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ジャンボキングの編集履歴

2023-04-06 23:14:25 バージョン

ジャンボキング

じゃんぼきんぐ

『ウルトラマンA』第52話(最終話)「明日のエースは君だ!」に登場する超獣。

地球の空を漂う超獣の亡霊たちよ…

エースの手で空の塵となった幾多の超獣の怨霊よ…

ここに集まれ!今一度生き返るのだ!


生まれ出でよジャンボキング!!


データ

別名:最強超獣
身長:59メートル
体重:5万トン
出身地:異次元

ウルトラマンA」におけるラスボスにして、ウルトラシリーズ初の合体怪獣である超獣だけど)。

サイモン星人の子どもに化けたヤプールの残党(巨大ヤプールに合体しなかった個体と思われる)が操っているが、『最強ウルトラ怪獣決定戦』のように「巨大ヤプールの意思がコントロールしている」との説もある。


いずれにせよ、ヤプールがウルトラマンエースTACに倒された超獣や超人の破片や分子を再構成して合体させており、その怨念も結集しているとされる。

劇中では亡霊が融合するようなシーンが存在するほか、体の各部にもデザインとして表れている。

ゆ


部位元になったキャラ備考
前半身牛神超獣カウラ
牛神超獣 カウラ
目付きや角がより鋭くなっており、目からビーム、口からミサイルや火炎を発射可能。
腕・後半身ユニタング
くの一超獣 ユニタング
ビルなどを叩き潰せる怪力を誇る。
胴体マザリュース
異次元超獣 マザリュース
全身のトゲがマザリュース由来のもの。
背部パーツマザロン人
異次元人 マザロン人
後半身から突き出たパーツはマザロン人の肩にあるパーツと同じで、跨がったエースを振りほどく光線を発射可能。
その他巨大ヤプール
異次元超人 巨大ヤプール
デザイン上は足のつま先に生えたトゲぐらいしか反映されていないが、劇中では合体した亡霊の一つとして存在する。

また、後部の円型鋸からスチール星人ケンタウロスのような形態からブロッケンも素材として使われている可能性が高い。


こんな風にいろんなやつらの怨念が集まったからなのか、メタリウム光線直撃に耐え、全身からバリヤーを発生させ、TACの「細胞破壊ミサイル」も無効化してしまう防御力がウリ。

最強超獣降臨


概要

サイモン星人を移送中のTACの前に出現し、総攻撃を物ともせず暴れまわり、都市の半分を壊滅させてサイモンを引き渡す様に宣言しつつ姿を消す。

翌日再び出現、迎撃に出動したTACの新兵器「細胞分解ミサイル」もバリヤーで無効化してしまった。その正体は、サイモン星人に化けたヤプールの残党に操られる駒。ヤプールの脳波によってコントロールされていた。偽サイモン星人は北斗星司にのみ正体を明かし、自分を慕う子供たちの前であえて殺害させ「優しさを奪う」という作戦を成功させるが、代償としてジャンボキングはコントロールを失い無秩序に暴れ回る。しかし子供たちに優しさを取り戻すべく自ら正体を明かし変身したウルトラマンエースとの戦闘では、その火力とパワーでエースを苦戦させるもメタリウム光線が頭部に直撃し、怯んだ所をギロチンショットでを切断され倒された。


派生作品

ウルトラマン超闘士激伝

メビウス星に乗り込んできたタロウ達を迎え撃つため、ヤプールに謁見させる案内役という触れ込みのスフィンクスが超獣達の怨念の中から特に恨みの強いものを選んで作り出した。

当初は原作に登場した通りの姿(ただしその体躯はゼットンを脚一本で踏みつぶしかけたほど巨大化している)だったが、最も恨みの強かったマザロンが人格の主導権を握ったことで後ろ半身の上部がマザロンのそれに変化している。

先行したタロウ、メフィラスを除いたメンバーを相手に圧倒的なパワーで暴れ回るが、そのエネルギーがスフィンクスから供給されていることを見抜いたセブンによってエネルギー供給が断たれて弱体化。一斉砲撃で弱ったところにセブンからとどめの一撃をスフィンクスごと撃ち込まれて爆散し、首だけで下衆さを隠して話し合いを求めたマザロンも恨みを忘れていないエースキラーに踏み潰されて完全に消え失せた。


酩酊!怪獣酒場2nd

第39話にて登場。別次元に繋がる穴と連動している「心の穴」を持つ「ラスボス」の一人である大金持ち。

引き取ったサイモン星人にいつしか奴隷のように扱われるようになってしまい、怪獣酒場の面々に助けを求めた。地下に囚われたうるまのアドバイスでサイモン星人と比べて自分は火力で圧倒できる事に気づかされ、サイモン星人を破壊光線でお仕置きした事で心の穴が塞がった。


余談

劇中初登場して、ジャンボキングに効果がなかった上に破壊されたTAC最後の新兵器は「細胞分解ミサイル」との名称であるが、正真正銘のレーザー砲台である…なぜこんなことになってしまったんだ


このジャンボキング以降、後世のウルトラシリーズで様々な合体怪獣が登場する事になるが、いずれも前後篇や劇場版のメイン扱いで、TV放送でラスボスを務めた合体怪獣は半世紀近くジャンボキングのみだった。しかし、2020年に奇しくもウルトラマンAを名付け親に持つウルトラ戦士ゼットが主役の作品『ウルトラマンZ』において、合体怪獣に分類される(しかも、ヤプールの置き土産が切っ掛けで誕生した)デストルドスがラスボスとして登場した。


ちなみにウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟に登場した昭和ウルトラマンのラスボス怪獣の中では2023年現在で、唯一再登場できていない。スーツが大型サイズだったのがマズかったのだろうか。

ヤプールと言う意味では何度も登場している)


関連イラスト

最強JKジャンボキング


関連タグ

ウルトラマンA ウルトラ怪獣

ラスボス(ウルトラシリーズ)

超獣

ヤプール

UキラーザウルスUキラーザウルス・ネオ:ジャンボキングが最強超獣ならこっちは「究極超獣」。ただしこちらの登場はウルトラマンメビウスの映画であり、だいぶ時代が下った。

 

暴君怪獣タイラント:次回作の合体怪獣繋がり。ハンザギランやバラバ、キングクラブといった超獣のパーツも入っている(それぞれ腕・背中・尻尾)。

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