身音が2種類あるという仮面ライダーシリーズでは例を見ない特徴を持つ。
形態
『とある森に迷い込んだ小さな兄妹の、おかしな冒険のお話…』
ヘンゼルナッツとグレーテルワンダーライドブックで変身する基本形態。
『とある戦いを強いられた動物達が奏でる、勝利の四重奏…』
ブレーメンのロックバンドワンダーライドブックを用いた派生形態。
この形態になるとテンションが高まり、一人称が「俺」に、声のトーンもかなり高くなりエキセントリックな言動を見せる。
『とある三兄弟が繰り広げる、お家を守る戦いの物語…』
こぶた3兄弟ワンダーライドブックを用いた派生形態。
使用アイテム
変身、必殺技に使用する。
メイン武器。仮面ライダークロスセイバーの力でこれを剣盤モードと銃奏モードの両方装備した状態を最強フォームと解釈する事も可能。
スラッシュが使用する武具。
- ソードオブロゴスホルダー
ソードオブロゴスバックルベルトにマウントされているワンダーライドブック携行用ホルダー。
余談
スーツアクターの森博嗣氏は同時期放送の魔進戦隊キラメイジャーでキングエクスプレスを演じており、仮面ライダーシリーズの出演は初めてである。
スラッシュが用いる3つのワンダーライドブックは全て「家」にまつわる物語である。家属性ならぬ「イエーイ」属性＝音属性と言う事だろうか。
音楽、ロックバンドの世界では「スラッシュ」というとガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト「スラッシュ」氏やメタルの派生ジャンルである「スラッシュ」メタルが想像される。
必殺技のガンズアンドミュージック、またヘンゼルブレーメン時の彼のメタルミュージシャンのようなポーズ(どちらかというとヘヴィメタル寄りだが)を鑑みるに、どちらも意匠として意識されている可能性がある。
ちなみに、オープニングでのスーツアクターのクレジットではバスター役の岡元次郎氏が4番目、剣斬役の藤田慧氏が5番目に記載されていたが、スラッシュが登場したことにより、第11・12章のオープニングからは、岡元氏が5番目、藤田氏が4番目に入れ替わる事態となった（ただし、変身前の演者の方の順番は変更なし）が、エスパーダが退場した後は、3号不在のため、森氏が5番目にずれ込む形で岡元氏が3番目、再び藤田氏が4番目に記載された。
ノーザンベースに所属する剣士の中では唯一、先代の変身者が登場しておらず過去編でも現在と同じく大秦寺が変身している。
関連タグ
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダーライア：炎属性の赤いドラゴンがモチーフのライダーが主役の多人数ライダー作品のピンクのサブライダー。主役ライダーの味方、異世界に移動して敵怪人と戦う等の点も同じ。
- 音撃戦士：音の力で戦うライダー。
- 仮面ライダーサソード：必殺技が「ライダースラッシュ」。
- ガンフォーム：銃撃戦が主体かつ、トリッキーな身のこなしで戦う点が似ている。
- 仮面ライダーエグゼイド：変身音声にエグゼイド（お菓子・二面性・色）、ブレイブ（剣、ビート）、スナイプ（銃、BANG！）を連想させる要素が含まれている。
- 仮面ライダーエボル：主役ライダー登場以前より活動していたが、変身アイテムの損傷で登場が遅れたライダー。そして修復までの期間行動していた姿はカラーリングを含め、外観が似ている。
- ゴースト・ベートーベン魂、ポッピー・ときめきクライシスゲーマー レベルX：ガンバライジングのワンダーユニットキャンペーンでチームを組んだ音属性ライダー。
