よく間違われるが、タマゲダケではなくタマゲタケである。
基礎データ
全国図鑑 | No.590 |
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イッシュ図鑑第1版 | No.096 |
イッシュ図鑑第2版 | No.161 |
英語名 | Foongus |
ぶんるい | きのこポケモン |
タイプ | くさ / どく |
たかさ | 0.2m |
おもさ | 1.0kg |
とくせい | ほうし / さいせいりょく(夢特性) |
※ほうし:直接攻撃の技を当ててきた相手を30%の確率で「どく」「まひ」「ねむり」のいずれかの状態異常にする
※さいせいりょく:バトルから引っ込めると最大「HP」の3分の1回復する
進化
タマゲタケ → モロバレル(Lv39)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場したポケモン。
名前の由来は、恐らく「タマ(球)+タマゲ(たまげた:びっくりしたの意)+タケ(茸)」
もしくは、実在するキノコのタマゴダケか。
湿った環境を好み、姿がモンスターボールに何故か似ているポケモン。何故似ているかは謎である。
モンスターボールに似た模様で誘い、捕まえようとした敵に毒胞子を吹きかけて撃退する。
また、この胞子をよく乾かす事で腹痛止めの薬になるとも言われている。ちなみに胞子を吐き出す部位は口ではなく両手。
嘘のような記述だが、実際ポケモン図鑑に謎と書かれているのだから仕方がない。
古代のモロバレルの姿であるアラブルタケの時点でモンスターボールに近しい模様であることから、偶然出てきた流行りのアイテムに身体的特徴を寄せた可能性はあるものの、たまたま似ていただけなのかもしれない。スカーレットの図鑑説明によれば、モンスターボールの開発者がタマゲタケ好きだった為に似ているという説が紹介されており、ますます謎が深まっている。
タマゲタケは、普通に野生に出現するものとモンスターボールに化けているものがいる。
間違ってアイテムだと思い込んだプレイヤーからすれば、「たまげた~」と驚くはずである。きっと…。
第三のキノコポケモンで、「キノコのほうし」を覚える事が出来、見た目やタイプ的には、
ただ、前述の性質から見るとビリリダマのポジションかもしれない。本当に謎である。
毒タイプ持ちだが、名前の由来と思われるタマゴタケ自体はテングタケ科の中では珍しく無毒であり、極めて優秀な食菌である。
ただし、見た目が似たタマゴタケモドキというきのこがあり、こちらは環状ペプチドという毒成分を含有しており、実際に死亡例が報告されているほどの毒キノコである。
ゲーム上の特徴
素早さは僅か15しかないので先手はまず取れないだろう。
進化先のモロバレルでも30しかないのでトリックルーム下で使えると良い。
この点はパラセクトと同じだが、こちらには4倍弱点が無く、耐久も高水準。
ドーブルを除いて3系列目の「キノコのほうし」を覚えられるポケモン。
対戦だけでなく捕獲要員としても活躍してくれる技なのだが、
肝心の習得レベルがLv50と遅いので、クリア前の捕獲要員としては使えない。
もう一つ重要な技である「いかりのこな」は「このゆびとまれ」と同じ効果の技。
ダブル・トリプルバトルではかなり有効な技なのでこちらも覚えさせておきたい。
「しんかのきせき」を持たせてもあまり有用ではない。
「キノコのほうし」や「いかりのこな」を覚えさせたらさっさと進化させよう。
使用トレーナー
漫画版
アニメ版
- BW32話
- 野生で10匹登場し、ズルッグのずつきを受けて怒り、どくのこなで反撃。さらに駆けつけたピカチュウ達も巻き添えを食らってしまう。周辺にポケモンセンターもなく毒消しも持っていなかった為、サトシ達はシレット水草を取りに行く事となるが、これがきっかけでサトシはガマガル、デントはマッギョと出会う事となる。
その他
BW | 51話・53話・54話(写真)・56話・67話・69話・80話・83話・85話・87話・90話・107話・127話・136話・138話 |
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XY | 59話・64話(回想)・71話 |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー・ココ |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
ファイツのダケちゃん
・性別:♂️ ・特性:ほうし
・性格:むじゃき ・個性:おっちょこちょい
- ファイツがプラズマ団の共同住居から出る際、連れてきたポケモン(従来の幼なじみポケモンに相当する)。Nへの信仰心が強いファイツがモンスターボールに抵抗がある為、ボールに入れられていない。
- 相性不利なはずのシンボラーを撃破したり、ホミカが苦戦するほどのプラズマ団員を相手に「クリアスモッグ」の一撃で撤退させたりと、高い戦闘能力を誇る。
- ボールに入れられていない分、彼女の意思を先回りして行動することも多くピンチを救ってきたが、ファイツを守ろうとする意識がとても強い為に彼女を傷つけると判断した者に対して容赦なく「キノコのほうし」を食らわせようとしたり、戦闘に巻き込まれたファイツを慌てて眠らせてしまったりと、逆にトラブルを生むこともある。
- プラズマフリゲートでのN曰く、ファイツを助ける理由は「頼りない人間をほっとけないから」との事。
- エピローグにて、一端元の持ち主の所へ返されようとしたが、「いらなくなった時にプラズマ団の演説を聞き、解放した」との事でそのままファイツの元に残った。なお、この際「これで心置きなくファイツ"を"手持ちと言えるようになった」と発言している(Nの通訳を聞いたファイツは流石にその発言に慌てていた)。
- 12章エピローグにも登場しており、マフォクシーとバトルしたのかファイツ共々ボロボロであった。
関連イラスト
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タマゲダケ:誤記