知らない何かに あしたもハロー!
(公式サイトより抜粋)
概要
「天才てれびくんシリーズ」の7作目。略称は「天ハロ」。木曜日は生放送。
天才てれびくんYOU本編上の最終回の放送日の2020年3月5日にタイトルが発表された。
NHK全体の2020年度の開始は2020年3月30日だが本番組は1週遅れの2020年4月6日開始。
テーマは“未知との遭遇”。
本作では「電空」という仮想世界が登場し、それを取り戻すために秘密基地に集められた13人の“てれび戦士”たちが“エンジ”(エンジニア)のみやぞんとさまざまな経験を積みながら奮闘する物語、となっている。
タイトルの“hello”には、「未知の出来事に出会った時、子どもたちがしなやかに“hello”と受け入れる姿勢を培ってほしい」という願いを込めている。
ドラマ・企画・ゲームの3つのパートとミニコーナーから構成されている。
様々なタレントがてれび戦士をサポートするエンジニア・”エンジ“として出演する。
データ放送は『〜YOU』から一部リニューアルするほか、番組の最後で「やるぞんカプセル」と「○○おみくじ」、ペコパリオンズの「シュウペイの豆知識」(生放送回のみ)というコーナーが登場する。
2021年2月17日からは、同番組と様々な番組と掛け合わせて、「子どもたちが新しい世界と出会う」きっかけを作るコラボシリーズ、略して「てんカケ」という企画が製作されている。NHKのSDGsキャンペーン・「未来へ17action」と連携し、エンタメと遊びを通してSDGsへの関心を高めていくものである。いわゆるクロスオーバー企画のひとつ(NHK_PR2021年2月17日付)。
その他、てれび戦士への質問コーナーやてれび戦士らが様々事に挑戦する(※他局の番組とのコラボレーションもあり)コーナー(※後日にこのコーナーの完全版回あり)もある。
電空物語をいっき見する回や一般の海外の人々との交流したり、国内外の芸能人との交流の場合もある。
2022年度より放送開始時刻が45分前倒しされ、17:35~18:00の放送となった。
ストーリー
2020年度の物語
子どもたちだけが入れる仮想空間「電空」が壊れログインできなくなってしまった。デンリキを持つてれび戦士が集められ修理をしていく。
2021年度の物語
消えたはずの子供達の楽園「電空」が復活した。電キャんぷベースに集められたてれび戦士達が、みやぞんエンジと共に電空の謎を解き明かす。
2022年度の物語
ある日、電空のエネルギー源である「タマ電Q」が復活を遂げたくろミンとライデェンに奪われ、電空の一部が停電してしまう。タマ電Qを集めて電空を守るためにてれび戦士達が立ち上がる。
用語
- 電空
読みは「でんくう」。子供たちが入れるオンライン上の電脳空間として存在する遊び場。
空間内には日本の地域名や動物の名前など、様々なものに「超」(チョウ)と先頭に付いており、宇宙上の惑星の様に浮かんでいる。
デンリキと呼ばれる源から作られているらしく、2020年度のドラマではあどミンがデンリキを食べる度にエリアが少しずつ修復される。
てれび戦士の持つ超能力。
「電力」(デンリキ)という漢字表記は誤り。
雷キャの持つ超能力(ネットに接続したデータ放送より)。
「雷力」(ライリキ)という漢字表記は誤り。
- 経験エネルギー
てれび戦士が様々な経験をすると、そのエネルギーをデンリキと同様にあどミンが食べる。
てれび戦士の電空でのアバター。個性的な物であり、デザインがそれぞれ異なっている。茶の間戦士は鳥がモチーフのアバターになっている。2022年度からは現実世界にも存在できる様になった。詳細は上記の記事へ。
てれび戦士のハルト・テッショウ・ミオの電空及び現実世界でのアバター。イナズママークが特徴。
詳細は上記の記事へ。
- ピクセル
ゲームの成績に応じて獲得できる黄色で、見た目は薄くてペラペラな四角い通貨の様な何か。主に電空アリーナ回の生放送及び放送中以外の時間帯限定のデータ放送ページのゲームで消費する通貨として使われている。ちなみに、ピクセルの本体の表裏にはニコニコ顔がある。
- 電空銀行
ネットに接続したデータ放送ページ(放送時間帯を除く)にピクセルを預けられる電空における通貨のピクセル専用の銀行口座。電空アリーナのゲームで負けると減るからある程度のピクセルを残したいと思うプレイヤーである茶の間戦士のために用意されている銀行と言ってもよい。預けたピクセルに応じて所定の利子が預かりから一定の時間経過とともに付いてどんどんピクセルが貯まっていく。なお、データ放送のデータの紐付け記録はテレビの内部ストレージに保存されている為、テレビを初期化すると茶の間戦士のアカウントが消滅するので注意である。
ここでてれび戦士同士が対決するイベントが行われている。視聴者がピクセルを消費することによってサポートが可能。
- モンロウ重工
ロン・モンロウがCEO(取締役社長)を務める電空アリーナの運営会社、建設会社。
登場人物
エンジ
エンジニアの略称めいた単語。服装はオーバーオール。役割はそれぞれ異なる。
当番組の司会者。お笑い芸人がMC司会者に就任するのは『大!天才てれびくん』の出川哲朗以来である。木曜生放送への出演は少ない。
2020年度から2022年4月度まで出演。
主に木曜生放送(電空アリーナ)、絆シリーズに登場。たまになぜか「川合正悟」という本名名義になるほか、コスプレや白塗り顔で出演していることがある。
2020年度ではストーリーの再放送に紛れている。また、ミニコーナーの「みやぞんくじ」では親友関係であるみやぞんエンジとくじの結果について通話している(声は流れないため、あくまで"そういう設定")。
主に木曜生放送(バグ修復)に登場。
主に木曜生放送(バグ修復)に登場。語尾は「~なつ」。
2020年度から2021年度まで木曜生放送のみに登場。高橋は前作で金のもじもん・まにーごーるどの人間体を演じていた。オーバーオールを着ているが、放送回によっては金髪などの容姿で登場している。
本作品のナレーター。エンジとしては2022年度2学期より登場。主に絆シリーズに登場。
電空の関係者たち
電空の管理人。一人称は「ボク」、語尾は「~ぽよ」。食べ物は経験エネルギー。兎とも蝙蝠とも鼠ともとれる、キュートな容貌をしている……が、食事の様子は口を顔以上に大きく開くと同時に、舌を自身の全長以上に伸ばして、食べ物を包み込むように丸呑みするため、人によってはトラウマ級のグロさがある……のかもしれない。デザイン担当者はセブンゼル(SSS by ゲームアプリのapplibot)。
実は、あどミンにはとある一面(詳しくは本人の記事にて)があり……。
電空の大企業モンロウ重工のCEOで「電空コロシアム」を主催している女性。通称ロン様。口癖はロンだけに「論より証拠」と「論より実践」。
「電空アリーナ」の支配人で「電空コロシアム」の司会。通称向井。
電空の住人
生放送回に登場する。個性豊かな電空の世界で暮らしている多様多種な趣味を持つ住人たち。ヘッドフォン或いはイヤーマフの様な物を被って着けているが、これは身体の一部である耳とのこと。生放送回には多数のモブキャラの住人が住んでいる事が確認されている。(メインキャラは放送ごとに変わる)
みやぞんエンジのゲームコーナーにも登場するが、こちらは人語を喋らず機械語で笑ったり、動いて感情を表現している。
「みやぞんエンジ」のギターのリズムに合わせて歌う事が好きなようだ。
電空で起きているバグによっていわゆるバグモンスターになってしまうなどか弱い存在であり、バグの力によって悪に支配(いわゆる強制的に闇堕ち)されてしまう者もいるが、悪に支配されるものの憎めない存在でもある。
てれび戦士
ほとんどのメンバーは本人名義で出演しているが、一部は芸名を用いている。特記しない限りてれび戦士名名義で記載。
前作『天才てれびくんYOU』から継続。通称はユラ。2020年度。冨士原生と共に最年長を務めた。
前作『天才てれびくんYOU』から継続。通称はイク。2020年度。佐々木ゆらと共に最年長を務めた。
前作『天才てれびくんYOU』から継続。通称はセリナ。2020年度~2021年度。てれび戦士としての名義は梅田芹奈。2021年度には溝口元太と共に最年長を務めた。
前作『天才てれびくんYOU』から継続。通称はギュナイ(彼女のみ通称が名字)。2020年度~。ちなみに名前の読みは「らあら」。2022年度には阿比留照太、坂上悠真、ソニアと共に最年長を務めた。
前作『天才てれびくんYOU』から継続。通称はレイ。2020年度~。
2020年度~2021年度。通称はゲンタ。2021年度には芹奈と共に最年長を務めた。
2020年度~。通称はショウタ。2022年度にはギュナイ滝美、坂上悠真、ソニアと共に最年長を務めた。
2020年度~。通称はユウマ。
電空物語では主人公のような扱いになっている。2022年度にはギュナイ滝美、阿比留照太、ソニアと共に最年長を務めた。
2020年度~。てれび戦士としての名義はマウスソニア。通称はソニア。2022年度にはギュナイ滝美、阿比留照太、坂上悠真と共に最年長を務めた。
2020年度~。通称はマウナ。
とにかくかわいい。てれび戦士初(?)の男の娘の、通称微笑みの貴公子である。みやぞんもその笑顔にやられた。ちなみに名前の読みは「まうな」。
2020年度~。通称はベニオ。
2020年度。通称はリオン。
2020年度~。通称はソノマ。2020年8月31日に出演当初は謎の転校生として登場。2020年11月11日放送分でてれび戦士に加入した。2020年度の最年少でもある。
「転校生としての扱いを経て、てれび戦士の年度途中加入は番組27年の歴史で初」という資料あるが、NHKではこのような文章表現は使用されておらず、全てのてれび戦士新規加入者の呼称は「加入」、「新てれび戦士」、「新人てれび戦士」、「新人」、「新人戦士」という文章表現が使用されており、年度のみ「〇〇人目のてれび戦士」という文章表現が使用されている(※)。
※参考資料
小中学生の心をつかんで20年以上!『天才てれびくん』 _ NHK放送史(動画・記事)
天才てれびくんhello, ▽新てれび戦士・ソノマがみやぞんと個人面談!? - NHKアーカイブス
天才てれびくんワイド 1999年04月05日(月) 午後06:00~午後06:44 - NHKアーカイブス
天才てれびくんMAX 2007年04月18日(水) 午後06:20~午後06:55 - NHKアーカイブス
2021年度~。通称はソラ。
2021年度~。通称はマリア。
2021年度~。通称はメイ。2021年度放送初日の2021年4月5日からはてれび戦士とは別扱いとして出演していたが、てれび戦士としてオープニング・エンディング映像、キービジュアルへの参加はしていた。
2021年4月28日放送分でてれび戦士に加入した。2021年度~の最年少でもある。
2022年度~。通称はハルト。2022年度放送初日の2022年4月4日からはてれび騎士として登場。2022年7月11日放送分でてれび戦士に加入した。
2022年度~。通称はテッショウ。2022年度放送初日の2022年4月4日からはてれび騎士として登場。2022年7月11日放送分でてれび戦士に加入した。
2022年度~。通称はミオ。2022年度放送初日の2022年4月4日からはてれび騎士として登場。2022年7月11日放送分でてれび戦士に加入した。
敵キャラ
2021年度の木曜生放送に登場。本編ドラマに登場するクリプトオンズにそっくりのスーツの様な格好をした、シュウペイ(演:シュウペイ)とショウインジ(演:松陰寺大勇)のコンビ。電空のお宝をアーカイブ星に永久保存し、収集目的のために奪おうとしている。なぜかこちらの味方をする様な紛らわしい一面もあるが、その真意については現時点では未だに謎である。
その他
通称はフウカ。2020年度から世界観ドラマコーナー「電空物語」坂上悠真(ユウマ)の妹・坂上風花役で出演している。
てれび戦士の阿比留照太、松尾そのま、香月萌衣とは親交があり、2021年度特別企画「三陸 魅力さがし鉄道の旅!」ではそのまと萌衣と、2022年度特別企画「古墳にコーフン! レッツ墳活!!」では照太と萌衣と、それぞれ共演した。
2022年度出演中に芸名を風花に改名、現行のまま。
通称はゴウキ先輩。2021年度から世界観ドラマコーナー「電空物語」みやぞの博士の友人のエンジニア・桜川春一郎役で出演している。
スタッフ
- ナレーション:木村昴(コーナー出演あり)・中井美琴(データ放送ゲーム)
- 衣装デザイン:三浦進
- 衣装製作:広瀬水音
- 脚本:佐藤大(構成担当)
- キャラクターデザイン:セブンゼル、PALOW.、高木正文、タイキ、NAJI柳田、一才、米山舞、BUNBUN(SSS by applibot)、たかくらかずき、JNTHED、松尾省吾、roxy
- タイトル映像:STEADY
音楽
- 劇半:小田朋美
- 音響効果:塚田大
- 第1EDテーマ曲:(歌:てれび戦士、作詞・作曲・編曲:n-buna(ヨルシカ))『ハローハロー』
- 第2EDテーマ曲(2021年度より毎週火曜日に使用):『また明日』(歌:てれび戦士2021、作詞・作曲・編曲:n-buna(ヨルシカ))
- EDテーマ曲振付:しっときんぐす(s**t kingz公式サイト2020年3月25日付。)
別名・表記ゆれ
天才テレビくんhello,、天才てれび君hello,、天てれhello,、天テレhello,、天才てれびくんハロー、天テレハロー、天てれハロー、天ハロ
関連タグ
天才てれびくんYOU→天才てれびくんhello,→???
クロスオーバー関係
2部枠
わらたまドッカ~ン(2020年度~2021年度月曜)
ブレーカーズ(2020年度1学期火曜)
ふしぎ駄菓子屋_銭天堂(2020年度2学期~2021年度火曜)
ねこねこ日本史(2020年度水曜)
宇宙なんちゃらこてつくん(2021年度水曜)
※2部枠は2022年度に廃止。天てれ枠を除外し、わらたま→木曜19:45~19:55、銭天堂→金曜18:40~18:50、こてつくん→木曜18:40~18:50に放送時間が変更されて継続。