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287系の編集履歴

2023-05-29 10:41:18 バージョン

287系

にひゃくはちじゅうななけい

JR西日本が運用する特急形電車。山陰本線・福知山線系統、紀勢本線系統で活躍。

概要

JR西日本2011年より運用開始した直流特急形電車683系4000番台をベースに設計され、老朽化した183系381系の置換えを目的として投入されている。321系225系と同様の「0.5Mシステム」による全車電動車で、グリーン席・普通席合造車は初の「クモロハ」となった(クモロハ286形)。


2010年~2011年度にかけて福知山電車区に46両(4両編成×7本と3両編成×6本)が投入され、2011年3月のダイヤ改正から「こうのとり」「はしだて」「きのさき」「まいづる」で運行を開始。4両編成は「こうのとり」「はしだて」「きのさき」、3両編成は「こうのとり」の増結と「まいづる」での運用であるが、このうち「こうのとり」の運用は後に登場した289系がその大半を担当するようになり、287系は2往復で使われている。


さらに2011年〜2012年度にかけて吹田総合車両所日根野支所に51両(6両編成×6本と3両編成×5本)が投入され、2012年3月のダイヤ改正から「くろしお」で運行を開始した。「くろしお」の新宮駅発着列車を中心に運用され、3両編成は波動用編成として多客期に新大阪駅白浜駅間で増結運転される。福知山の付属編成が不足気味なため、足りないときには貸し出され混色になることも。

パンダくろしお

HC605編成・HC601編成・HC604編成(6両編成3本)についてはそれぞれ2017年(HC605編成)・2019年(HC601編成)・2020年(HC604編成)よりアドベンチャーワールドのラッピング仕様となった。


おおさか東線全線開業後の2019年には、期間限定で運転された臨時特急「まほろば」の運用にも287系が抜擢されている。使用車両は吹田総合車両所日根野支所所属の3両編成(波動用編成)。


2022年3月12日ダイヤ変更で本形式を使う特急列車が全て全車指定席とされた為、キハ189系に続いて本形式及び283系289系も自由席特急券で乗車出来なくなる。


なお、列車名の愛称表示に使われているフォントおよび幕の色はそれまでの183系・381系のトレインマークを踏襲しており、廃止された「たんば」「文殊」の幕も入っている(「こうのとり」は「北近畿」を踏襲しているが、実は「北近畿」も入っている)。


営業最高速度130km/h
起動加速度1.6km/h/s
減速度4.6km/h/s(常用最大),5.2km/h/s(非常)
歯車比17:96=1:5.65
駆動方式平行カルダン駆動・歯車継手方式
制御方式2レベル電圧形PWMインバータによるVVVF・ベクトル制御
  • WPC15A-G2(-M/S)
制動方式回生併用電気指令式空気ブレーキ・台車制御
台車軸梁式軸箱支持ボルスタレス台車
  • WDT67(動力台車)
  • WTR249・WTR249A(付随台車)
製造所近畿車輛川崎重工業

関連イラスト

JR西日本287系電車JR西日本最新鋭特急車両287系


関連タグ

JR西日本 特急

北近畿ビッグXネットワーク(JR西日本:山陰本線(嵯峨野線)・福知山線(JR宝塚線)、北近畿タンゴ鉄道(京都丹後鉄道):宮福線宮津線(宮豊線))/こうのとりきのさきはしだてまいづる

東海道本線JR京都線梅田貨物線)・大阪環状線阪和線紀勢本線くろしお

おおさか東線関西本線大和路線)/まほろば

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